気弱な女性も『毒母・毒妻』になる
『毒母・毒妻』と言うと支配するなどのイメージが強いので、
毒母・毒妻=気が強い
と思いがちですが、実際は気が弱い人も毒母・毒妻の要素があります。
私も以前は思い違いしていたのですが、大人になり自身が成熟してくると人に対して理解が深まり、親に対しても客観視できるようになって、よくよく振り返ると毒母の実母は気が弱くて一人では何もできないから、愚痴や不満をいいながら、時を無駄に過ごすことしかできなく、自分で人生を改善できなかったんだと思います。そして、そんな毒母のような女性は、意外にもそこいらじゅうにいるんだなと実感してます。
気づきにくい毒になる『母や妻』
気が弱そうで、自己主張をきちんとできないタイプの女性は、
自分に関心と興味を持ってほしい構ってっちゃんが多く、
心の中で
『自分をわかって』といつも念じてます。
大人になっても結婚しても気弱で精神的に自立ができておらず、成熟度が足りていないため、家庭や子どもの問題を解決できず、むしろ、自分の問題ですら解決できず、家族や関わった人が心理的苦労を掛けられるので、『実は毒母・毒妻』になりやすいです。
このような人は大人しいのではなく、ただ自分の意見をきちんと発言できないだけであったりします。まるで、サイレントキラーのようです。
私の周りにもいる( ゚Д゚)と思った人も多いはずです。
用心してください。何かと因縁つけてきます。
子どもに過剰に期待する
気弱な毒母は、いつも心がビクビクしていて、心配と不安でいっぱいです。
話題が常に夫や子どものことで、家族を物凄く心配している『いい母』『いい妻』のようですが、よくよく傾聴すると、母や妻としての役目や役割を果たせず、家事手伝い・パート・仕事・業務をしているだけで、自分の課題が先送りされてるので、不安が募っているだけであったりします。
そして、そんな気弱な自分を安心させてくれることを家族や周囲に期待しています。このような女性は結婚生活の途中で夫から鬱陶しがられ、自分の期待を夫に満たしてもらえないので、自分の期待の矛先が我が子に向かいます。
もちろん、夫や子どもに期待するのは自分の心配と不安を払拭してくれることです。自分の事しか考えられないのが特徴です。
妻や母が気弱で『メンヘラ』
別段、用事もないのに関わってきたり、仕事中なのに頻繁に連絡してくる。
誰も何にも尋ねてないし、聞いてもないのに、自分語りを始める。
会話の主語は必ずいつも『自分』なのが特徴です。
そして、話しは、聞き返してあげないといけないような語り口調なのが特徴です。相手との関りが途切れないようにするのに必死です。
それを放置したり、無視したりして構ってあげないと、『構わない相手』を悪者にして、自分は被害者の立ち位置になり、被害者の自分に構うべきという欲求がエスカレートします。そんなことしたら、余計家族が自分を嫌になることに気づかない。自分しか見えない。のが特徴です。
同化しようとする
とにかく、気弱なので一人で何もできません。
誰かいないと何もできないのです。
誰かに『どうにかして』といつも思ってます。
このタイプはいつも同化する相手を探してます。
子どもが、同化のターゲットになることもあります。子どもがターゲットの場合、子どもの自立心や自主性に便乗します。子どもが親離れをしようと親に距離を置くと、その距離を縮めてきます。
とにかく、鬱陶しいのが特徴です。過干渉になる親です。
毒母が近づくのを子どもが拒否すると、毒母がいじけるので、優しい子どもほど罪悪感を覚えてしまい、親離れの機会を親から潰されます。
気弱なので夫婦が泥沼の関係
気弱な人は、自分で行動できません。
なぜなら、
自分の不安というネガティブな泥沼にハマってしまってるので、行動ができないのです。しかも、そこから抜け出すために誰かにしがみつこうとします。しかし、泥沼です。そう簡単に抜け出すことはできません。
なので、抜け出せないとわかると、一人じゃ嫌だと、相手を泥沼に引きずり込もうとします。
現実的表現をするならば、不安を共感してほしいと望むのです。
・辛い自分を慰めてほしい
・苦しい自分を慰めてほしい
・そんな自分の状態を理解してほしい
・ネガティブな気持ちを受け止めてほしい
と相手にすり寄ってくるのです。
(こうなると、もう、ホラーですねWWW幽霊や妖怪って人の心理?ってたまに思ってしまいます。)
こんな泥沼の夫婦の関係性の中で構築される家庭とは?
子どもが愛情不足になるのは当然で、子どもは安全基地を失い、徐々に愛着を失っていきます。愛着障害になっていくプロセスを歩みます。
気弱な毒母の泥沼のような家庭の出来上がりです。温かい家庭があるなら、やはり、冷えた家庭も寒々しい家庭もあるのです。
このような環境の中で育つ子どもは、徐々に気力も体力も失っていくので、食欲を失い、睡眠の質も低下し、不規則な生活になっていきます。
朝も起きれず、能力が低下していき、スポーツにも身が入らず、ケガや病気をし不調を抱えやすくなります。
そして、また毒母の不安が募るという負のループを繰り返すのです。
子どもを信じられない
気弱な母親は子どもを信じることが出来ません。
自分自身が気弱で、ずっと他力本願で人生を歩んでます。その自分が育てた子どもを信じられるわけがないのです。
自分を信じられない母親に育てられた子どもが、しっかりと自分を信じて生きていく力を存分に発揮できる子どもに育つ可能性は極めて低いです。
実際、気弱な人の話を傾聴していると、夫や子どもに対する不安感を募らせている人の独身時代は彼氏に依存して利用されたり、騙されたり、仕事も腰掛け程度であったり、社会に適合できてなかったり、と結婚前から毒妻・毒母要素が見受けられます。
自分も夫も子どもも信じられず、お金や世間体やデータだけを信じて、それに基づく内容で自分の不安を払拭できるような手堅さだけを信じて、子どもの可能性を潰す毒母もいます。
相対的にコミュニケーションをとれない人が多いです。
注:本人はコミュニケーションをとれてると思ってます。
健全・円満・円滑・良好という人間関係を構築することが身についてないですし、信用や信頼という用語は知っていても、それを理解し、体得し、活用はできないていないです。信用を得るための言動をし、信頼関係を築くということを知りません。