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緊張したけど楽しみにしていた学会終了後の感想

初めまして!
totoritoです!

緊急事態宣言は継続中であり、土日にはじめての〇〇学会学術大会にオンライン参加し、発表してきました。
多くの演題、講演がありとても刺激になりました。

リハビリ分野では、いかに早期から介入するかということが重要と言われていますが、この学会は以前まで私が勉強していた分野とは少し違う観点の評価が多いです。

例えば
・神経が敏感になっていないか
・痛みを抑える働きが適切に働いているか
・自分で取り組める意欲があるか
・不安はないか
・もうダメだと思っていないか
・痛みをどう捉えているか
・どの程度恐怖心をもっているか

これらは心理社会的要素と言われるものです。
普段、体のことを専門に扱っていますが、相手は人間です。
筋肉、骨、靭帯、関節のことだけ考えていても良くならない方、変わらない方はたくさんいらっしゃいます。

レントゲン、MRIでは問題が無いけど何故かとても痛みが強い方の背景に潜んでいるものは何か?
何が痛みを強くするのか?
有酸素運動の効果って何?
脳にはどんな効果があるの?

などなど新しい視点がたくさんあります。
この学会のいいところは、理学療法士だけでなく、医師(整形外科・麻酔科医etc)、看護師、理学療法士、作業療法士、心理士さんなど他職種が参加します。
どの職種も対等という考えのもと、チームを組んでいる印象でした。

皆さんが行かれるリハビリ施設でもこのような内容を評価する人がいると見てもらえる視点が広がるかもしれませんね。

昔は気の持ちようとか、心因性と言われていたものがちゃんと科学的に解明されできています。
脳の中、神経がどのような状態になっているか。

未だに整形外科の先生の中では、そんなことありえないでしょ。
とか、そんなこと本当にあるの?
などと言って自分の知識を疑わない先生方もたくさんいらっしゃるみたいです。

もちろん手術で良くなる方もたくさんいらっしゃいますが、手術しても痛い、手術後から痛くなったという方も一定数存在することは事実です。


この学会の魅力は、今までこの人痛みに対して敏感だなとか、恐怖心が強いなとか、ネガティブだなとか、感覚的に感じていたことを、しっかり評価して介入している点です。
これらの評価方法を知ったときは、そんなことが評価できるんだ!と、とても惹かれました。


自分が発表してみて、質問があまりこなかったということは、そこまで皆さんの興味をひく内容ではなかったのかなと、少しだけ意気消沈していました。
また承認欲求を求めてしまっている気がしました。

しかし、最初っからそんな興味を持ってもらえるほどの研究センスはもっていません。
むしろ発想力が乏しいのが自分の欠点だと思っています。
強みはやると決めたらやり切るところです。

考える時間が長い人ほどセンスがあるという言葉を聞いたことがあります。
これからもへこたれず頑張ろうと思った土日でした。

今日は短いですが、本当に感想文です。

また、自分の考えを整理するために記事を書きたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました(^^)

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