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うつ病体験記1(うつ病から退職して崖っぷちからの転職日記外伝)

昨年4月にうつ病を発症しました。

現在は寛解に至っていて私のうつ病体験記をつらつらと綴っていきたいと思います。うつ病で悩んでいる方、これってうつ病?とうつ病は甘え?など、うつ病じゃない方にも読んでいただけたらと思います。

長くなるのでいくつかに分けますがこの記事ではうつ病になるまでを書きます。

自己紹介

引っ込み思案、HSP気質、SAD(社会不安障害)疑惑、あがり症(人前に立つと手足が震える、頭が真っ白になる、汗が凄い、喉が渇く、動悸が出る)

といった感じで元からメンタル面ではかなり弱かったです。

うつ病への過程

新卒で入った会社で1年でうつ病になりました。仕事ができない私が悪いのですが、上司からの嫌味、資料無くしたのを自分のせいにされたり、圧力が凄く、ミスがどんどん怖くなり、9月頃には「いらっしゃいませ」が言えなくなりました。「いらっ」、「っっいr」みたいに発声ができませんでした。本当に声が出なくて大変だったのですがどうやって仕事をしていたのか記憶がありません。

他には腹痛が凄く、昼休みにはトイレにこもっていました。また昼休みは仕事ができないのが恥ずかしくて誰にも会いたくないので休憩室では誰もいないのを確認して昼食を食べ、誰か来たらその場を離れるようになっていました。

食欲も落ちました。お弁当を取っていたのですが、ご飯一口、おかず少し食べて捨てていました。しかし家に帰ってからは昼の分を取り戻すかのように暴食をしていました。おかげで体重が8キロ落ちました。

仕事もなんとか耐えていたところ、朝礼をする機会があったのですが、頭が真っ白になって、数字が読めませんでした。22歳で¥115,300,000とか読めなくて何回も読み直しさせられて、正直恥ずかしくてどうしようもできなかったです。あがり症と言われるものなのですが、本当に頭が真っ白になって冷静になれないんです。

あがり症のおかげで他にも支障をきたしました。とにかく緊張するとあり得ないミスをします。自分が病気なのではないのか、冷静になって考えればそんなミスをするかなど、自分の実力が出せないことへのいら立ちと、だんだん自分の能力が下がっていくことに慣れ始めました。自分にはできない、もともとのスペックが違う、このような思考が始まればもう沼への入り口です。

結局私は2年目に入って4月に後輩に合うこともなくうつ病、パニック障害の診断をされ休職に至りました。


うつ病には思ったよりも身近にある

ここで私が伝えたいのは、うつ病は誰にでもなる可能性があり、性格や思考、周りの環境がうつ病発症に大きな影響を与えているということです。

もう一つは、人によって理由は様々で、些細なことでも積み重なるとうつ病発症は普通にあり得る、ストレスの感じる大きさは人それぞれで、絶対に「甘え」ではないということです。私の会社では部署によりますが残業はほぼありませんでした。残業が多くうつ病になったということも聞きますが、私がうつ病になった理由とは違います。私にとっては会社での拘束時間は問題では無かったのです。


うつ病には種類がある

躁鬱病と言ったり、実際に名前があるのはありますが、うつ病にはもっと分けることができて名前は無いけれど種類があると私は思っています。うつ病の原因が外的要因が強いのか内的要因が強いのかで分けられたり、うつ病による体への症状が違ったり、違うタイプの精神疾患がうつ病を併発したり様々です。うつ病1型、2型みたいに研究が進んでもっと理解ある社会になるといいですね。

今回はうつ病になるまで、うつ病の身近さ、うつ病にはいろんな形があることをお話ししました。

次回はうつ病の闘病生活と休職中のお話を書いていきたいと思います。

こちらの記事は現在の私のお話です。ぜひ一緒に読んでいただけるとうれしいです。

こちらはうつ病になる前、あがり症で悩んでいた時の記事です。うつ病につながるお話なのでぜひ。

執筆は楽しいですが、文章考えるのが難しいですしエネルギーがいりますね。今日は訓練終わりにWEB面接して倒れそうなので早く寝ます。


自分の病気や精神面の勉強のために使わせていただきたいと思います。