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令和消毒時代 《令和消毒時代(1)》


感染症流行下でのお買い物

写真は、注文していたiPadが届いた時のものです。公式よりオンライン注文で刻印もしたからなのか、本体は一ヶ月かかりました。

購入時は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言下。我が家では宅配便などの郵送物は一貫して「置き配」にしています。

今回もまず、高価な精密機械のiPadを玄関前に数時間放置するという所業に挑んだわけですが、無事受け取ることができました。日本でよかったです。


待ち望んでいたので、とても嬉しかったのですが、iPadが届いてまず!なにをしたのかというと。。。

もちろん、消毒です!

iPadに消毒液を吹き付ける!パッケージを次々開けては吹き付ける!

我が家では、郵便物から電化製品も野菜や食料もすべて、長期放置&消毒を必須としています。

無論、iPad本体もスプレー吹き付けはさすがに怖かったので、シートで拭いて消毒しました。

新品iPadまで消毒するほどに(壊れたらって思いながらもシュッとスプレー)我が家は、かなり強力に消毒の徹底をしているタイプのファミリーです。


消毒時代の到来

今回はiPadの納品でよかったですが、これが例えば「納車」だったなら… とか、考えると怖ろしくなります。たぶん納車時には誰かが乗車して車を持ってきてくれるわけですから、尚更という感じで、たぶん2〜3週間くらいは「放置」することでしょう。

その後、車内にはスプレーと拭き掃除。外部車体も拭き拭きしてやっと乗車するにしても、外出先で一度でも外へ出たなら、帰宅後に全消毒です。という、もしも納車だったならという予想が浮かびます。

iPad程度で済んでとてもよかったです^^


重度正義中毒社会

日本で言う、通称「コロナ禍」が長引くにつれて「マスク警察」さらに最近では「不織物マスク警察」や「二重マスク警察」などというスラングがはびこってしまっています。そしてその進化の行方は「反マスク主義」「コロナは風邪だ思想」「コロナはインチキ思考」なども現れて、もう現代人の脳がどれほど暇なのかとかがうかがえますね。

正直に、私もそういった謂わゆる「自粛警察」「正義中毒」とカテゴライズされてしまうような方々の思考や行為は好みではないです。

しかしまた、それらを批判しすぎる反対派のような「マスク反対活動家」や「withコロナ思考停止派」のような方々のほうがさらに増して「重度正義中毒」にも感じて、好みではない以上にコワイです。

なぜ皆、わざわざ自分の主張を、わざわざ公言しなければならないのでしょう。また、公言は良いとしても、なぜわざわざわざわざ異論に対して、敵対する行為に陥ってしまうのでしょう。

昨今では「文句を言わなければ世界は変わらない」とか「誰かが言い続けなければ…」だとか、そういうことをつぶやいている人を多くみかけます。世代的には若年層が主体だと認識していますが、中年から高齢とも言える40代〜70代くらいの方も、わざわざ言葉にする方も増えています。


つぶやき戦争時代

X(元Twitter)という商品のメインコンセプトそのものであることは間違い無いですが、まんまとみんな主張をすることが良いことだと思っているように感じます。

まるで納豆が体に良いと聞けば納豆を食べ始め、イソジンが良いと聞けば…などと同じように、皆が皆「ヨイコト」を無責任に自己主張しているように捉えることができると思っています。

そこには、私は、特に昭和からの日本の教育と社会の在り方が根底で関わっていると感じています。あともうひとつあるのは「共感」と「評価」というものも重要なポイントなのですが、まずは「教育」という方向に進んで書いてみたいと思います。(めんどくさくなったらそこでほったらかします 笑)

ここではあえて「昭和からの日本の教育」と述べましたが、じゃあその教育が結果的に現在のような「正義自衛団」の乱立や「つぶやき戦争時代」の到来の一旦を結果的に関わったと言えるのか、もしくは逆説的に、そもそも「教育」の構造自体が、そのような「現在」のような思考社会になるために、教育が生まれたのか?

卵が先か?鶏が先か?的な話ですが、それこそ「あっちは間違い」「こっちが正しい」などと決めつけずに、両側を取り上げて思案していくことが大切ですし、そうじゃなきゃ思考や探求というのは、それこそ人生というのはとても狭くなって、つまらなくなるものだと思えてしまいます。

では、掘り下げてみましょうか?と言いたいところですが、それはまた未来に託して、今日のお題としては「消毒時代」について、まずは書いてみたいのです。

しかし、この話は長い話になる可能性があると感じながら、まず大多数には理解されないことでしょうし、ましてや前述のように、まさに○○警察や○○自警団かなんかの方々にリンチにあってしまうかもしれないですが、なんていうか、ここがそのような方々には見えない場所だったならいいなぁって思っています。

・・・とはいえ、今回も長くなってしまったので、この辺にしておこうと思うのですが、まだ本題に触れていません。(笑)なので。── つづく


20210225



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