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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】黄表紙の「自衛隊防災BOOK」は最高にタメになる!自衛隊員が登場しノウハウを紹介

元旦の能登半島地震では自衛隊の方々が全国から大勢来てくれました。隊列を組んだ装甲車などを見かけるたび、お辞儀をしたり、手を振ったりして感謝の気持ちを表していました。

地震という自然災害は、予告なく私たちの日常に襲いかかります。その瞬間、私たちは何をすべきか、どのように行動すれば生き延びることができるのか、迷いや不安に駆られがちです。しかし、黄色い表紙が目印の「自衛隊防災BOOK」は、そんな状況でも冷静に対応するための知識とスキルを惜しみなく提供してくれます。

最初にすべきこと:「上」と「出口」の確認

このBOOKによれば、地震が発生した際にまず最初にすべきことは、「上」と「出口」を確認することです。上を確認して危険な落下物がないかを見極め、安全な場所へ移動するルートを計画します。出口の確保はどの本にも書いてあったけど、上は新鮮でした。

自衛隊員の生活習慣

興味深いことに、このBOOKでは自衛隊員の生活習慣にも触れています。例えば、自衛隊員は自宅で胸より高い家具を置かないようにしているそうです。また、私服やリュックも防水仕様にすることで、いざという時の準備を整えています。これから真似します。

上空から見つけやすくする方法

ヘリコプターの救助を求める際の効果的な方法として、たき火や発煙筒などを使って煙を上げることが書かれていました。特に、煙を3つ上げると、救助隊による発見がしやすくなるとのこと。これは、緊急信号としての「3」のルールに基づいており、非常に実用的な知識です。

能登半島地震でも孤立した人たちが「SOS]の文字を作ったのですが、もっと効果的な方法があるとは。

信頼でき、説得力が高い一冊

自衛隊員自身が登場し、実際のスキルや経験に基づいて教えてくれるため、このBOOKの説得力は他の追随を許しません。出版元のマガジン社も、このような実用的でセンスの良い防災BOOKを提供してくれたことに感謝します。


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