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凡人のゲームプロデューサーが独立したきっかけ。手放したもの。

フリーゲームプロデューサー、うきょうです。

今日はゲーム業界では少し珍しい
ポジションなのではと思っていますが、
フリーになったきっかけや、
独立時に手放したものなどについて
書いてみたいと思います。


一度会社員に戻ると
なかなかフリーに戻れない

これ真理だなと思いました。
だって、会社員ってすごく安心できるから。

つまりリスクが少ないところに
い続けてしまうと、
なんかそれでもいいんじゃね?って
思っちゃうからなんですよね。

だからよ、

今、会社がブラックだ!っていう人は
逆に独立するチャンスだと
思ってしまえばいい!

っていう前向きな見方も
あるんじゃないのか? いやそうだろう。

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なんでそう思ったのか?ですが、

私は自己紹介でも書いていますが
19歳頃に一度起業するも半年で失敗

そこから一度就職をしてから
長い年月を経て
2019年に改めて独立しました。

その間に何回か起業を準備していましたが
「いろいろと足りずに諦めていた」と
言う言葉が正しかったです。

正確には独立するよりも
会社にいた方がいろいろと都合が良かったと
言うほうが正しい表現でした。

ちなみにい続けたことで感じた
恩恵は下記の通りです。

会社にい続けた理由、その恩恵

一言でいうとメリットだらけだ。

・オフィスがある
・マシンがある
・有料ソフトがある、officeもある
・メールアドレスがある
・メールサーバーもある
・ネット回線がある
・水がある、電気がつく
・電話がある
・空調も完璧
・仕事がある
・開発費がある程度使い放題※
・給与が振り込まれる
・税金も社会保険も年金も
 経理の方がやってくれる
・雑務をお願いしようと思えばできる
・勝手に有給も溜まる
社会的信用度が高い
・ローンが組める
・クレジット作れる
・etc

みなさん今当たり前だと思っている環境が
独立したら全部自前になります。

その手間、暇、やってみると
わかるけど超絶めんどうくせぇw

\くそめんどくせー!!/

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会社員のメリットを上げれば
霧がないけど本当に楽。

仕事しなくても最悪給与が入りますしね。

僕の場合はプロデューサー職だし
外資だったから、成果出さないと
斬られるんだけど、
成果出しても斬られる(汗

※お金を使うにはもちろんいろいろな根回しや説明や責任が伴います。


しかし最大のメリットはこれ

何よりも億単位での
大規模なゲーム開発が
自分の意思でできること。

もうこれは本当に一番のメリット。

これは独立したらそう簡単にはできないので、
フリーになる=大規模開発をしばらく
諦めるしかない
というのは腹を括りました。

まぁしょうがないよね。

だがまだそこはフリーになっても
諦めていないです。
だから今はひたすら売り上げを上げたい!

つまり、一番最後の理由が
会社員でいた理由が一番大きかったです。


独立してもゲームが作りたい

今もそうですけど、
独立しようが会社員でいようが
ゲームが作りたいし、
ゲームの運営がしたいとずっと思っています。

じゃぁなぜ独立したのか?

に紐づきます。

1:自分の理想のチームを作りたい

会社員の時代に一番悩んだのもここだった。

採用などについて日々呟いていますが、
採用と強い組織は本当に大事。

採用もずっと自分で行っていたのですが
会社の中では、プロジェクトの優先度によって
不本意にスタッフが他にチームに
引き抜かれることがよくあります。

私は会社員の時も特殊な
働き方をしていたので、
社内チームだけでなく
外部の人を取り込んで仕事をしていたので、
そのわずかな社内リソースを
取られると死活問題だった。

けれども私がする採用は
基本的にスキルとカルチャー能力が
高い人しか採らないので、
当然優秀な人が集まる。

そうするとその人たちに
スポットが当たって
異動させられてしまう。
それが繰り返し行われたのは
本当に辛かったですね。

そういう点もあったので
自分だけの理想とするチームを作りたい
その根底が今でもあります。


2:やりたいことだけやりたい

次にこれです。

会社員でもある程度好き勝手に
やらせてもらえていましたが、
その中でももっとやりたいことを
やりたいと思っている気持ちが強いです。

いきなり大きなことはまだできないですが
小さなことからやりたいことを進めています。


3:収入と時間をコントロールしたい

3つ目がこれです。
以前いた会社は副業が禁止でしたので
給与を上げるためには
正直手段がもうないわけです。

ご存知の方はご存知ですが
私がいた会社はビッグヒット連発です。
物凄い確率で特大決めてます。

が、役員になろうが社長になろうが
ビッグヒットが出ようとも
会社の中で上限が決まっていましたので
それ以上、上げたいと思っても
上げられなかった。

いや、会社員としては
多すぎる額だとは思いますけど、
自分でなんか作りたいと思った時は
全然足りない。

そういう観点もありましたし、
40歳近くになるころには、
自分の生活にも家族にとっても
お金と時間は大事にしたいという
気持ちが強かったので
自分でなんとかしたいという
気持ちが強かったことも正直な話です。


