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「料理」に対して生まれた変化について、分析してみた

今回はタイトルにもある通り、いくつかのデータをみて、私が興味がそそられた「なんで?」と思った部分を考察していきたいと思います。
本日は考察結果が特別、何かすぐに役立つといえるようなものではありませんが、分析の訓練のかねてやっていきます。正直、まとまりはあまりありません。ご了承ください。

用いるデータは、「料理」に対するアンケートで、コロナ禍でどう変化したのかが中心になっています。


まずは、見たのがこちらのデータです。
クックパッドが5793名の方から集めたデータになっています。

単純にデータをみて、定量的に「料理をする人口」が増加したことを実感しました。

ただ、クックパッドのアンケートに答える方は、「料理を日常としている」がほとんど(こちらの「おすすめポイント・メニュー等」を参照)で、加えて、大半は女性なはずです。
そうではない人が母数に入っていないと思われたため、他にも調べてみました。

次のデータが、こちらの株式会社クロス・マーケティングが全国20~69歳1100名を対象にとったモノです。
このデータで気になったのは、〈図1〉の結果に「自分で食事を作ることはない」と答えている人も含まれていたことです。

〈図2〉の「コロナ流行前と比較した料理頻度の変化」は、1100名中29.4が「増えた」と回答しています。
上述したように、こちらのデータには〈図1〉の「自分で食事を作ることはない」と答えている人も含まれているので、月1回以上料理する人の中で、頻度が増加した人の割合を調べてみました。(「自分で食事を作ることはない」人は、〈図2〉の「減った」or「変わらない」と回答した人のどちらかに所属すると仮定します。)

1100×0.707ー1100×0.213=543.4
1100×0.294=323.4
543.4+323.4=866.8→月1回以上料理する人の人数
323.4÷866.8=0.373
ということで、少なくとも月に1回以上は料理する人のうちだと、37.3%の人が料理頻度が増加していることが分かりました。(今気づいたのですが、〈図2〉の数字を全て100.1%になるのですが、これはこういうものなのでしょうか)


さらに、別のデータがないのか調べてみると、こちらのアイランド株式会社が調査したデータが見つかりました。

気になった点は2点合って、
1つは、(2)のデータで、食材・調味料をまとめ買いする傾向が強いことです。
これは先ほどのクロス・マーケティングの調査結果にもあらわれていて(〈図4〉)、両者のアンケート対象層は多少異なるものの同じ傾向が出ているということは、それだけ強い傾向だといえるでしょう。

もう1つが、(3)のコロナ禍で食費が増えたと答えた人が半数以上だったというデータです。
たとえ、在宅時間が増えても食事をする回数が大きく変わるとは思えなかったので、この結果に至った理由を知りたくなりました。

結果的に、定量的なデータは見つからなかったのですが、こちらのサイト2つを参考にさせてもらうと、「家での食事回数が増えたこと」が大きな原因だと推測されます。

なぜ、家庭での食事回数が増えると食費が高くなるのかというと
 ・コロナの流行で学校が休校になり、昼も子供の分の食事を作る(給食費<昼食費)
 ・元々、食費扱いでなかった分が食費になる(例えば、友人との外食が元々それは交際費だったが、その機会がなくなり家での食事=食費に変わった)
 ・料理回数の増加が心身の負担になり、内食・中食の増加(料金割高→食費増)

といった理由が背景にあるのではないでしょうか。

余談ですが、こういった分析をすることはやはり習慣にしていきたいと思います。
ただ、アウトプットの内容としてはかなりお粗末なので、もう少し見る人にも分かりやすく楽しんでもらえるような文章にしていきたいですね。

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