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1ページ目:『映画監督』を知る

私の中の監督像

「この監督の作品はええよ!」
「やっぱり監督がすごいからな!」
「個性があって風情があって監督まじをかし!」

語彙力の無さは承知の上ですが、映画を愛する人たちの中には、映画の楽しみ方のひとつとして、 "監督から作品を選ぶ" ということがあるかと思います。
映画監督は、作品の個性を作る要因の1つとなることもあり、その個性に魅了されファンがつくなど、業界や作品にとってとても重要な役割です。

一方で、私の中の映画監督というと、なんか取りまとめて、「カット!」「アクション!」「いいね~今のいいよ!」って言う人、みたいなイメージでした。

しかし、監督について語ることができる人と出会う機会が多くなり、なんとなくで済ましてしまうには勿体無いんちゃうやろか…、と考えるようになりました。

映画監督の役割を知り、その存在意義を再確認することで、映画の楽しみを増やしたい!

ということで、久しぶりの投稿となってしまいましたが、今回は、テーマを『映画監督』として、学んでいきたいと思います。
※記載している内容は、実際の現場とは異なることがあるかもしれませんがご了承ください。

映画監督とは

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映画監督とは、ずばり "映画製作を取り仕切る人" です。
複数名で何かを成し遂げようとする際に、個々の特性や役割を知り、己の信念のもと、ゴールを目指して引っ張る、そんな役柄です。

一方で、全権を託されたトップ・オブ・トップかと言われると、そうでもないみたいなんですね。

一般的に、映画製作における最高権力者は、『プロデューサー』と呼ばれる役柄の人で、そもそもの企画やお金の話、監督選びなんかは、この『プロデューサー』に決定権があります。

脚本家や俳優、キャスト選びなども、一般的には、『プロデューサー』が行うようですが、実績や経験のある監督の場合、これらに関して、監督自らが行うこともあるそうです。中には監督自身が脚本を描くことも。

そのため、監督自身の考え方や個性によって、同じ企画でも最終的に出来上がる作品は異なってくる、と考えることができます。

また、一人の監督は、一般的に複数の作品を手掛けることとなるため、題材の違う作品でも、どこか似ているところがあったりなんかもします。

実際に、私自身も監督の個性を感じたことがありました。

2016年に公開された『メッセージ』という作品。

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出典:映画.com

友人と映画を観るか!となり、そのタイミングで公開されていた映画の中で面白そうだな、となり観ることになりました。

その後、2017年に公開された『ブレードランナー 2049』

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出典:映画.com

こちらは、新宿で終電を逃し、ミッドナイトショーに足を運んだ時に、面白そうだなと思い観てみました。

観ている途中、「なんかこの演出とか音楽の感じとか、見覚えあるし聞き覚えあるなー」と思うことがありました。(なんとか表現したかったのですが、語彙力の無さから諦めました。ごめんなさい。。)

観終わった後、気になったので監督を調べてみると、どちらの作品も『ドゥニ・ヴィルヌーブ』という監督が手掛けた作品でした。

このように、監督の個性は、作品の中に散りばめられていることもあるため、自分の好きな作品振り返ってみると、同じ監督だった!といったことがあるかもしれません。
また、好きな作品を手掛けた監督の作品であれば、同じく、好みの作品なのかもしれない!とも考えることができます。こうして、冒頭に述べていた"監督から作品を選ぶ"ということに繋がっていくのだと思います。

ここまでで、映画監督とは作品を作る上でとても重要な役割であることを再確認することができました。

映画監督から作品を選ぶ

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では、実際に "監督から作品を選ぶ" にはどのようにすればよいのでしょうか。

いくつか方法があるかと思います。まずは、自分の中のリトル自分に問うてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

私もリトルかつきに問いただしてみたところ、『スティーブン・スピルバーグ』『マイケル・ベイ』、日本人ならみんなが知っている『宮崎駿』という答えが返ってきました。さらには、監督を意識するようになってから観た『ダーク・ナイト』を手掛けた『クリストファー・ノーラン』も回答の中にありました。

これらの監督は、世界的にもかなり有名な監督ですので、一度、手掛けた作品を追ってみても良いかもしれません。(驚くことに、これ以外、ぱっと出てくる名前がありませんでした。精進します。)

次に、誰かにおすすめの監督を聞いてみることも、方法の一つではないでしょうか。

残念ながら、私はまだまだ映画監督に詳しい人ではないので、「この監督の作品がおすすめやで!」と胸を張って紹介することは難しいです。
知ってる人でいいから教えて!と言われても、これまで挙げてきたように、5人止まりです。(精進します)

これは、映画監督に詳しい人と出会うことができる場に出向くことが近道です。
我々の主催イベントや数多くある映画イベントに参加してみる、映画監督について執筆されている記事を検索してみる、といったことを試してみてはどうでしょうか。

最後は、年に数回実施される映画賞や映画祭の監督賞受賞者から追ってみることもはいかがでしょうか。

最近のお話でいくと、2020年アカデミー賞では、『ポン・ジュノ』がアジア人として2人目となる監督賞を受賞したことで話題となりました。
アカデミー賞は、100年近い歴史があるので、歴代の受賞者から追っていくだけでも、多くの監督を知ることができます。

また、映画賞や映画祭は複数ありそれぞれ特徴があるため、それぞれの受賞者を追ってみると、より監督の面白さを知ることができるかもしれません。
(映画賞や映画祭の特徴は、別の機会に学んでいきたいと思います。)

他にも、書籍や雑誌などに記載されている内容からも監督は知ることができます。
書店に行った際は、映画監督を意識して見回ってみてください。きっと新たな出会いがあるはずです!自分にも言い聞かせています!


今回は、『映画監督』を知るをテーマに、調べた事や既存の知識などをまとめてみました。
Google先生に映画監督について聞いてみると、数多くの情報を得ることができました。そして、繰り返しにはなりますが、映画監督の重要性を再確認することができました。

本記事をきっかけに映画監督についてもっと知りたい!と思っていただけたなら本望です。

ということで、今回はここまでとなります。引き続きシネマニアへ歩みを進めていきます!また次回もお楽しみに!

参考

Wikipedia
ciatr
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