アンガーマネジメントは短気矯正に効果なし?私が実際に受けた体験談!
こんにちは!杉間馬男です🐴
さて、この記事をご覧のあなたは、ご自身の気が短いことに悩んでいらっしゃるのかと思います。
やっぱり、短気って悪いイメージが付きまといますし、友達・恋愛・夫婦関係など色んな人間関係を壊しかねないですよね…💦
そして、色々とネットサーフィンしていたら何やら【アンガーマネジメント】なるものを見つけ、『これをやれば短気が治るのだろうか?』と希望を持った反面、はたして望む結果が得られるのか?心配になったと思います。
そこで今日は、とあるアンガーマネジメント講座を実際に受講した身である私が、アンガーマネジメントの効果についてその全貌を余すことなくお伝えします💁
実際の体験談ですので、これから投資して受講を考えている人は必見です‼️
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🔷 アンガーマネジメントは効果がない?私が実際に受けた体験記!
まずはじめに、そもそも私がどのくらい気が短いのか?
について話すべきかと思いましたが、今日の話題はアンガーマネジメントの効果についてですし、『どれだけ短気なのか?』の話は別の記事⬇️でお話ししていますので、ご興味があればぜひチェックしてみてください🙏
さて、肝心のアンガーマネジメント講座を受けた実体験にまいりましょう😃
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■受講料10万円(3か月)!高いと思ったけれど・・・
私自身短気なことに悩んだ末に市販の書籍を読みあさり、寺で一日修行体験をしてきたりなど、色々と手は打ったつもりでした。
しかし、いずれも効果は現れず😵
なので、アンガーマネジメントは私にとって短気矯正の”最後の砦”だったわけです🏰
それである日、【短気】がらみの色んな単語でググってみたら、『アンガーマネジメント』という聞き慣れない言葉がヒットしました💡
おそらくあなたも中身を見られたかも知れません。
あれはその名のとおり自分の怒りを管理する技術のことで、講座の代表者が渡米したときに初めてアンガーマネジメントに触れ、『日本でも広めたい!』と一念発起して開講された講座です。
クチコミはさることながら、代表のプロフィールを見ただけで不思議と『これはホンモノだ!!』と感じ、一気に信頼感が高まったのを覚えています🤣
そう思ったときに受講を決意❗️
1クール3ヶ月、受講料は10万円。
講師と1対1でレッスンが繰り返されるスタンスのようだったので自分にピッタリだと考えました。
しかし額面を見た瞬間、ぶっちゃけ高いと思いました。。💦
だけど、今まで小さいことでプリプリしまくっていたので周りからのイメージは悪かったはず。
だから、これで器のデカイ男になれるならと思うとそういう出費を惜しんでいる場合ではないと考え、アンガーマネジメントの門をたたいたわけです🏯
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■ひとつだけ私に刺さった講師の言葉
私を担当してくださったのは50代の女性講師。
自宅兼オフィスの教室で、アンガーマネジメント以外にも色んな講座を受け持っているようでした🙍
講座は月に4回、決まった曜日に受けました。
アンガーマネジメントの中身についてはノウハウ的なことなのであまり詳しい内容は言えませんが、毎回必ずやっていた宿題が【アンガーログ】というもので、直近で感じた怒りの内容と怒りの度合い(10段階評価)を記録するもの。
決められた課題をこなすことは自分にとっておあつらえだったので、全然苦にはなりませんでした😗
それまでやったことのない手法に新鮮味を感じていましたが、受講してから1ヶ月が過ぎようした頃になっても、まだあまり目立った変化は感じていませんでした😕
『まぁ、まだ1/3が終わったとこだし…』
残りの受講期間で変われることを期待していました。
そんなある日、自分のコア・ビリーフ(※)を書き出す課題が宿題で出ていたので、それを提出→それを中心に授業が進められ、講師が
『これはもはや、コア・ビリーフじゃなくてあなたの美学です。そしてその美学があなた自身を苦しめているんです。
あなた、短気じゃありません。自分に厳しいだけなんです!
