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20年前の私からの手紙〜自分らしく生きるとは…

片付けをしていたら、記憶からはほぼ消えている代物が次々と出てきます
そのなかに、むかしの履歴書のコピーなどもありました
そこに書き添えられていた言葉にびっくり!
なんと20年近く前の私も、今の私と同じことを思っていたようです

以下全文

自分らしく生きることとは何か。
その答えは、「各人の中にある」。
人に教えられたり、人に流されたり、人から押し付けられるものではない。
答えは本人だけが知っているのである。 
そしてそれは「今、ここで」のものであり、「日々変化する」ものである。

3年間の企業勤務経験の中で、「自分らしく生きることとは」という大きな疑問が頭から離れなくなった。
上司、同僚、後輩…日々忙しく働き、病に倒れる人もいた。仕事は仕事と割り切り、趣味に没頭する人もいた。仕事こそがすべてと走り続ける人もいた。

自分らしいとはいったい何か。

その後、老人福祉について学び、心理学、カウンセリング技術を学び、精神保健福祉について学ぶ中で、またその過程での多くの出会いを通して、上記のような(最初に述べた)私なりの答えが見えてきたところである。

「自分が心地よいと思える生活」と、「自分が望み憧れる生活」と、「今ある自分の生活」には多かれ少なかれギャップがあるものである。
そのギャップが少ない人ほど、自分らしく無理なく生きているのかもしれない。

しかし、これが変化しないのであれば、人は成長をしない。 
「自分が望む生活」を目指して努力する「今の自分の生活」があり、その努力に無理がないのが理想である。

理想論であっても私はそれは可能であると思う。今まで出会った老人たち、ケアワーカーの同僚たち、専門分野を学ぶ中で出会った学生仲間たち、そして、今出会っている精神障害をおっている人たち、いろんな出会いから、私はどんな人でも自分らしく生きることを望み、そして自分らしく生きていくことができるのだということを教えられた。
その信念を持って、これからも多くの出会いを通して、自分自身の成長につなげていきたいと思う。
そして、一人でも多くの人が、自分らしい生き方をしてくれたらいいと思う。


#自分探し #生き方 #自分らしさ #自分らしく生きる #心地よさ


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