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若手先生に勇気と知識を!―現役教員幸(kou)先生のチャレンジ―


幸(kou)先生
@MRv4NTJktUHGtWJ

若手教師のお悩み解決!
『小学校×教員×効率化×笑顔スマイルティーチャー』として活躍する現役小学校教員。
自分や家族、そして教育に関わる全て人達の笑顔ために日々発信中。


ならないと思っていた教員という職業と恩師との出会い

両親共に教員という家庭に育った幸先生。教員として働く両親を見て、どこか寂しさを感じていたと言います。

「両親は本当に毎日忙しそうでした。家族との時間をしっかりと取れない二人を見て、そんな働き方はもったいないなぁ…と、幼いながらに感じていました。」

教員には絶対にならない。

そう思っていた幸先生でしたが、恩師と出会いでその考えが変わったと話します。

「部活動でキャプテンを務めていた時、チームをうまくまとめられずに悩んでいた事がありました。そんな時、顧問の先生が僕と話をしてくれたんです。『あなたが頑張っているのは良く知っている。』そう言われて、あぁ…先生は見てくれていたんだ、と。心が救われました。」

自分のどんな姿も受け入れて支えてくれた恩師のように、今度は自分が子どもたちを支えられる存在になりたい。
その想いから、教員を目指したと言います。


若手時代の苦悩から見えた想い

恩師との出会いをきっかけに、晴れて小学校教員になった幸先生。
憧れていた教員生活でしたが、そこには厳しい現実があったと言います。

「その仕事量の多さにも圧倒されていましたが、やはり子どもや保護者との関係で悩む事が多かったですね。」

自分の行動や指導に込めた想いが、100%伝わらない悔しさを実感したそうです。

その辛い経験があってもなお、教員を続けて来られたのには明確な理由があると続けます。

「やっぱり、僕は僕の周りにいてくれる人の笑顔のおかげで今日までやってこれたと思います。子ども達をはじめ、自分を必要としてくれる人が必ずいる…。その想いに応えることが、僕の仕事だと改めて感じました。」

教員という職業の魅力を感じる一方で、辞めたくなる人の気持ちも痛いほどわかると言う幸先生。

それでもこの仕事を続けるために、本を読んだり、人に話を聞いたりと沢山学んで生き抜いてきたそうです。

「勉強する中で、若手の頃に知っておきたかったと思う事は山ほどありました。思考錯誤して得た知識と経験を、次は自分が若手の先生へ伝えていこう、そう思い立ち発信を始めました。」

明日からすぐに実践できるちょこっとスキルや、子どもとの向き合い方、効率化できるアイデアなどの情報を発信していると教えてくれました。

発信活動から得たチャレンジの大切さ

情報発信を始めようと思った際、いろいろな不安が頭をよぎったとの事。

「叩かれたり、攻撃にあってしまったり、うまくいかないんじゃないかと不安を抱えていました。でも、発信を続ける中で、そんな心配は不要だったと気づきました。世の中にはいろんな人がいる。その中でも、僕の想いが届く人には届く。それを実感できましたね。」

何事もやってみなきゃ損。

自分がチャレンジする事で、さらに周りの人が幸せになるのではないかと思い始めたそうです

「僕のカラーはポジティブです。明るい前向きな発信で、僕と関わった人に幸せを届けたい。」

そして、教員に限らず、全ての人が『自分の幸せの形』を見つけてほしいと語ります。

「自分が心地よいと思う場所や環境がきっとある。幸せだと思える場所こそが、その人の居場所だと思います。」

一日一日を大切に、そして出会いは一生の宝だという気持ちで生きているという幸先生。

Twitterやインスタグラム、ブログを通じて発信してきた内容に、更に想いや温度を乗せられたらという気持ちから、次はyoutubeでの活動もしていきたいと考えているそうです。

担任として関わる子ども達や保護者だけに留まらず、教育に関わる全ての人の幸せのために今日も発信を続けたいと語ってくれました。

編集後記
インタビューを通して、幸先生の温かいお人柄と、素敵な想いを感じました。「すべての人が幸せの形を見つけてほしい」という言葉が、とても響いて思わず涙が出そうでした。これからの教育を支える若手の先生の、心の支えになること間違いなし!幸先生の益々のご活躍を願っております。
貴重なお時間ありがとうございました。
(インタビュー・編集・ライター・イラスト By Umi)


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