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【対談インタビュー】ヘアメイクサロンDityca...「想いを込めてオープンした大切な店と、一緒に支えるスタッフとの歩み」横浜店オープン記念 オーナー&店長対談vol.2




「想いを込めてオープンした大切な店と、一緒に支えるスタッフとの歩み」横浜店オープン記念 オーナー&店長対談vol.2

オーナー汎愛さん×横浜店店長風佳さん


6年前に名古屋1号店として「Dityca…hair&make」(現 Dityca sow)をオープン。
2023年現在は名古屋栄に4店舗をかまえ、5月から新しく横浜店「Dityca…luk」が新設されました。

【前編▼】
「大好きな人と長く一緒にいたい」美容サロンオープンまでの物語
横浜店オープン記念オーナー&店長対談vol.1


その記念として、Dityca…オーナーの高桑汎愛(ハンナ)さんと、横浜店店長の大橋風佳さんの対談インタビューを行ないました。

横浜店オープンまでの道のり、お二人の信頼し合える関係性
そしてこれからの展望についてうかがいました!

店名に込められた想い

ハンナ「独立してフリーのヘアメイクとして活動していた時もあったのですが、閑散期がきてちょっとこれはチームや会社を起こした方がいいなと思い。最初は私を含めてスタッフ3人でスタートしました。」

風佳「Dityca…の「...」は最初のスタッフ3人を表しているんですよね!」

ハンナ「そうそう。」

風佳「次4人目の点は私ですね!」

ハンナ「あはは。ふうちゃんも、他のスタッフも本当に良い影響を与えてくれているから、どんどん「...」が増えていくね。(笑)」

◇そんな想いが込められていたとは!店名の『Dityca』はどのように決められたのですか?

ハンナ「もともとラティカという女性の名前からとったものです。
誰も使ってない言葉がいいなと思って、そこから連想していった造語です。意味としては、『導く』。人間って小さい取り組みにこつこつと取り組んでいったり、小さな言葉に出会ったりしたことでスッと変わっていったりしますよね。そんな良い方向にいけるような、導いてくれるような、すこしでも影響力のある会社にしたいなという想いを込めて『Dityca…』と付けました。

◇なるほど。とっても素敵です。
今は、ヘアメイクの他にもネイル、まつ毛パーマ、アイブロウや着付けなど様々な美容分野を取り入れられていますよね。オープン時からすべて扱っていたのですか?

ハンナ「最初はヘアメイク専門サロンとしてオープンしました。規模も今よりもっと小さかったです。そこから徐々に取り組んでいくにつれて、お客様がたくさん来てくれるようになって拡大しました。

どの取り組みも本当に手探りだったのですが、ヘアメイクだけだとどうしても席が空いてしまう時期があったんですね。美容だけど違う業種もやりたいなと。そこからネイル、まつげ…と増やしていきました。」


Dityca…luk横浜店をオープンしたきっかけ

◇名古屋中心に拡大されている中で、横浜に出店しようと思った理由はありますか?

風佳「友達が横浜に住んでいて、会いに行ったのがきっかけです。初めて横浜を訪れた時に、『あ、私ここ住むわ。』ってなったんですよ。それからもう、ワクワクが止まらなくて。

名古屋店Dityca...tiaの店長を任されて3年経つのですが、お店も大好きだし、辞めたくなくて。
それですぐ愛知に帰ったときに高桑さんに話があると伝えたんです。」

ハンナ「最初聞いた時はびっくりしましたね。」

風佳「私は本当にDityca…が大好きで。スタッフ一人ひとりの働きやすい環境があったから、そのお店を横浜でも広めたいという気持ちがありました。そして、その技術と想いでお客様を幸せにしたいなって。」

ハンナ「ちょうどその頃、名古屋エリアに4店舗目を出そうとしていた時だったので、じゃあ一年半後に出せたらいいねという感じでOKを出しました。」

◇2021年の8月に打診してから、すぐに横浜店オープンが決まっていたんですね。風佳さんから話を聞いて、すぐにGOサインを出せたのはなぜですか?

ハンナ「それはいろいろあるけど、一番はやっぱり本当に信頼していたから、ですね。本当に信頼ができるような行動をしていたから。入社当時からヘアメイクや会社に対する熱意を感じています。その想いを伝えてくれたり、私が大切にしていることに共感してくれたりするので心強いし、絶対大丈夫という想いがありました。

お客様に対しても本当に誠実な方なんですよ、ふうちゃん。
技術はもちろんだけど、接し方とか心があたたかい。
周りのスタッフに対しても本当に丁寧。どうあがいても絶対に大丈夫だろうと確信がありましたね。

そして、私の中に大好きな人と長く関係をもちたいという気持ちがあります。
転勤とかいろんな理由で離れる場合もあるけれど、なるべくいっしょにいたい。そのずっと一緒に働くスタッフの、働きやすい環境を作ってあげたいなと。」

風佳「Dityca…のどんなところが良いかって、まずは高桑さんがいるところです。
ついていきたいと思えるし、高桑さんが崩れたとしても私が守っていきたいと思えるくらい素敵な人。だから、私はdityca…が大好きです。」


◇お二人の信頼と気持ちの積み重ねでやってきた今日が、横浜店Dityca…lukのオープン日なんですね。本当におめでとうございます!
横浜店はどんなお店にしていきたいと思っていますか?

