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退職勧奨されました。~退職勧奨を受けた日の事~

9月7日。
退職勧奨を受けた。


オーナーと私は、5年前から不仲だ(理由は、改めて書く予定)。


だから、オーナーが私を辞めさせたいと思っていたのは事実。
でも私は全業務を一手に引き受けている立場で、仕事も一番解る。
私が居なくなったら、仕事はまわらない。
(自惚れじゃなく、単に零細企業なので。)


だから、まさか実際に退職勧奨されるとは思っていなかった。
「アンタの気持ちは知ってたけど、本当にやるかね。」
と驚いた。


オーナーが切り出す。
「ウチ、去年からずっとパートを募集してたでしょ?
全然応募がなかったから、試しに正月から社員募集に切り替えてさ。
そしたら5月に一ノ瀬さんが応募してきて、28日に面接してさ。」


もっともらしい顔して、初っ端から矛盾だらけの内容を話すな。


① 足りないのはパートであり、社員数は足りている。
② パートを雇う方が安く済むのに、「試しに」正社員募集に変更、なんてありえない。


ちなみに一ノ瀬は見事採用され、7月から勤務している。


一ノ瀬の採用については、最初からおかしいと思ってた。
私を辞めさせる為に、代わりに採用したって事なんだ。
私を普通に働かせながら、裏では9か月も前から(!)私の代わりの人材を募集してたって事。


一ノ瀬の面接は、5月28日。
私が有給休暇を「とらされて」いた日。
今まで有給なんて貰えたことないのに、急に「働き方改革だから」と。
希望もしてないのに。


用意周到、だね。


オーナーには、こうも言われた。
「森本さんは、有給の直後に入院したでしょ?
復職は難しそうだったから、一ノ瀬さんを採用したんだよ。
だから森本さんは退職するか、午前勤務のパートになって貰ってさ。
それに森本さん、入院2回目だよね?
ウチは小さいから、そんなに入院されると困るんだよね。」


ええ、入院しましたよ。
確かに、2回ね。
2回目は結果的に有給の直後になっちゃって、申し訳なく思いましたよ。


でもさ。
1回目の入院、5年前だよ?
それに入院した事を「迷惑だな」と思われたとしても、退職勧奨を受けるまでの事では絶対にないよね?
しかも私、普段は無遅刻無欠勤で、有給も取らせて貰えてなかったけど?


時系列で言うと、こういう事。


5月28日 有給取得(させられた)
5月29日 森本(=私)体調不良で早退。
5月30日 病院受診。
      医師から入院を勧められ、大病院へ行くよう指示される。
      オーナーに、電話で状況報告。
    (この日は事業所の定休日。従って業務に支障なし。)
5月31日 大病院受診。緊急入院。



私がオーナーに「入院の可能性あり」と連絡したのは、30日の夕方。
ちなみに、この時点では全てが「(仮)」で、何も決定していない。
正式な病名を報告したのは、6月に入ってからだ。


オーナーは、どの段階で、私を復職困難と判断した?
いつ、一ノ瀬に採用連絡をした?


それから。
「午前中だけのパートになって貰って」という打診について。
こんなの、温情でも何でもない。
私は独身。
パート収入では生活できない事を、オーナーは把握している。

それを解っていながら、敢えての提案。
つまり、「退職しろ」って事。


汚い。


「本当の理由は私の体調ではなく、別にあるのではないですか?」
と聞いてみる。
だってアンタ、私のこと嫌いじゃん。
それでしょ?
ま、本当の事なんて言う筈ないけどね。


でもさ、やっぱり本当の事を言ってくれないと。
どんな不都合な事でも、ちゃんと言って貰えれば、心情は違うんだよ。

最初に嘘をつかれると、もう不信感しか湧かないし、感情も逆撫でされる。


「生活が成り立たないので、パートはお断りします。
退職を断ったら、あとはクビになるという事ですか?」
と聞くと、
「解雇するのは難しいけど、リストラは認められてるんだよ。」
だって。


3ヶ月前に新しい従業員を雇っておいて、リストラって成り立つんですかね。


しまいに、
「森本さんは、有給が沢山余ってるよね?
(お前が、使わせなかったんだよ。)
午前中は居て貰わないと困るけど、午後は有給を使って、就活してさ。
と、身勝手この上ない事まで言い始めた。
この期に及んで有給の使い方まで指図するって、どういう神経だよ。


「パートも退職も、両方お断りします。」
と答えたら、
「こちらの意向は変わりませんので。」
ですって。


言ってろ、バーカ。


ショックは…勿論ゼロではないです。
でもまぁ、ずっと嫌われてましたので。
なので、割と冷静でした。


(次回へ続く)


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