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AWSにて久しぶりにWEBサーバ構築してみるなり⑤ (Routing構築編)

こんにちわ
しんのじ(またの名を梅)です。

AWSの環境構築 5回目となります。

① 構築予定構成編

https://note.com/umechangogo/n/n6c82eccd33a7

② VPC構築編

https://note.com/umechangogo/n/n54cd5713b64c

③ Subnet構築編

https://note.com/umechangogo/n/n8f65caa8f668

④ Internet Gateway構築編

https://note.com/umechangogo/n/nf97aa663748a


今回 ルーティング設定構築をしていきたいと思います。

概要

前回まで VPC構築編で作成したVPCをサブネットに分割する作業(サブネット)の構築を実施致し、
さらにインターネットに接続するための回線を引き込むため、 インターネットゲートウェイを利用し
作成したパブリックサブネットをインターネット回線の結びつけることで
外の世界(インターネット)と玄関口を開通させるところまで構築作業を実施していきました。


構築手順

■ Routing設定(ルーティングテーブルへデフォルトルート)を実施します。実際 インターネット上の膨大なIPアドレス情報をルーティングテーブルへ設定することは、星の数ほどのIPアドレスが存在するため 不可能です。

そこで、デフォルトルートと呼ばれる全てのネットワークを集約している究極の集約ルートを設定することで、星の数ほどのIPアドレスの情報を待ち構えることをルータへ設定することが可能になります… 分かりづらいかなぁ('ω')ノ

構成図00

今回作成していく部分はこちら 【Routing】になります。

具体的にどのような作業を実施していくかというと…

下の図が分かりにくいかもしれませんが、VPC構築編にて作成したVPCと
サブネット構築編にて作成したサブネット間に、AWSでは論理的なルータソフトウェアが作成されるため、作成されたルータソフトウェア上に、ルーティングテーブルの設定を実施していく。

※ルーティングテーブルにデフォルトルートの設定を実施していきます。

各用語については、以下サイトを参照。一部 引用掲載。

『分かりそうで分からないでも分かった ルーティングテーブル 』

以下 引用

ルーティングテーブル(英:routing table)とは
ネットワーク上の道案内をするときに使う地図。

ルーティングは「通信において、通信相手までの経路を判断する仕組み」ですが、よく分からなければ「ネットワーク上で行われる道案内」だと思ってください。
テーブルは「実際にデータを入れておく箱」ですが、ここでは「一覧表」くらいのニュアンスです。

つまり「ネットワーク上の道案内で使う一覧表」が「ルーティングテーブル」です。

『分かりそうで分からないでも分かったデフォルトゲートウェイ』

以下 引用

デフォルトゲートウェイ(英:default gateway)とは

自分がいるネットワークの出入口 と説明される場合も多いですが

通信において「こいつ、どこに届ければ良いんだ?分からん」なときに取りあえず送る送り先

です。

ネットワークのおべんきょしませんか? デフォルトルート ~究極の集約ルート~

以下 引用

デフォルトルートとは

ルート集約をもっとも極端にしたのがデフォルトルートです。
デフォルトルートは「0.0.0.0/0」で表すルート情報で、すべてのネットワークを集約しています。
つまり、デフォルトルートをルーティングテーブルに登録しておけば、
すべてのネットワークのルート情報を登録していることになります。


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① ルーティングテーブルIDの確認

VPCダッシュボード内 サブネット項目を開き、
サブネット構築編で作成したサブネット①、 サブネット②にて作成したサブネットを選択し、【説明】タグ内の【ルーティングテーブルID】を確認する。

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※ ネットワークにデータを流すためには、【ルーティング情報】と呼ばれる設定が必要になります。この設定は一般的に【ルーティングテーブル】や【ルートテーブル】と呼ばれていますが、AWSでは【ルートテーブル】という設定項目となっているので、以後 ルートテーブルといいます。

② ルーティングテーブルを作成

VPCダッシュボード内 ルーティング項目を開き、
手順18にて確認した【ルーティングテーブルID】を選択し、
【create route table】ボタンを押す。

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内容  :      値
ネームタグ :パブリックルートテーブル
VPC      :VPC構築編にて作成したVPC

以下の画面に遷移され、無事 ルートテーブルを作成されます。
※ 【The folling Route Table was created】と表記されることを確認し、
【close】ボタンを押す

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③ 作成したルーティングテーブルとサブネットの紐づけを実施

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上記にて作成されたルートテーブルを選択し【Subnet Associations】タブをクリックし、【Edit subnet associations】ボタンを押す

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サブネット構築編にて作成した(サブネット①)  (サブネット②)を選択し、【save】ボタンを押す

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【Subnet Associations】タブをクリックし、サブネットの紐づけを確認すること。サブネットの紐づけを確認すること

④ デフォルトルートの設定

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【Routes】タブをクリックし、【Edit routes】ボタンを押す

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【Add route】ボタンをクリックする

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内容			: 値					
Destination	: 0.0.0.0/0 (デフォルトルート)					
local	    :Internet Gateway					


⑤ インターネットゲートウェイの紐づけを実施

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そのまま 【Igw-XXXXXXXXXX】を選択する。
※ インターネットゲートウェイ構築編時に作成したNAMEタグ名が表示される。

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【Save routes】ボタンを押す

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右記の画面に遷移され、無事 ルートテーブルに
デフォルトルートが設定されます
※ 【The folling Route Table was created】と表記されることを確認し、
【close】ボタンを押す

以上  ここまでで 今回構築するネットワーク関連の構築は終了です。次回からは、作成したサブネット内に仮想サーバ(EC2)を作成していきます。

ここまで お付き合いしていただいた方 ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いいたします。

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ではまた




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