有未

作家志望。紅茶が好き。 書いては応募の繰り返し日常。 小説、エッセイ、日記などを書く。…

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作家志望。紅茶が好き。 書いては応募の繰り返し日常。 小説、エッセイ、日記などを書く。 カクヨムで作品公開中:https://kakuyomu.jp/users/umizou

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  • エッセイ

    私の書いたエッセイをまとめています。

  • 小説

    私の書いた小説をまとめています。

  • 創作大賞2024応募作品

    創作大賞2024に応募した作品の一覧です。

  • うみぞう村のうみぞう

    うみぞう村のうみぞうを集めました。

  • 私の書いた詩をまとめています。

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【エッセイ】作家を目指している私の生活

 私は、作家を目指すことを気持ち新たにしています。これまで通り執筆活動を続けて行くことは勿論ですが、作家を目指す上で出来ることを色々と考えて行こうと思っています。  私は、「登竜門」というサイトを見て作品の応募先を探しています。他には、「カクヨム」や「小説家になろう」や「魔法のiらんど」や「note」でおこなわれるコンテストの情報を良く見ています。応募先を探すだけではなく、小説やエッセイの書き方について調べたり、作品を書く上での文体や漢字表記になどについて調べたりもします。

    • 【日記】執筆の秋にしたい

       今月の上旬から、いちにち二食にしていました。私の運動量的に、三食ではエネルギーが過剰ではと思ったのです。今日まで基本的に二食にして来て、約二.五キロを痩せることが出来ました。とても嬉しいのです。  嬉しくなって洋服の整頓をしていました。秋服を出したり、仕舞う洋服を選んだり。  最近は涼しい日が増えて、急に秋めいて来ました。秋は焼き芋が毎年の楽しみなのです。自分で作る時は炊飯器で作っていますが、焼き芋というよりは蒸し芋という感じです。でも、ほくほくしておいしくて好きです。

      • 【日記】小説家になる

         noteの創作大賞2024にエッセイや小説など、複数の作品を応募していましたが、全て落選しました。とてもつらい気持ち。気持ちを切り替えて次に行きます。  ここ二ヵ月くらいの間、色々と疲弊する出来事が多く、あまり執筆活動が出来ていませんでした。ノベルデイズで「警鐘を打ち鳴らせ」と「リセットランキング」の連載をしているので、それを更新していましたが、もう完結まで書いて小説家になろうなどで公開している作品なので、簡単なチェックのみをおこなっていました。  最近はあまりエッセイ

        • 【エッセイ】バスタイムに希望を込めて

           毎日、お風呂に入ったりシャワーを浴びたり出来なくなったの、なんでなんだろう。むかしは毎日、バスタイムが楽しみだった。以前の家はプロパンガスでガス代が冬場で1万円近くしたから、入浴をあまりしなかったけど。いまは引っ越してガス代が安くなったのに。  バスタイムを楽しくしたくて、ボディスムーザーや入浴剤など色々と揃えてあるのになかなか入浴出来ないし、シャワーも浴びられない。バスタイム後にものすごく疲れちゃうのが分かっているせいもあるのかもしれない。入浴したりシャワーを浴びたりす

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        【エッセイ】作家を目指している私の生活

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        記事

          【掌編小説】雨降りの日に

           さあ泣けと君が映画を押し付けて来る。僕は「そういうことじゃない」とそれを押し返す。君はいつも自分の気持ちをぐっと僕に伝えて来る。僕は時々、分からなくて頭を抱える。 「こんな雨の降る日には映画が似合いなのに」と君は言う。  それは少し分かる。  僕が珈琲を淹れていると君がふんふんと言いながら付いて来て覗き込む。真っ黒なのは飲めないといつものように君が言って牛乳を冷蔵庫から出す。僕はそれを受け取って君のマグカップに牛乳を入れる。嬉しそうに君がマグカップを受け取って笑う。  

          【掌編小説】雨降りの日に

          【エッセイ】私の時間

           最近、久しぶりに豆苗を買って、一度目の収穫をした後、水に浸けていました。あっと言う間に育ち、二回目の収穫が出来る頃合いになりました。生命の力強さに驚かされています。  近所のツユクサが咲き終わってしまっていたのですが、別のツユクサにつぼみが付いていて、生命の美しさを覚えました。  夏の湧き立つ白雲には、季節の力強さを覚えます。  近頃、目に映る様々なものに生命を感じ取ることが多いです。綺麗だなとか、素敵だなとか、良く思います。もともと、花などの植物が好きなのですが、最

          【エッセイ】私の時間

          【エッセイ】大切な暮らしを存在と共に

           実家の冷蔵庫は大きくて、氷が出来るとがらがらと自動で落ちて来ていた。いまの私の家の冷蔵庫は小さくて、氷は製氷皿で作っている。氷が出来たかしらと、夏場は良く冷凍庫を開けて見ている。不便な感じもあるが、私は存外、この生活感を気に入っている。  最近は、炊飯器の蓋が開いてしまう。先日は炊飯中に開いてしまったらしい。そして、そのまま炊き上がってしまった。一部、生米みたいになっていた。 お水を足して炊き直したらおかゆのようになった。自分の人間らしさのようなものを感じた。  このよ

