パンダが天鳳位になる日⑩最後の七段編
『もし君が本当になろうと決めたのであれば、
もう成功したのと同じである』
この格言は元アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの言葉です。
何かを決意することの重要性、そして人間の可能性を信じる素晴らしい言葉だと思います。
ちなみにこの言葉は僕がリンカーンと同じ誕生日というだけでなんとなく載せました。
天鳳では通用しないので注意してください。
2014年11月8日。
三度目の九段も敗北におわったどころか七段まで滑落したウルトラ立直。
麻雀の成績はイマイチでしたがTwitterだけは好調でした。すっかりパンダとしてタイムラインで認知され、かわいいツイート縛りプレイのようになっていました。※パンダが天鳳位になる日番外編参照。
本当は九段から七段に落ちて、腹わたが煮えくり返らない人間はいません。天鳳ってそういうもんやから。
2014年といえば
四人目の天鳳位 すずめクレイジー
五人目の天鳳位 太くないお
六人目の天鳳位 タケオしゃん
が誕生した年でもあります。
2011年、僕が特上で沼ズブしていた時に3人の天鳳位が誕生して以来。
またしても僕がズブ沼している時に同時に3人の天鳳位が生まれました。
めでたいですね
いや、腹黒とかじゃないですよ念のため。
天鳳位はもうすごすぎて、素直にすごいという感情しか湧かないんですよね。あの十段の絶壁を登り切り、さらに難度が高いネズミ返しに挑戦するなんて「到達できるわけないやろ」としか思いません。
とにかく僕の天鳳でのゴールはこの頃から「十段になること」になっていました。
なに十段で満足しようとしてるの?と思ったあなた。
十段になってから言え。
七段まで落ちてしまった僕が取り組んだのは手牌進行の精度向上でした。
いわゆる何切るというやつです。麻雀で重要なのは「点数状況判断・押し引き・手牌進行」の3つで読みとかはそこから更に上のオプション武器だと思っています。化け物達はオプション搭載しまくってて本当にうっとうs…すごいです。
ちょうどこの頃書籍「勝つための現代麻雀技術論」が発売されました。
そう、あのゲンマの書籍版です。
正直web版ゲンマは見にくいのでめちゃくちゃありがたかったです。
この書籍版ゲンマを周回するとともに、自分が気になった局面・Twitterで見かけた何切るなどをまとめていき、何切るによく答えていたフォロワー様に聞きに行っていました。
勝手に名前を列挙します。(敬称略)
ぬんべり
まちぐさ (noteはこちら)
真鱈先生
天城
中の上
etc.(たくさんいらっしゃいます。ありがとうございます)
特にぬんべりは歩くゲンマみたいな人間だったのでめちゃくちゃお世話になりました。
実戦での判断も上手い人に見てもらう方がいいのでゆうせーさん(十段・初代天鳳位ASAPINの実兄)の牌譜検討にも応募しました。為になるので伸び悩んでいる人は一回見てもらうといいです。
かわいく振るまっていますがめちゃくちゃガツガツしています。
とにかく俺を十段になれるようにしてくれ。
自分で研究していける人は心から尊敬します。僕はとにかく書籍やフォロワーさんに育ててもらいました。ありがとうございます。
七段に降段してから八段へ昇段、そして七段へ降段。
さらに打ち続け八段へ。
…座学&実戦の繰り返しで特におもしろいことがないので省略しています。
この頃の僕と言えば、毎日毎日仕事が終わっては夜遅くまで天鳳していたので、仕事はホワイトなのに過労死しそうになっていたことくらいでしょうか。
「うるり君、今日顔が土みたいな色してるよ」
「そうなんですよ…」
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七段降段から776戦。
2015年6月13日。11830戦目。
ウルトラ立直 四度目となる九段へ昇段。
いや、まあ。
もう見飽きましたよね。
こいつ何戦天鳳打つねんと。
僕が一番思ってるので大丈夫です。
十段の絶壁の前に四度立ったウルトラ立直。
そこにあるゲームが舞い降りる
Splatoonである。
?!
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