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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】気象キャスターが防災士の資格を取得する理由とは?気象予報士と防災士の深い関係

天気予防で、気象キャスターの肩書きに気象予報士と防災士が並んでいるケースが増えてきた気がします。気象予報士が防災士の資格を取得する背景や理由を考察してみました。

気象予報士とは、気象情報を専門的に扱う国家資格で、1994年に設立されました。合格率4%の超難関試験ですが、実際、気象キャスターとして報道番組やニュースに出ている人はほんの一握りだそうです。気象庁の「気象予報士現況調査結果(2013年)」によると、民間の気象会社で働く人は7.6%、テレビ局や新聞社などの報道機関で働く人は3.3%となっています。

一方で、防災士は、特定非営利活動法人日本防災士機構による民間資格で、2003年に設立されました。自治体や住民らと力を合わせて、災害時の対応を行います。特に、気象予報士としての専門知識を持つ人が防災士として活動すれば、天候に関する情報をより正確に判断し、効果的な避難計画や対策を立てることができるでしょう。

気象予報士が防災士の資格を取得する理由には、以下のような点が考えられます。
専門知識の補完: 気象予報士としての専門知識を持つことで、防災活動においてより詳細な天候情報を提供できます。これにより、災害の発生や進行に応じた的確な対策が可能になります。

災害対応の強化: 気象予報士としての経験や知識を活かし、災害発生時に迅速かつ適切な行動を取ることができます。また、災害予防や減災活動においても、気象関連のリスクをより正確に評価し、対策を講じることができます。

地域への貢献: 気象予報士としての知識や技術を地域の防災活動に活かすことで、地域社会への貢献度が高まります。地域住民の安全と安心を守るために、積極的に情報提供や啓発活動を行うことが可能です。

気象予報士としての専門知識を持つ人が防災士として活動すれば、天候に関する情報をより正確に判断し、効果的な避難計画や対策を立てることができるでしょう。

防災士のテキストにも、自然災害の仕組みや洪水、台風の対策が出ています。気象予報士と防災士は、密接に関係しており、リンクしてさらに知識を活かせる資格といえます。

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