こんばんは。 少し更新が滞ってしまいましたが、 今日も今後に生かすため、しくじりを前向きに記したいと思います。 とはいえまたもや、処方ミスです。 前回、処方を変更したことが頭に無く、前々回の Do処方をしてしまい、 患者さんからの申し出で発覚するという。 完全に、信頼を失う行為です。 またもや別のしくじりとしては、 午前中に問い合わせがあった患者さん、 家庭医としてそう頻繁に遭遇することのない症状があり。 みてもらえるかという問い合わせで、 みるから来てくださいと答えたが
ハロー。 私は医学部卒後20年目を間近にして、いまだに今後の道を模索中であります。 今日はそのことについて。 私は、プライマリ・ケア連合学会認定の家庭医療専門医をもっていますが、 いわゆるサブスペシャリティ、スペシャルインタレストが定まっておりません。 温泉療法医、プライマリ・ケア医のための基礎医学、社会医療学等、 勉強して極めたいと思うことは色々あります。 けれども、いわゆるザ・サブスペシャリティの 感染症、緩和ケア、メンタルヘルス、ウィミンズヘルスなどには、 正直一つも
今日はなかなかの長文となりましたが、 よかったらお付き合いください。 今日のしくじり④の患者さん。 よく話す高齢男性患者さんなのですが、 愚痴が多いと書きました。 不平不満を持ちやすく、他人の非に意識が向きやすいタイプと分析しています。 その方はとても珍しい病気を持っていて、生活保護を受けながら、なんとか一人暮らしをしている状態です。 その病気のかかりつけの先生が、車で20〜30分ほどかかる近所とは言えない距離の病院(A病院としましょう)にいます。 先日、その病気と
今日のしくじりはまたまたお決まりの…処方ミス。 しかも単純な日数まちがい。 前回、ある女性患者さんに、 来週の予約日までの日数より少なく薬を出してしまい、 予約日の1週間前にあたる今日、 その患者さんが予約外で来られました。 お呼びする前はなぜ来られたか看護師さんにもはっきり言わなかったようで、 予約外だからかなり待たせてしまったのですが…。 まったくできた人格の患者さんで、 「私も確認しなかったので」 と言わせてしまいました…。情けない。 以前にも同じことをしてしまっ
ごきげんよう。 今日は温泉関連の学会を調べました。 いくつかあるようですが、注目したのは2つ。 1つ目は、昨日共有した本の著者が入っておられるこちらの学会。 「日本温泉気候物理医学会」 定められた講習の受講と一定の会員歴があれば取得できる、 温泉療法医 と さらにそこから試験を受けて合格すれば取得できる 温泉療法専門医 を認定している学会です。 それからもう一つが、 温泉学会。 こちらは、専門職ではなくても、温泉愛好家でも入会できるようですが、 入会にあたっては推薦者2
やっぱり人は、一つの道を極める必要があると思う。 プライマリ・ケア医みたいに、なんでも広く浅くみます、という医者ももちろん必要だけど。 それがそのまま一つの道であることは、たしかなんだけど。 昨日まで1泊で箱根に行って、 大涌谷のジオミュージアムで、 温泉の効用なんてものをみた時に、 私は温泉博士になろうと決めました。 これから、温泉博士になるためにしたことを、 こちらに記録しようと思います。 思い付きですが、何だか色々と想像したら、わくわくしてきます。 ペンネームも
おはこんばんちは。 思いつきで、日常生活のお話を始めます。 我が家は夫と未就学児の3人暮らしですが、 テレビをほとんど付けません。 特に朝は時計代わりにもなるので、 子がもっと小さい時には、Eテレを付けていましたが、 ある日、みる?と聞いたらみないと言ったので、 それからは朝も付けなくなり。 とにかく、何も観たい番組がないけどとりあえずテレビを付けることがほぼありません。 何が言いたいかというと、そのおかげで睡眠時間が早くなり、 自然と早起きするようになったというこ
今日は、自分が無知であることを知りました。 何となくわかったようなつもりでいた、患者さんの疾患を改めて調べました。 そう考えたらしくじりではないけれど、 今までの無知はやっぱりしくじりです。 もっと、自分が知らないということに敏感でいなければと、初心に帰るつもりで、 肝に銘じます。
今日は非常勤の病院外来。 高尿酸血症でかかっている男性患者さんが、 健康診断で再検査・精密検査の通知が来たからと予約外受診をされました。 ついでに、背中も痛いから見てほしいと言われ。 背中はなんともない、体性痛だと思い、 ひとまず、血液検査の再検査。 その後、飲んでいる薬の副作用を調べたら、 横紋筋融解症とありました。 血液検査の項目を確認したら、 案の定CKが入っていない。 センスないなー、背中痛い人にCKいれないの、 センスないなー自分。 と思ってしまいました。 横
昨日、すっかり更新しそびれましたが。 今日は書きます。 このことを、スルーしてはいけないと思い、今日書きます。 それは。 先日、HbA1cを9カ月検査しそびれて9%台に上がっていた患者さん。 先週、突然亡くなってしまいました。 A1cが上がっていたことと無関係とは言えないでしょう。 身内のいない方でひっそりと看取るのみでしたが。 もし大切に思う家族がいて、カルテ開示などとなったら‥‥‥私の落ち度に弁解の余地なし。 明るみになってはいませんが、 これは大変なしくじりです。
患者さんの中には、話好きというか話し始めたら止まらない人もいて。 私はなるべく遮らずに聞くようにしてるんです。 ある在宅の患者さんもそんな人の1人で、 男性なのですがよく話し、その大半は身内の人や他で見てもらった先生の愚痴なのですが。 なるべく我慢して聞いていました。 ある日のその患者さんの訪問看護記録に、 「今の往診医は話は聞いてくれるけど、あまり診てくれない」 との記録がありました。 確かに話は聞いていたけれど、 どこで切ろうか、という切り時を考えながら聞いていて、
通常はオープンにしないような医者のしくじりを、自分自身の戒めのために記しています。 4コマ漫画を読むように斜め読みしてもらえたら嬉しいです。 今日はよくある処方ミスについて。 よくあると言ってはいけないのですが。 3錠分3の薬を2錠分3と入力して、薬局から問い合わせ→訂正。 この程度ならまだしも。 先日は、患者さんに増やしますねーと言って増やしたつもりの血圧の薬が増えていなくて、 一度薬局で薬が出された後にそれに気付き、 待たされるのを嫌がった患者さんが、 もういらない
今日は午前勤務の日。 平和にランチタイムです。 そこで、先日のしくじり。 足のひどい浮腫みが続く恒例の女性患者さん。 心機能は調べたところ、問題なし。 腎機能も肝機能も問題ないようで、原因不明のため、 他院紹介し、両下肢MRIを実施しました。 その結果、 腹部に大量の腹水がたまっていることが判明。 MRIを撮らなくても、お腹をみればわかること。 これ、医者にとってすごく恥ずかしい。 やってしまいました。 せめて、検査を依頼する時は、 全身の一通りの診察、システマティッ
少し前に、日々のしくじりをnoteに書こうと決めました。 今日は平和で何もないなー、 昨日までのネタで書こうかなーと、 午後外来を終えたところ。 ありました。 今日、血液検査をした在宅患者さんの結果が返ってきました。 しばらく測っていないからと9カ月ぶりに測ったHbA1cが9%台。 9カ月前は6%台だったのに。 その半年前に薬を切ってからずっと落ち着いていたのに。 毎回、変わらなくてもきちんと検査をすることの重要性を当たり前ながら痛感。 あわててメトグルコ500mgを処方