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新時代のはじまりのはじまり【No.220】

ライバルだって手を結ぶ

時は幕末、慶応2年1月21日(旧暦3月7日) 京都 小松帯刀邸でのことでございます。


そこに揃うは数人の男。
どの者も血気盛んに荒ぶる体躯を静めつつも、
滲み出る気配は並々ならぬ覇気を纏っている。


それもそのはずである、この男たちはこの時点は仲間でなく、バッチバチのライバル。

  • 薩摩藩 西郷隆盛、小松帯刀

  • 長州藩 (木戸孝允)桂小五郎

  • 元土佐藩 坂本龍馬

ここまで書けば、もうおわかりだと思いますが、ここで行われていたのは、薩長同盟


薩摩藩は食糧に困っていたので、長州藩から米などの食糧を手に入れるために。
長州藩は武器などの武力に苦しんでいた、薩摩藩から武器などを調達して倒幕に。


薩長同盟はお互いの利害が一致していた両藩を坂本龍馬が結びつけたというのが俗説の一端ではありますが、その話には色々と眉唾なこともあるようですが、それもまた明らかになるより語られる物語を楽しむというのもよいかと。


この密談が、後の大政奉還→明治維新へと
繋がる新時代のはじまりのはじまり。


西郷隆盛がドタキャンしたり、桂小五郎が延々ごはんだけを食べる会などの紆余曲折がありながら最後は坂本龍馬が西郷隆盛を説き伏せて、
この革命が前に進むことから、坂本龍馬の活躍っぷりがクローズアップされるようです。


こんな歴史的大革命があった1月21日が、
ライバルが手を結ぶ日とされています。

ライバルが手を結ぶなんて、マンガだと胸熱な展開を考えると、真実は小説より奇なりですね!(ドラゴンボールだと悟空とベジータとか)


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。








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