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W杯日本人サポのゴミ拾いは「掃除人の仕事を奪う」って考え方は古すぎる!(日本とフランスの掃除の歴史比較(前編))

フランスで教育を受けたという舛添要一氏が、ツイッターで「清掃を業にしている人が失業してしまう」「日本文明だけが世界ではない」と発言していて、読んでてすごいげっそり(ヽ''ω`)してしまいました。

はっきりいって、舛添要一氏の知っているフランスは、

ちょっと古いフランスすぎやしませんか?

しかも今回はカタールの話をしているのに、どうして大昔のフランスの考え方を話すのか意味がわかりません。すべてをごっちゃにするべきではないのではないでしょうか。

実際の話、現在のフランスでは大多数の人が日本人の清掃の行為に好意を持って受け止めています。

複数の記事でも、日本人の行為に敬意が示されていました。

また、フランスでも記事で言われていましがたが、この清掃するという行為は、日本がきっかけで他の国にも広がっています。

しかも、カタールのワールドカップのボランティアの人たちに感謝までされているんです。

そう、ボランティアの人たちが感謝しているってことは、

掃除している人はボランティアの人たちだからですよね!

雇われている従業員ではない = 失業しない。

フランスでもそうですが、こういったワールドカップではボランティアの人が活躍するんです。

フランスでは、特に多くの行事がボランティアが中心になって運営されていることが多いです。そういう人たちと一緒になって、大会を盛り上げていくのも楽しみの一つなのです。

現在はフランスをはじめ世界でもそんな感じになってきており、このことからも舛添要一氏の言っていることはかなり時代遅れだなと感じる次第です。

ただ、実際に昔は舛添要一氏言っていたことがいわれていた時代があったことは間違いないんですよ。19世紀の初めぐらいのフランスでしょうか。

しかし、現在では、平等の世界が広がりつつあります。そんな世界では、

  • フランスと言う一方の国(しかも大昔の世界)だけをたてるようなこと言ったり、

  • 人が一生懸命やってることバカにしたり、

  • 既にファンがいて大好きな人多いのに、ファンじゃない部外者が文句つけたり、

  • 他者を尊重しないで自分の価値観だけを押し付けたり、

そういった行為はもうほんと我慢ならない人が増えてるんですよね。それが現代社会の流れだと思います。

たしかに、各国、文化は違います。そんな中、昔は、欧米が大きな顔をしていて、すべてが欧米基準にさせられる時代がありました。

しかし現在は、その文化の違いをお互い尊重し、いいことは取り入れようという風潮になる方向を向いています。

だから、そのいいことをしている日本人に行為をやめさせるような発言は誰のためにもならないのではないでしょうか?

少なくとも、フランスをたてに変なことを広めないでほしいと願うばかりです。

以上を踏まえまして、今回の有料版では、日本とフランスの掃除や衛生観念の歴史の違いを説明した記事を書こうと思います。

文化が違うことは確かなので、それがどのように違うかを知っていることが大切だと考えております。そのため、このnoteでは日本とフランスのそういった文化の違いの説明を書いているわけです。変な知識を植え込まれることがないように、本当の違いを知っていただきたいという願いをこめて。

ということで、有料版は、真面目に違いを書いている記事になりますので、ご興味がない方はここで読むのを終了していただいても大丈夫です。

でも、「ほんとうにどのように日本とフランスの文化が違うかを知りたい方」や、「とりあえず読んでみよう」と言ってくださる方、または「別に記事に興味ないけど、ualaの活動は支援したい」って言ってくださる方がいらしゃれば、ぜひ購入するか、マガジン登録お願いしますね(o*。_。)oペコッ

ではでは今日も長文ですが、がんばってついてきてくださいね~。まずは、日本の歴史から。いっくよ~(^^♪

日本の掃除する文化はすでに縄文時代から

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