PENTAX KPのスタメンレンズを買ったお話。
PENTAX KPの常用スタメンレンズとして、
smc PENTAX-DA40mmF2.8 Limitedを購入しました。
購入に至る経緯。
あれほど憧れていたカメラを買ったのに、思ったよりスナップに持ち出す機会が少ない。なぜでしょう。
理由はレンズでした。
KPと同時に購入したのは
DA20-40mmF2-2.8Limited。
見た目も写りも大変に素晴らしいレンズです。が、使ってみて改めて気付いたんだけど、やっぱり自分はズームレンズが苦手らしいです。どうもスナップのテンポが上がらない。
スナップを楽しむには、コンパクトな単焦点が必要だと再確認しました。
2本目のレンズを買ってみるも、、、
そして次に買ったのは
smc PENTAX-A28mmF2.8というオールドレンズ。
選んだ理由は、換算40mmという一番好きな画角だから。
このレンズで何度かスナップをしてみたものの、レフ機でのマニュアルフォーカスが想像以上に難しかった。私はとにかく目が悪いので、ピントの山を見るのにとても苦労します。
さくさく気軽に撮るにはAFレンズが欲しい。
3本目の正直。
というわけで、改めて3本目のレンズはAFの使える単焦点を探しました。
28mmのレンズで検索したところ、既に廃盤になっている古いAFレンズで
smc PENTAX-FA 28mm F2.8 ALというレンズがあったらしいのですが、中古で状態の良い出物は中々無いそうなのでこれはボツ。
候補に上がったのは
HD PENTAX-DA35mmF2.8 Macro Limited
HD PENTAX-FA35mmF2
この2本。
いずれも換算約50mm。
カメラ店にKPを持ち込んでこの2本を試写してみるも、どちらも良いレンズだけどなぜかしっくりこない。
どうしたもんかとショーケースを眺めてみると、そこにあったのが
smc PENTAX-DA40mmF2.8Limitedでした。
「超」がつくほど薄型のいわゆるパンケーキレンズ。
一応、このレンズの存在を知ってはいたもの、40mm=換算約60mmという画角に全く馴染みがなかったので検討候補からスルーしていました。
お店に置いてあったレンズは中古でしたが、状態も良さそうだったので試しに付けさせてもらうことに。
これがKPにハマりました。
余りにもカッコいい。
もともとKPは他のPENTAX機に比べてグリップが薄く、なおかつ厚みのあるボディのため「塊」感の強いフォルムをしています。そこにこのレンズがジャストフィット、付けた瞬間に「あ、これだわ」と確信しました。
換算60mmってどうなの?
問題は、換算60mmという馴染みのない焦点距離。
標準というには少し長く、中望遠というには少し短い。他のメーカーでは余り見たことのない、中途半端(失礼)なレンズです。
少し悩んだものの、その中途半端さも逆にアリかと考えました。
私の一番好きな画角である換算40mmは、既に所有しているGRIIIx、EF40mm、XF28mmと、他のマウントで既に出揃ってるし、その他の標準域レンズもほぼ網羅しています。
そして僕の中でKPは完全にロマン枠というか、このカメラを使いたいという理由だけで買ったカメラなので、何を撮るかは余り問題ではないんですよね。
良い意味で被写体を選ばないカメラです。
何を撮ってもいいカメラなら「KPでしか撮れない画角」を常用レンズにしてみるのも、まあ面白いかなと考えました。
我ながら前向きですね。
という訳でお買い上げとなりました。
外観
改めてレンズとKPとの装着感をご覧ください。
取り回しも大変によろしく、両肩吊りで襷掛けや首からぶら下げてもストレスが少ないです。
レンズフード
余談ですが、付属していた捻じ込み式のレンズキャップ。最初はやけに高級感あるなと思っていたら、真ん中が外れてレンズフードになることに買ってしばらくしてから気付きました。
お写真
KPとDA40mmで撮った写真をご笑覧ください。
使ってみた印象として、換算60mmの画角にもうすこし戸惑うかと思いましたが、思ったよりも早く慣れました。私のスナップはつい散漫な画になりがちなので、的を絞る感覚で撮れて楽しいです。
あれこれ悩みましたが、結果として良いレンズに巡り逢えました。
しばらくKPにはつけっぱなしになりそうです。
次は、KPとこのレンズに合うストラップを探しています。ロープストラップが似合いそうなのですが、着脱式で良いのがないか物色中です。
では、今日はこんなところです。
ご覧いただきありがとうございました。
それではまた。
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