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株式会社ユニコーンレーシング創立者&CEO。外国産馬専門の地方共有馬主クラブ創立者。ファンの皆様から関係者に至るまで、競馬関係業務をお手伝いするサービスをご提供させて頂いています。

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ゴールデンゲートフィールズ競馬場の閉場

    • 海外の事例から考える、競馬業界へのいざない

      文化的な側面からか、アメリカはオープンにする傾向 アメリカの競馬メディア・TDNで、NPO法人・Amplify Horse Racingの取り組みが報道されました。同団体は、ゴドルフィンフライングスタート卒業生等が立ち上げた、主に若い世代に対して、競馬への興味喚起と、業界への就職をサポートするものです。 こういうサービス、昔からあったら人生変わったなぁとしみじみ思いますが、アメリカ競馬界も、人材が足りず苦労しています。ケンタッキーにある、生産牧場を訪れた際にも、業界が長いオ

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      • 競馬は気軽に楽しめるもの。さあみんなで

        • 大きな議論となった、上げ馬神事について思うこと

          三重県・多度大社で伝統的に行われてきた、上げ馬神事。そこで、上げ馬に参加した1頭の馬が、結果として安楽死となったことで、大きな議論を呼ぶことに。 アベプラ大好きな私は、毎日ABEMAプライムを観ていて(時差の関係でリアルタイムが難しいので、いつも録画ですが、最近は全部観てます)、時にひろゆき氏の痛快なツッコミに笑ったり、あおちゃんぺちゃんの、見た目とのギャップが大きい、的を射たコメントに感心したりしています。 今回は、たまーにある動物関係、もとい馬に関する内容が議題に上がっ

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          種牡馬にタッチしちゃった件についての私論

          エポカドーロ。新ひだか町・田上徹さんが生産した、皐月賞優勝・ダービー2着の優駿です。 3冠馬・オルフェーヴルの後継として、血を繋いでいけるかどうか、注目が集まるところです。 皆様ご周知の通り、そんなエポカの周りがざわつくことになりました。 本件に関して、モヤモヤしているところを述べますが、【誰も庇いませんし、責めるつもりもありません。できるだけ中道的に私見をまとめてみたいと思います】事の発端は、ある牧場従業員さんが、アロースタッドにてエポカドーロを見学した際に起きたこと。

          種牡馬にタッチしちゃった件についての私論

          ここ最近思うこと・感じること

          久しぶりのNoteです。 日本はオリンピックたけなわ。あっという間に、あと4日間で終了。 その20日後に、パラリンピック開幕。4年に一度のスポーツの祭典が、新型コロナウィルスの影響で1年延期になったりと、ご存知の通りイレギュラー中のイレギュラーの中での開催となっています。 この間、様々な問題が起こり、開催できていることが奇跡。あとは、コロナが早期収束し、再びの自由を獲得できることを祈るばかりです。 日本競馬は、今まで競馬を止めることなく開催できていて、本当にすごいことだなと

          ここ最近思うこと・感じること

          いま挑戦していること

          コロナ禍の中、仕事関係で一番つらいのは、アメリカ国内でも、移動制限されていることで、自由に競馬場やセリ会場を行き来できないこと。 特に多様な考え方を持つ米国市民。これだけマスクの重要性を喧伝されていても、「オレはマスクつけないぜ〜」とか、身体に合わないとかではなく「ワクチンなんて打たなくても感染しないぜ〜」という人々が一定数おり、飛行機を降りた瞬間にマスクを外す乗客もいるようです。

          いま挑戦していること

          大きな喪失感と大きな期待感

          最近の日本競馬界を襲った衝撃的なニュースのひとつは、間違いなくビッグレッドファーム・岡田繁幸氏の訃報でしょう。 岡田総帥とは、一度ケンタッキーで夕食をご一緒させて頂いたことがあります。 同社社長・岡田絋和氏、柴田大知騎手、他数名のスタッフさんを連れて、ファシグティプトン10月セールに参加されていた時でした。