          【エッセイ】大切な暮らしを存在と共に

          【エッセイ】作家になる私への道

           時々、思う。週五日、お仕事が出来る人間と、そうではない人間の違いってなんだろう。私もむかしは週五日、正社員で仕事をしていた。夜十時まで会社にいたこともある。そして、翌日も出勤していた。やがて体調を崩して正社員は無理だなと思い、勤務日数の少ない派遣社員をしばらくしていた。  以前にも書いたけれど、派遣社員になるのは罠だったように思う。契約更新がされないと無職になってしまうし、戦力にならないと判断されるとすぐに別の派遣社員に取って代わられてしまう。派遣社員として私は転々として

          【エッセイ】作家になる私への道

          【エッセイ】人間らしさとは身近にあるものかもしれない

           炊飯器の蓋が近頃、開いてしまう。今日は炊飯中に開いてしまったらしい。そして、そのまま炊き上がってしまったらしい。一部、生米みたいになってしまっていた。 自分の人間らしさのようなものを感じた。  一部、生米みたいになってしまったごはん。お水を入れてまた炊いてみた。おかゆみたいになった。おいしい。  上記がメモされていました。  人間らしさと言っても、なにを以てそうとするのかは難しいのかもしれない。  等身大の人間を物語に書くことも簡単ではないと思う。私は、人間らしい人

          【エッセイ】人間らしさとは身近にあるものかもしれない

          人生は転調のようなものかもしれない。根っこのところは変わらないけれど、以前とは違うメロディーになる。

          人生は転調のようなものかもしれない。根っこのところは変わらないけれど、以前とは違うメロディーになる。

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第十一章「魂」

          第十一章「魂」  ――此処は、何処なのだろうか……。頭の中に霞が懸かったようで、自分の居所が分からない。そもそも、私は何なのだろうか……此処に存在していて、良いのだろうか……。この思考をしている私は何者なのだろうか……。  暗い。暗闇だ。私は、瞳を開けてみても深淵の闇の中にいた。私の他に、誰かいるのだろうか。何か、あるのだろうか。些細な情報も入って来ない。私は何者で、何処へ行こうとしているのだろうか?  不意に息が苦しくなった。ごぼ、という音が聞こえた。上方へと上がって

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第十一章「魂」

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第十章【惜別】

          第十章【惜別】  薄明かりが明かり取りの窓から入り込み、私を照らしていた。朝が来たのだ。目を細めてその光を見ていると、何処か懐かしいような気がした。どうしてかは分からない。ただ私は、その光をいつかに何処かで見た、ような――。其処まで考えた時、大丈夫? という声が聞こえた。振り返ると朽葉が心配そうな、遠慮気味な瞳で此方を見ていた。その少し後ろには灰色の姿もあった。二者はいつものようにふよりと浮き、ただ、私を見ていた。 「ああ、大丈夫だ。まだ起きるには早いのじゃないのか」

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第十章【惜別】

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第九章「縁」

          第九章「縁」  ――その後は、筆者の今までの人生における思い出が、つらつらと綴られていた。その中は悲喜こもごもに満ちており、また、砂になって消えたという筆者の知人についての想いが、繰り返し繰り返し、幾度も振り返るように書き綴られていた。それに関しては、後悔や懺悔がほとんどで、時に好奇心によるのであろう文章が顔を覗かせた。  私がその書物を読み終える頃には、陽が、やや傾いた頃だった。私は、朽葉の声ではっと顔を上げた。 「読み終わった?」  私が書物を膝の上に置き、背表紙

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第九章「縁」

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第八章「産道を経て、揺り籠に生まれ落ちる」

          第八章「産道を経て、揺り籠に生まれ落ちる」  ――産道、というものを知っているだろうか。女性の体から赤ん坊が産まれ出でる際、必ず通って来る道だ。その通い路は当たり前のように一方通行であるが、稀にもう一度、通ることの出来る者がいる。無論、実際の話では無い。  人は、一度、この世に生を受ければその命を自然と失い終えるまで、本来は現世で生き続ける生物である。これは人に限った話では無いかもしれないが、本書では敢えて「人」と明言させて頂く。また、幽世の存在を肯定した上での話というこ

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第八章「産道を経て、揺り籠に生まれ落ちる」

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第七章「消失」

          第七章「消失」  朽葉の貸し本屋での勤めの二日目。昨日同様、昼少し前に私はその表戸を開ける。  朽葉は左奥の書棚の前、漂うようにして其処にいた。私に気が付き、くるりと振り返ったその表情は、気のせいか少々、難しい様相を呈しているように見えた。灰色の彼も朽葉も、あまり目に見える程の表情変化が無いので分かりづらいのだが、その時の私の目には、戸惑いと苦悩を溶け込ませた色を一滴だけ表面に滲ませたような、そんな表情に見えたのだ。 「何事か、あったのか」  私の問い掛けに朽葉は首を

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第七章「消失」

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第六章「再会」

          第六章「再会」  結論から言えば、予想の通りだった。灰色の彼は朽葉の貸し本屋に、私を働かせる話をしに来ていたらしい。朽葉は既に了承済みで、早速、私はその翌日から仕事をすることになった。とは言え、朽葉の言うことには「大した仕事は無いよ」ということだった。ちゃんと説明しろ、と灰色の彼が促すと、考え考えといった様子で朽葉は幾つかの仕事内容を私に告げた。  貸し本屋と言うからには本を借りに来る客の相手が主かと考えていたのだが、朽葉曰く「あまりお客さんは来ない」らしい。その中で私が

          【警鐘を打ち鳴らせ】 第六章「再会」