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日本郵便と楽天の提携はどう物流の課題を解決するのか~共創できる未来のために~
今回はこちらのニュースについて、記事を書いていきます。
記事のテーマは「物流のこれから」についてです。
・そもそも物流業界にはどういった課題が存在しているのか?
今回のニュースにあるように、提携は物流の課題を解決するために行われたと考えられます
では、そもそも物流業界にはどんな課題があるのかを、載せたいと思います。
①宅配物の総数は増えているのに、積載量の低下していること
②人手が不足していること
の2点が大きな課題だと私は判断しました。
①:総数は増えているのに、積載量が低下しているということは、まだ荷物をつめるトラックが以前よりたくさん走行していることを意味します。
②:人手が不足しはじめても、荷物を届ける速度を落してもよいのであれば、この問題は解決するでしょう。ですが、荷物を届ける速さは変わっている様子はなく、人手が不足してしまっているのだと思います。
①、②が問題なのは、これが労働環境の悪化という現象に繋がってしまうからです。
人手はいないのに年間走行トラック数は増えている、けど荷物は届けなければいけない、必然的に労働条件は悪化しそうですよね。
・提携によって、どういった物流が生まれていくのか?
記事の中には「効率のよい配送システム」が生まれていくと、ありますが実際にはどう効率よくなるのかを考察していきたいと思います。
上記で書いたように、課題は①②の2つだと載せました。
提携し、お互いの持つデータを活かすと、
①:積載量の少ないトラックが減る。物流会社だけでは分からなかった、荷物がよく注文されるタイミングや品物を把握できるようになる。これで、トラックを十分に積載させるまでに時間がかからなくなり、顧客に荷物が遅れて届くこともない。
②:①が解決し始めると、楽天でもドライバーなどの人手を集めやすくなる。加えて、どの荷物をどのタイミングで届けると再配達の必要がでやすいのかを知ることができ、人手を減らせる。
のだと考えました。
・さらなる未来はどうなるのか
今回は、楽天と日本郵便の提携について紹介しましたが、さらに未来についても考えてみます。
もし、物流にかかわる会社同士の提携がこれからもすすめば、
1.配送時間を減らし、人手不足解消のために倉庫を共有する
2.積載率を挙げるために、トラックの荷物部分を共有する
みたいなことがデジタル化で起こってきそうです。
記事でも、楽天の三木谷さんが「さまざまな事業者に展開し、オープンで持続可能な仕組みを作っていきたい」と話されていることからみると、物量業者とEC会社の共創はさらに進んでいきそうです。
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