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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】災害ボランティアの安心を守る「ボランティア活動保険」の必要性:地震の被災地に入るには必ず加入を!

災害ボランティア活動は、非常に意義深いものですが、予想外の事故やトラブルが起こる可能性も否めません。例えば、ゴミ拾いの最中に転倒したり、他人に怪我をさせてしまったり、移動中に交通事故に遭遇することもあります。このようなリスクに備えるために、ボランティア活動保険が重要です。

ボランティア活動保険の基本:
ボランティア活動保険は、ボランティア活動中の事故やケガ、第三者への賠償責任をカバーする保険です。この保険は、ボランティア本人がケガをした場合はもちろん、他人に対して損害を与えた場合の賠償責任も補償します。

具体的には、以下の二つの主な補償があります。
・本人の傷害保険  怪我による治療費、死亡や入院などの場合に補償されます。
・第三者への賠償責任保険  ボランティア活動中に他人の財物を破損させたり、怪我をさせてしまった場合に補償されます。

保険対象となる活動:
社会福祉協議会(社協)が窓口となるボランティア活動保険は、学校の管理下にある活動は対象外です。詳しくは、石川県社会福祉協議会へ。

ボランティア活動保険の加入方法:
ボランティア個人または団体が自己負担で加入します。多くの場合、地域の社会福祉協議会が保険の窓口となります。現地に到着後、申し込む形になるのですが、能登半島地震では特例として、ネットでも申し込めるようにしたようです。地震や津波などの天災を含むプランは、500円かかります。

ボランティア活動保険の重要性:
災害ボランティアにおいては、しばしば重い物を動かす作業や、瓦礫の撤去など危険を伴う活動が行われます。これにより、自身だけでなく、他人に対しても不意の事故が発生する可能性があります。ボランティア保険に加入しておくことで、万一の事故に対しても安心して活動に集中できます。



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