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真っ赤なマニキュアを塗るときは。

深夜なので。
痛いことを手短に書きます(黒歴史確定)。
許してちょんまげ。




マニキュアって響き、なんか変だよな。
そんなことを思いながら、深夜1時、爪に赤い液体を塗っている。
今日は特段真っ赤なやつ。


私はよく、生きるとか死ぬとか、そんな選択を放棄したくなる時がある。
至極単純に、生きる意味も死ぬ意味も良く分からないからだ。
しかし、自己の生死にさえ責任を持とうとしない自分は本当にクズで卑しいと自覚はしているから、生きる意味を探してみたりする。



でも、いきなり生きる意味を見つけるのは難しいよね。

だから、
どんな小さなことでも良いから、まずは幸せなことを見つけなさい。
そんな言葉を思い出す。


そうして私は盲目的になって幸せを探してみるのだ。
散歩をして美味しい空気を思い切り吸い込んでみたり、本を読んだり、映画を見たり、ときには恋愛もどきをして。
そしてそれなりの幸せを得る。

けれど、幸せだから何なのか。
幸せだからもっと生きたい、と思わないこともないけれど、世界中の人たちが苦しんでいることに思いを馳せず、自分の周りだけで完結させた世界で、盲目的になってまで得たそれなりの幸せ、それは生きる意味になるのだろうか。 



心から愛せる人がいたならば、また別なのかもしれないけれど。

そんなことを悶々と考え、結局のところ、私はクズで無機質な人間なんだと再認識するに至ってしまう。





そんな時に、私は赤いマニキュアを塗る。


真っ赤なマニキュアは私を安心させてくれるのだ。
私を何者かにしてくれるような、自分の生きるための活力を担ってくれるような、そんな気がする。

だから私は真っ赤に染まったマニキュアを塗る。
盲目的になるために。







ここまで読んでくれた貴女は最高です。
有難うございました。












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