風佳「そんなに頑張ろうとせずに、名古屋のお店みたいな感じにしたいな。
働きやすい環境で、大好きなお客様がたくさんきてくれるお店にしたいです。
Dityca…ってスタッフへの信頼をすごく感じるんです。監視してない感じ。自分のやりたいことをやらせてくれるので、信頼されているのがわかります。」

ハンナ「高校の時に経営のやり方を学んでいて、コンサルをつけて週1で勉強会をしていたんですけど、『社会のドロドロとした仕組みを絶対知った方がいい。』とか『昔からある大企業の中の人間関係を知っておいた方が、上手にできるようになる。』とかたくさん言われたんですよ。

でも育った環境が温室だったので、愛や気持ちとお金などの大変さとどちらも学んで吸収したと思っています。それと向き合った時に、心が健やかで魂が健康であることのほうがもちろん大切だけれど、そちらだけに偏りすぎてしまうと生きる力が弱いなと思いました。

貧乏でも絶対に幸せに生きてはいけるけれども、お金があった方が豊かに経験できる。
だから、どっちも諦めない。って決めたんです。会社ってどちらかを諦めてる人、多いじゃないですか。でも本当は欲張りで、していいと思うんです。

じゃあ、みんなの能力が発揮できて気持ちよく働けるには、「好き」と「得意」を最大限伸ばせられる環境にしなきゃいけないなって。動かされるとか縛られるとかって
窮屈だったり、楽しくなくなってしまうから。自ら考えて選択していく取り組み方がいいなと思います。」


「スタッフ全員でつくるDityca…」オーナーが大切にしている対話の時間


◇気持ち良く働ける環境をスタッフ全員で作っているとのことですが、ハンナさんの想いはどうやってスタッフの皆さんに伝えているのですか?

ハンナ「何かスタッフがつまずいた時や課題にぶつかった時には、力強い言葉をかけられるようにと意識しています。あまり大人数が得意ではないので、一対一の対話を大切に。個々へのアプローチを大切にしているのかもしれません。」

風佳「二人のミーティングの時に言葉を伝えてもらえる事が多いです。スタッフひとりひとりと絶対に個別のミーティングを開くようにしていますよね。」

ハンナ「そうですね。あとは、一個の問題が起きたら絶対に解決するようにしています。
何かの選択ミスで問題が起きますよね。確実に解決しないと、また同じ選択ミスが起こる。でも一人だと改善の仕方がわからなかったりするから、一緒に改善方法を探していきます。

できない自分に向き合うのって苦しい。会社経営も課題はずっと続きます。クリアにしてもまた次の課題が現れる。
でも、その課題への取り組み方を間違えると不幸せな組織が生まれてしまうと思うんです。その中で心の病が生まれたり、人間関係がぐちゃぐちゃになったりする。少しでも良い方向にもっていけるように、そこは大切にしているところですね。」

大切なのは内面の美しさを磨くこと

◇ありがとうございます。最後に、これからやっていきたい事や目標などがあれば教えてください。
ハンナ「今いる人達を心から愛して、良い方向にいきたいというのはあります。長く同じ人と素晴らしい働きをしていきたい。

一番は、私の能力を最大限発揮して、周りの人達に良い影響を与えていきたいです。
会社も徐々に大きくしていきたいなと。今はサロンワークの働き方ですけど、商品開発やメイク用品、アクセサリーなどの販売もしていきたいと考えています。
仕組みやスタッフが安定して育ってきたら、そういった新しいことにも挑戦していきたいですね。」

風佳「孤児院を建てたいという夢もありましたよね?」

ハンナ「そうそう。もともと周りで孤児院をやっている人も多かったから、子どもと関わる活動っていいなぁって。絵本なども作れたら、なんて考えています。」

ハンナ「美容を扱っている理由は、それが自分の得意なこと好きなことだからです。周りの人を幸せに導く手法の一つなだけ。孤児院も絵本もその一つとして考えています。

美容の仕事をしているけど外見はあまり重要じゃないと思っているんですね。『綺麗になる』が目的ではない。やっぱり内面が美しい人に、みんなでなっていけたらいいなという想いがあります。」

風佳「そのために来るお客さんもいますよね。高桑さんに会いに来て、心のケアをしに来てくださるお客様とか。それに加えて、ヘアメイクもやって、より綺麗になる。というか。」

ハンナ「美容を通して綺麗になっていって、自信がもてて…というのはもちろんあります。でもそれ以上に、お客様と心で繋がるような深い関係になっていって、外見だけじゃなくて心のサポートもしたい。そんな想いで働いています。」

今後も、美容を通してたくさんの人に笑顔と幸せを届けたいと語ってくれました。

編集後記
ふうちゃんからDityca…の素晴らしさをずっと聞いていましたが、今回のインタビューでその素敵さの解像度が上がりました。オーナーのハンナさんの愛が、スタッフさん一人ひとりに伝わっていて、そしてそれがお客様にも伝わる。そんな幸せの循環が起きているなと感じます。「横浜に新しい風を吹かす。そして美容で横浜を救いたい!」というふうちゃんの熱い想いがこもった、Dityca…luk横浜店。皆さんぜひ来店してみてくださいね。
ハンナさん、ふうちゃん。貴重なお時間ありがとうございました。
(インタビュー・編集・イラスト By Umi)


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