          大きな喪失感と大きな期待感

          競走馬に関わる事故について思うこと

          私が競馬を見始めた頃と違い、今は田舎の馬産地で起きていること、地球の裏側で走っている馬の情報が、瞬時に世界中を駆け巡る時代になっています。 おかげで、知りたい情報はすぐに手に入りますし、知りたくないことまで耳に入ってくる。特に、渦の中心に近ければ近いほど、その激しさは度を増している気がします。 競走馬は、見る人間に夢を与えてくれる一方、亡くなったときの喪失感たるや、やるせないものがあります。 私も前職時代に大きな後悔があります。

          競走馬に関わる事故について思うこと

          競馬界に入りたい人へのアドバイスその3

          note、まだ初めて少しですが、私目線の「これ、もっと若い時に欲しかった…」と、自分でも思える内容で、競馬業界に入りたい人へのアドバイスを綴らせて頂いています。 多分、私も、若い当時に、過去2回投稿した内容を真に受けて行動していたら、人生はだいぶ変わっただろうと思います。少なくとも、無駄にする時間は省けたし、もっと有意義に過ごせたと思います。 が、後悔という後悔までには至っていません。回り道はしましたが、結果として、視野は広く持てるようになったし、自分自身を競馬界に限らな

          競馬界に入りたい人へのアドバイスその3

          競馬界に入りたい人へのアドバイスその2

          その1、お読み頂いた皆様、ありがとうございます。意外と「なんだそんなことか」と思われるレベルの話ですが、これがあるとないとでは、その後の広がり方に大きな影響を与えます。ぜひ取捨選択に熟考頂きたいと思います。 引き続いて、以下も競馬界に入りたい方へのアドバイスなお話を続けます。

          競馬界に入りたい人へのアドバイスその2

          業界のお仕事をしていて思うこと

          この写真は、コロナ禍に入る前にサンタアニタ競馬場の調教を観に行った時に撮ったもので、写っているのは、調教師さんたちです。元気にしているかなぁ… 私がこの世界に足を踏み入れた時、「あれは(これは)企業秘密だから」と言われた内容・事象が多々あり、知らない私は「ふーん」と思いながらも、それに同意していたわけですが、今考えると、ちょっと調べればわかることばかりでした。特に、今の情報化社会の中、検索が得意な人がググれば、多分10分くらいでわかるようなこと。 それではなぜ、秘密、と言

          業界のお仕事をしていて思うこと

          競馬界で働きたい人へのアドバイスその1

          私は、中学生の頃から、競馬の仕事がしたくてたまりませんでした。 高校を出たら、牧場に入ろうと思い、当時の週刊ギャロップに掲載されていた、某G1馬の生産牧場に応募を考えていました。 結局のところ、父になだめられ母にすかされて、大学へ進学することになったわけですが、いま振り返って思うことを、特に後進の皆様にお伝えしておきたいと思います。 以降は私の一意見ですが、間違いなく役には立つと思いますし、アンチの方に安易に荒らされたりする環境を作る必要もないと思うので(不快ですし)、以下

          競馬界で働きたい人へのアドバイスその1

          心。

          初回を、何を中心に書きとどめようかと考えましたが、「心」としました。 個人的には、1番大事なポイントだと思っています。なぜなら、競馬界での仕事のみならず、一般社会で生きていくにしても、絶対に必要な要素だからです。 私は、メンタリストでもなんでもありません。コーチングも出来ないし、根性論も振りかざせない人間です。 ですが、これだけは言えます。 良い心のない人に、良い仕事はできない 世界に太刀打ちする人材に必要なのは、確固たる哲学。これに尽きると思います。 また細かい話は、

          はじめてのnote

          皆様はじめまして。 私はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に、競馬関係の仕事をしております。全世界、コロナ禍で大変な最中ですが、皆さんお元気でしょうか? 2020年は、新型コロナウイルスのおかげで、計画していたプランが全てご破算に。 皆さん同じですよね。仕事も旅行もプライベートも、たかだか0.1 μm のウイルスのために全てを台無しにされ、ご家族を奪われた方もいらっしゃいます。私も、最近友人を1人失いました。 20年始めには、まさかこんなことになるとは誰も想像できなかったと思い

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