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令和感染時代 《令和消毒時代(3)》

── 前回「令和のマスクマン」の続きです。

前回文末にやっと出てきた「… つまりは私のファミリーは、謂わば “感染が見えている” のです。…」という話。

すみません、これを言うために長々と書いてきたというのも事実なのですが、まぁ、それほどに言いづらく、また言いがたく、どうしても言いそびれてしまいそうなことです。


言い難し…

大半の方からは、ご理解どころか、人によっては嘲笑われたり、また人によっては、なぜか急に激怒して責められたりします。絶対音感とか絶対味覚とか、視力5.0以上とか有名占い師だとか、そういうのは怒ったりしないのに、なぜかこのような謂わば「超感覚」な知覚の話になると、なぜか怒り出す方が多い。

…私の友人などの中にも、そのタイプがいるのですが、なぜか怒るんです。と、そういう人も多く見てきて、いまでは大体の理解というか認識はあり、また多少の理由も把握はしています。友人や家族などであっても、このような話は、現実に人を選びます。Aさんにはすべて話しますが、Bさんには一部しか話せません。また、Cさんの前では一切話しません。

そういうものですし、そうでなければきっと生きてはいけない時代です。このブログサイトでは、今後も少しずつだけど、あくまでも自然に書いていこうと思っています。その前置きとして、消毒時代という主題で前回まで長々と書いてきました。

言いづらくてやっぱり長い前置きになっちゃいました。
いまはきっとこのブログサイトを見ている人は誰もいないことはわかっているのにも関わらず、こんなに言いづらい(笑)


表し難し…

はじめに申し上げておきますが、これを書いている「私自身」は、そういう分野に対する能力者ではありません。私のファミリーたちの話です。

いまはここでは「能力者」という悪魔の実を食べた海賊のような言葉の表現を使ったほうがわかりやすいので、そう書いていますが、このまま書き進めたなら「能力者」という表現がいかにふさわしくなく、地球的な限定観念による偏見的な表現であるということに、いつかたどり着けると思っています。

もう一から説明しないとわかってはいただけないだろうなぁと思うことも多いのですが、別に目的は「わかってほしい」ワケではないので、ただ淡々と書いていこうと思っています。なので、まずは前回の解答編的にコロナ禍の話をまとめてみたいと思います。

そう「… つまりは私のファミリーは、謂わば “感染が見えている” のです。…」と、先述しましたが、別に細菌やウイルスがヒラヒラパラパラ舞っていたりする姿を、あの日光に舞うホコリのように、視覚的に見えるということを言っているわけではございません。

それならばただの「顕微鏡アイズ」みたいな身体的特殊能力という漫画や映画のようなお話です。X-MENやファンタスティックフォーなどにありそうですよね。ああ、マトリックスにもそういうような描写が多かったですよね。

どうしても五感に添って説明したり、可視化して三次元的に視聴覚的範囲で“見える”表現でなければ、多くの方には伝わらないでしょうし、なによりも表せないですし、やるのならただの抽象的表現の映像作品でも作るしかないのですよね。それではきっと興行的にも大失敗してしまうくらいの駄作というか、SFでもファンタジーでも限界はありますよね。

雨水が一滴、手の甲に落ちたことを、電話先の相手に伝えるとしたなら、事象をそのまま言えば、きっと相手は想像して理解してくれます。しかし、その雨水がどのくらいの大きさだったとか、速度や感触など、実際の現実を伝えてはいないのです。

盲目の方がパソコンを覚える時に「ファインダー上に複数のウインドウが『重なっている』ということが、一番理解できなかった」というのを聞いたことがあるのですが、雨水ならもう直接会って、相手の手の甲に同じだけの水滴を落としてあげるしか伝える方法はないのですよね。


見え難し…

たぶん、前述した「怒る人」は、このような「伝達」や「説明」というものが、人間同士がきっと“本当にできている”と思い込んでいるタイプの思考や観念の方なのだと思えます。その範囲の外に及ぶ情報に対して、きっと対処するすべがなく、結果「怒る」という表現をアウトプットするのかもしれません。

さて、実際は、私が思うに「菌の形や姿を“見る”」のではなく、きっと「菌自体を“視ている”」とか「菌の存在を“捉えている”」とかの表現に近いのではないかという気がします。

実際、訊いて見ると、例えば肺疾患的な場合は、肺部分が暗く曇っているようにみえるそうです。そのように、新型コロナウイルスの感染に関しても、わかるのです。

例えば風邪と言えども、多種多様なウイルスなどもありますから、ここで菌の形を視ているのであれば、アジとヒラメの区別がつきにくいように、菌の容姿を視覚的に見るのなら、きっと誤認識が常につきまとうことでしょう。しかし、アジやヒラメやウイルスでも本質の性質やエナジーともいえる存在自体を捉えるのだったら、区別ができます。

例えばアジの実体はイエローで、ヒラメはブルーがかったホワイトのように、見た目は一緒(左右が反転)ですが、本質が異なるのだと思います。特に同じ調理法で同じ皿に盛られたなら、もう食べてみるしか判別不能です。