4:より多くのタイトルに関わりたい

次にこの希望もすごく大きいです。

オンラインゲーム やアプリゲームは
1つのタイトルをリリースした後も
比較的長期的にそれに関わることになります。

それはそれでとてもいいことなのですが、
私はできる限り自分が積み重ねた知見とか
興味が「いろいろなこと」にあるので
会社の枠を超えて関わりたいということが
本音としてすごく強い。

そういう興味の範疇が会社の枠を
超えたいという気持ちも
強くある点も理由でした。

もちろん、いろいろなタイトルに
関われるのか?については営業や
紹介や仕事をとってこれないと
まったくもって蚊帳の外なのですが、

それでも会社の中で大規模開発するよりも、
そちらの魅力の方が勝ったということも
独立したきっかけだったかもしれません。

常にお仕事は募集中です。
いつでもご連絡お待ちしております。
yasutaka.ikeda@playlife.jp
Twitter ( https://twitter.com/ukyoP_san )


5:通勤がめんどうになったw

幸いにもリモートワークに
なり始めてしまいましたが
通勤が個人的に本当に苦痛でした。

朝早くから出社して
夜は遅くまで、場合によっては
タクシーで夜中に帰って
家で仮眠してまた朝早くに出ていくという
流れがなんかもったいないと思ってました。

割とこういう小さな理由が
いろいろなものをかなぐりすてる
理由にもあったりするので、
人ってやっぱり
わからないものだなとか思いますよね。


6:いろいろなタイミング

最後はこれですね。
ただタイミングって、
自分で決めないと来ないです。

これは自分の中で明確に決めていたので
そのためにしておくことを決めようとして
タイミングを自分の中で作りました。

会社を止める時って、
「立つ鳥跡を濁さず」とは言いますが、
濁すことを許してくれる、
受け止めてくれる上司なりがいると
すごく助かります。

そういう人を見つけることや
いろいろな準備を進めておくことも
独立するにはとても大事ですね。

少なくとも独立するならば
会社とはいい関係で卒業した方が
長い目でみたら得だと思います。

揉めてバイバイするのは本当に
デメリットしかないのではないかと
考えているからです。


独立する前に考えていたこと
今も考えていること

独立する上で
上記に書いた理由はごく一部ですが、
特に深い理由はなかったかもしれません。

なんかなんだろう、
比較的些細な出来事や改善したいこと、
やりたいことが積もり積もって
独立を決めたのかなと思っています。

ただ私の中では
一回起業失敗したときからも
ずっとセカンドチャンスは狙っていました。

そして独立したからと言っても
やりたいことの主軸も変わらない。

であれば、起業した後にやりたいことがやれるようにするためには常に何をしておくべきか?は意識しながら生きていると思います。

そして今やっていることも大きくは変わらない。いや、正確には全然違う仕事をやっていたりもしますが、自分の中で「やりたいこと!」が増えている感じはあります。


人間ステージが変われば考え方も変わる

そしてこれもまた真理です。

人間ある目標を立てて突き進んでいくと
あるところに到達したら違う景色が見えてきます。

その後、また違う目標を思いついたり
意外なところから仕事の話が舞い込んできたりもします。


例えば今の私は何をやっているのかというと、
同じようにゲームのプロデューサーを数本やってます。

マーケティングもやるし、PRもするし、
リリースも鬼のように書くし、雑用もします。

とはいえその業務範囲も自分が好きな
仕事の範囲でやらせていただいておりますし、

クリエイター向けの
オンラインサロンもやっています。

セルフビジネス
クリエイティブサロンもやっています。

どちらも有料ですが、
コーチ、コンサル、
カウンセリングなどを交えた講座です。

メンタルとビジネスを組み立てて
行動力を上げて、
売り上げも上げる内容ですね。

次回はちょっと独立して生きるために
何をやっているかについても書いてみたいと思います。

【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。

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