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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】 能登の天体観測施設が再開、能登で観測されたオーロラも紹介 満天の星が見れる絶景スポットへようこそ

能登半島地震で被災し一時休館していた石川県能登町の天文施設「石川県柳田星の観察館『満天星』」が6月8日、ついに営業を再開しました。被災地の復興を支える一環として、天体観測を楽しむことができるこの施設の再開は、地域にとって大きな喜びです。

地震被害からの復旧と再開
地震によって大型天体望遠鏡や天文台が破損し、一時は上水道の断水も発生しました。しかし、施設のスタッフと地域の協力により、断水が解消され、館内の整備が進み、営業を再開することができました。破損した一部の施設はまだ復旧が完了していませんが、開館日や時間は地震前と変わらずに営業する予定です。

天体観望会と展示の充実
再開後の天体観望会は、当面の間小型の望遠鏡を使い、屋外で開催されます。これは地震で破損した大型天体望遠鏡の代替としての措置ですが、屋外での観望会もまた特別な体験となることでしょう。夜空を見上げるとき、星々の輝きが一層身近に感じられるはずです。

能登で観測されたオーロラの紹介
館内では、先月能登地方で観測されたオーロラのような現象の写真が展示されています。この美しい自然現象の写真は、多くの来館者に感動を与えることでしょう。能登地方の澄んだ空気と満天の星空は、オーロラのような珍しい現象を観測するのに最適な環境を提供しています。

特別展示とプラネタリウム
「満天星」では、宮城県大崎市の生涯学習センターから預かった、イタリアの学者ガリレオ・ガリレイが製作した望遠鏡の復元レプリカも展示されます。これは天文学の歴史に触れる貴重な機会です。また、プラネタリウムも再開し、星空の魅力を室内でも楽しむことができます。

天体観測と地域復興への貢献
「満天星」の再開は、被災地の復興と地域活性化に大きく貢献するものです。天体観測を通じて、多くの人々が能登の美しい自然と星空に触れ、心を癒されることでしょう。観測館を訪れることで、被災地支援にもつながります。

再開した「満天星」を訪れ、能登の美しい星空と特別な展示を楽しんでください。地域の復興に貢献しながら、素晴らしい天体観測の体験を共有しましょう。

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