これまでのアンガーログを見ていたら、怒りはほぼ全て、あなた自身に向いていますよ。』
と言われたのには脳天直撃でした😓
(※)個人が正しいと思っている信念や価値観のこと。
その頃、発達障害の”は”の字も知らなかった頃でしたが、なんとなく自分のこだわりが強いことは感じていました。
そして、思い返してみると、けっこう『こうじゃなきゃ!!』という考えが節々に見られ、それが守られなかったら『何やってんだ!?自分!』というように自分を責めていたエピソードが出るわ出るわ。。😅
その日の帰り道、
✅ 『そうだったんだ…』
✅ 『気づかせてくれてありがとう!』
その日から数日間は、強い納得感と感謝とに包まれ、まさに幸せな気分でした😊
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■真面目に課題もこなしたけれど…
講師の言葉が刺さった日の前にも後にも、私は授業も宿題もキチンと取り組み、その姿勢は講師からも評価されていました✌️
講師から評価されたのは嬉しかったけれど、やはり気になるのは受講前と比べてどうなったのか❓ということ。
私が受けたアンガーマネジメントの進め方は、
✔️その時の怒りを鎮めるための”対症療法”を実践(受講前半)
✔️対症療法を繰り返し行うことで”体質改善”を図る(受講後半)
の2本柱で進められましたが、私は普段の生活でひたすら対症療法を実践しながらアンガーマネジメントの授業に望んでいました。
『自分に厳しいのでは?』という講師の言葉が刺さって直後は”一時的に”気持ちが軽くなりましたが、それもあくまで一時的。
それもその後はエビングハウスの法則どおりだんだん記憶も気分も薄れていきました📉
その一発刺さった言葉以外では、正直『だんだん楽になった!』『イライラが減った!』という実感はなかったのです。。🤔
そんな日々が続くだけだったので、日に日に私の中でのアンガーマネジメントに対する信頼感も薄れていくのでありました。
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■妻(当時の彼女)のある言葉で崩壊…
そしてあるとき、
✔️アンガーマネジメントに対する信頼
✔️将来思い描いていた理想像
ついにこれらが一瞬にして崩壊する出来事に見舞われました…😱
妻とまだ結婚する前、週に1度のペースでデートしていましたが、ある日妻の買い物に付き合うことになったんです。
妻は割とパッパッと物事を決められるほうなんですが、『ここも行きたい!』というように、予定外の寄り道をしたくなるタイプ。
そのことは付き合いだしてしばらくした頃から分かっていて、いい加減ウンザリしていた頃合いでもありました😕
だからその時、ちょっとイヤな顔して急かしたと思います。
そしたら妻は、
『そんなに怒らなくても…💦』
と言ったんです。
その言葉を聞いた瞬間、アンガーマネジメントは全く成果が出ていないと感じ、絶望の底へ突き落とされたのでした😵
✔️10万円もの投資はいったい何だったんだろう…
✔️3ヶ月間、何を学んできたんだろう…
✔️どう頑張っても『小さいことで怒る男』のイメージからは脱却できないのか…
真っ先に妻の言葉に腹が立ちましたが、そんな感じで最後には怒りのターゲットは自分に向いていました。
確かに講師があの時言ってた通り、自分に厳しいところがあって、それが首を絞めていたのかも知れない。
だけど、そういう体質が全く変わっていなかったんです😥
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■ついに講師も効果がなかったことを認めた…
アンガーマネジメントは3ヶ月間途中で投げ出すことなくやりきり、最後の授業では講師も、
『あなたはもう大丈夫!』
と声をかけてくださいましたが、最後の最後までその実感はありませんでした🤔
それから数年後、私は発達障害(ASD)の診断を受けました。
その時は、『この障害があってアンガーマネジメントは効かなかったのか?』と直感的に考えただけでしたが、少なくとも何か関係はしていると思ったんです💡
そして、アンガーマネジメントで担当してくださった講師は受講中色々してくださったこともあって感謝はしていましたから、久々にコンタクトを取り、
✔️診断を受けたこと
✔️実はアンガーマネジメントは効果が感じられなかったこと
を正直に報告しました。
そしたら、
『申し訳ございませんでした。』
と、あっさり認めたのでした。
気持ちとしては複雑でした…
講師が私のために尽くしてくれていたことは感じていたゆえに感謝もしている。
だけど、こうもあっさり認められてしまっては、最後の授業のときの『あなたはもう大丈夫!』という言葉は何だったのか?