しかし、それもまた「絶対」とは言い切れません。アジもヒラメもたまに逆向きという例外もいるそうなので「形」だけでは判断できない。でも、漁師さんや仲卸や魚屋さんの方の中には、もしかしたら一瞬で左右関係なく区別がついてしまう方もいる可能性が高いですよね。

また、調理後でも、料理人や食べる人の中でも、食べなくても区別ができてしまう方もいるかもしれません。それらの方々は技術的に“見る”を鍛えたというよりも、長年の勘などのような感覚でしかなく、それを説明するのはまず不可能です。

先述の「怒る人」も、このアジとヒラメの超感覚になら、きっと賞賛や関心というある意味で敬意を表現するかもしれませんよね。しかしウイルスではどうでしょう?

その違いは、もしかすると「見える」か「見えない」という基準にあるのかもしれません。…とはいえ、今日のお話は「怒る人」の分析などではありません(笑)


信じ難し…

今回の最後の節として、つまりは視覚的に「見える」ではないので、詳しく言うのなら「感染が見える」という表現には誤りがあるということです。それがわかりやすい話をいたします。これも前回多く出てきましたが「○○さんが…」というくだりです。

…「○○さんにばったり会って、結構長く話が…」「ゴミ出し行ったら△△さんが来て、マスクしてなくてさ…」「今朝もドア開けたら〇〇さんが居てねー〇〇さんよく居るなー」…

—— この話に続きますが、そこで「最近、○○さん、よく散歩してるよね」というと『あぁ○○さんはもう感染してるから、気をつけないといけない』という返事が返ってきます。「えーそうなんだねぇ」と、そして「じゃあ△△さんはどう?」「あとは◇◇◇のグループでは皆さんどうかな?」などと、私は質問します。

すると『△△さんはまだ大丈夫だね』『◇◇◇グループ内では、CさんとPさん…いや、ほぼ全滅だけど、Lさんだけがかろうじて今は感染してないかな』などなど返答が返ってきます。

『無自覚な方が多いからね。Qさんとか2月頃に高熱とかで欠席されてたけど、あれもご自身では気がついていないけれどコロナウイルスだよ』「あーあれは確かにね。私もそう感じてた」

「奥さんがすごく気にされて、ご主人が対策をしてくれないと、なんども相談してきてたけど、Vさんたちはどう?」『もうあの時点でご主人は自宅にウイルスを持ち帰っていたわけだけど、結果、家族全員にうつしちゃったよね。もちろんお子さんも。』

『できるだけのことは伝えていたけれど、結果、周囲に流されて学校も会社も通勤もすべて自粛しなかった。それが選択なんだ。』そう、私も含めてVさんには十分に伝えていた。けれど皆、それぞれの日常の中で、平常に流されてしまう。非常事態でも緊急事態でも、仕事や友人やママ友だとか親族だとか「どうするー?」「いくよねー?」とか言いながら、本当は自分の中で感じている不安に気がついているのに、自らそっちを撰択してしまう。

感覚では本当は気がついているのに、結局は、自分を信じるって難しいことですよね。


おわりに

はい、この話は一旦、ここまでにしておきましょう。

話を戻しますが、そうなんです「感染」がわかっちゃったりするんです。そしてそれは視覚的にというわけではないことがお分りいただけたと思います。どこにいても遠隔でもリーディングできるということです。よく「お化けを見た」と言いますが、目で見なくても、つまりはみえるわけです。

そして今回の話で言えば、ウイルスも生命体でもあって、エネルギーによって個性もあるということでもあります。またエナジーは意思も意志もあるものです。しかし、この新型コロナウイルスは、自然生命体とは異質な“なにか”のようです。(それはまた別の機会にでも)

でも、まぁ、もちろん誰だって、どうやったって同じ地上の空気を吸っているわけですから、少なからず体内に菌やウイルスが入らない人は皆無なんですよね。もちろん、なんだって例外や奇跡的な可能性はどこにだってありますけどね。

このところ続けて書いたこれらの内容は、ある意味で自己紹介的な意味もあって書いてみました。感染などの話も、もっといろいろとありますが、これを機に、今後はそういうことなども自然に普通に掲載していきます。

特別なことという表現でなく、当たり前のことという視点からです。今回までは一応、説明という意味で、あえて異質な視点から書きましたし、また、だからこそ表しにくくて、言い出しにくくて、どんどん遠回しになったりして長くなっちゃいました。

おわかりだと思いますが、なにも「感染」だけの話ではないです。様々な話を掲載していこうと思っていますが、あくまでも“誰かの役に立つのなら”という意図で、私としてはとても大切なことをみんなにも分かちたい気持ちなのです。

ということで、またいつか、もっと詳しくこのような話も掲載しようと思っています。そうだとしても全てが伝わるわけでもないでしょうし、また、すべてを書き出そうとも思っているわけではありませんし、基本的には私の個人的な話ですから。

ここまで読んでいただいた方がもしいたのなら、ありがとう存じます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

20210302









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