ケニア、南アフリカ、ナイジェリア、エジプト。アフリカのビッグ4へ進出するにあたって知るべきこと
アフリカには54カ国もあるのですが、日本企業が進出するという観点でみたときに注目するべき国は、ケニア、南アフリカ、ナイジェリア、エジプトの4カ国といえるでしょう。
それぞれ、東アフリカ、南部アフリカ、西アフリカ、北アフリカに位置しています。
アフリカは-とにかく国数が多い!
そのなかでこの4カ国は、人口規模、工業化の水準、一人あたりGDP、ビジネスチャンス、外資企業の受け入れ、進出のしやすさなどにおいて、魅力がある国です。
たとえばケニア。日本企業に一番人気がある国です。「アフリカのゲートウェイ」として外資が事業を開始しやすいのが魅力。実際、日本企業の進出数も大幅に増えています。スタートアップへの投資もさかんです。
南アフリカ。アフリカ最大の工業国で、製造業がさかんです。ディープテックのスタートアップも多い。都市の消費文化は先進国と大差ないので、南アフリカにいると都会に来ただ~という気がします。1人あたりGDPは6,500ドルとタイに続く水準です。
ナイジェリア。人口規模、その若さ、資源と潜在力はピカ一。ポテンシャルが大きく「政治以外はなんでもある」といわれるナイジェリアですが、いつ開花するのかとみんな待っています。2050年には人口が4億人となり米国を超えますが、そのときはいまから準備を行い経験を重ねた企業が勝つでしょう。
最後はエジプト。とにかくあの地理的な位置が世界にとって重要で、政治でも経済でも地政学的に重要です。公共事業にチャンスがあり、またインフラが整い人件費が安いので、製造業がさかんです。地の利を活かして欧州にもアフリカにも輸出しています。
4カ国をこのりんごに例えるならば、左から、ちょっと小さいケニア、熟した南アフリカ、南アに続くエジプト、他より大きいけどまだ黄色いナイジェリアっていう感じ?
いざこれら4大国での事業を検討するならば、知っておくべきことの詳細を以下にまとめました。次のようなことについて書いています。
・経済・ビジネス指標
・経済構造と事業環境
・現地の代表的な企業
・日本企業の事例
・事業機会
・進出する方法(法人設立、税制、労働許可・雇用)
こちらのリンクからご覧ください。
また、この4カ国をとりあげたセミナーが、日経新聞の主催で行われます。私も登壇しますので、ご関心がある方はこちらから詳細をご確認ください。
グローバルサウスが動かす世界「『最後の成長大陸』アフリカの真実」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?