色々と良くないことを考えていました🤔
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■明石市・泉市長もアンガーマネジメントを受けていたけれど…
いきなり話題転換するようですが、2度の暴言問題で2022年に政治家を引退した泉房穂市長。
私も当時ニュースを見ていましたが、あの方も自身の短気ぶりに悩んでいたのでしょう。
アンガーマネジメントをかつて受講されていたと聞きました。
しかし、2017年の一度目の暴言の反省もむなしく、二度目が繰り返されてしまったわけで、市長自身も『完全に糸が切れたかのようにキレてしまった』と仰っていました。
ここで言いたいのは市長をつるしあげるためではなく、アンガーマネジメントは泉市長も救えなかったことです。
そのニュースを見て市長も受講生だったことを知り、ますますアンガーマネジメントに対する信頼が落ちたのでした。
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🔷 短気は治らず一生付き合っていかねばならないのか?
というわけで、アンガーマネジメントに投資した10万円はあっけなく水の泡になってしまい、”最後の砦”をもってしても短気な性格は改善されませんでした(泣)
そのときすでに32歳。
つまり、32年間付き合ってきた体質ですから、それをたったの3ヶ月でどうこうしようなんて冷静に考えれば無理難題なこと。。😅
当時は結婚したての時期で独身時代からのヘソクリもあったし、夫婦いい関係をいつまでも続けるという目的があったから、効果が出ないリスクもあまり考えていなかったのが正直なところ。
そして、すでに紹介のとおり私は自閉症スペクトラム障害(ASD)の持ち主。
その特性のひとつに【自分なりの強いこだわり】というのがあります。
おそらく、それがアンガーマネジメントの教えを吸収することへの阻害になってしまったんだと考えています🖕
⬆️こう書いて思い出しましたが、実はアンガーマネジメントで提案されたトレーニングを、ひとつ断ったことがあります。
それが、『”ジョハリの窓”を広げよう』というもので、要するに自分のことを周囲によく知ってもらうことで環境的に怒りにくくするというもの。
だけどそれって自己開示につながることで、それが私個人にとっては強烈な拒絶反応が起きたんです😨
なので講師に申し出て、他のトレーニングに変えてもらったのを思い出しました。
思い出せることはそれ限りですが、もしかすると、提案されたトレーニングのなかで潜在的に拒絶していたことは他にもあったかも知れません。
トレーニングの細部まで含めると、多々あった可能性も否めないでしょう💦
何に限らず、うまくいく人って総じて素直だと言われていますが、この体験を通してそれがハッキリ分かりました。
だけど私はこだわりが強いゆえ、違和感のあることはどうしても受け入れられない…。
自分でもそれはよく分かっています。
他に考えられることとすれば、期待値が高すぎたこと💥
アンガーマネジメントの講座を受けたあかつきには、私はまるで別人になったような器のデカい男になっているのを想像していました。
それまでの恋人同士のケンカなんかでも、完全に私のほうがギャーギャーわめいているだけ。
傍から見たらまるで子犬とライオン🐕🦁
その関係を逆転させたかったんです。
だけど、そもそもアンガーマネジメントとは”怒りを管理すること”であって、性格を変えるまでには至りません。
ましてや、『怒るな!我慢しろ!』という教えでもありませんし。
かなり逸れましたが、結局、
【短気な性格とは一生付き合わないといけないか?】
の問いの答えは、私はYESだと思います。
『なぁ~んだ…じゃ、意味ないじゃん!?』
と思われたかもですが、決して【放置する】のではなく【付き合っていく】ことなんです。
どこかの記事で紹介しましたが、私は短気の他にも低身長という身体的な欠点(?)があります。
今では欠点とは思ってませんが、一時期はかなり気にしていて詐欺講座に大金はたいた経験もあるぐらいの悩みようでした😥
低身長も短気と同じく一生モノです。
ですから、
✔️低身長→意外と頼りになる!、かわいい!
✔️短気→エネルギーがある!、主張力がある!
に変換し、出来るだけ良い意味に捉えながら過ごしています。
繰り返しますが、短気そのものに対して良いイメージは持たれません…
しかし、あなたの考え方と演出によっては良い方向へ転がすことができるので、今この瞬間から考え方を変えてみましょう❗️
短気で逆にトクしたことなど、少ないながらあるかも知れませんよ😉
そして、短気な性格で恋愛に億劫になってしまっている人は、こちら⬇️も参考になりますので、ぜひ‼️
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