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新しいスマート調理家電~Hestan Cue~

今回はこちらの記事について、投稿していきたいと思います。

テーマは「スマート調理家電」です。

・「Hestan Cue」とはどんなサービスなのか

Hestan Cueは「スマート調理家電」です。
スマート家電とは、インターネットを通じて遠隔操作が可能な家電製品のことであり、Hestan Cueもそれに当たります。

Hestan Cueは調理のサポートサービスで、動画で調理過程を説明してくれるだけでなく、アプリと調理器が連動して温度調節されるようになっています。
専用のセンサーとフライパンが必要になりますが、アプリの手順に従えば基本的に誰でもいつでも同じ料理を作ることが出来るのです。

・「Hestan Cue」に対して感じる魅力

今回調べてみて、Hestan Cueに2つの魅力を感じました。
1つが、「全てやる」or「全てやってもらう」ではない新しい形であること
もう1つが、調理を「慣れ」ではなく、「科学」で実現したこと
になります。

前者は、家庭で料理をする際の過程の話です。
「全てやる」というのは、材料を1から10まで調理すること、「全てやってもらう」のは、調理家電に完成まで全て任せてしまうことを指しています。
以前は、自炊する際にこのどちらかの選択肢しかなかったはずです。しかし、Hestan Cueはそのどちらでもありません。

細かな調理動画はもちろんのこと、料理し始めのころは難しい温度管理をすべて行ってくれます。つまり、温度調節に躓いていた人にも料理の楽しさを提供できるようになったのです。
もちろん、すごく料理に慣れている人は、温度調節を指示されない方が楽しくないという人もいるでしょう。ただ、今回言いたいのは、「全てやるor全てやってもらう」の2者択一から選択肢が増えたことで、料理を楽しめる人が増えるだろうということです。
普及が進めば、自分に合った形の「料理方法」を選べるようになっていくのではないでしょうか。

後者は、つまるところ、「感覚・主観的」ではなく「事実・客観的」に料理が出来るようになったということです。
基本的に自炊される方は、最初は経験が大事だということで、簡単なことから始めてだんだん慣れていくはずです。火力調節に関してもそうだと考えます。
ですが、Hestan Cueを使えば、初心者の人でもレシピに載っている難しそうな料理を作りやすいなるのです。自分の感覚ではなく、機会というプロと同じ知識をもつ存在がサポートしてくれるからです。
繰り返しになりますが、これは「感覚・主観的」なことを否定しているわけではありません。ただ、「料理には慣れがないと色んなレシピを作るのは難しい」という、どこからか生まれた暗黙の了解のモノをなくすことで、料理へのハードルを下げてくれるのではないでしょうか。
色んな人が自分に合ったやり方で料理を楽しめるようになれれば、それは素敵なことだと思います。

・日本におけるスマート調理家電

日本では、シャープの「ヘルシオ ホットクック」のような、機械が材料を入れると調理し終えていてくれる家電はあります。一方で、Heatan Cueのような人と機械が共同作業するような家電は私が調べたところでは、見つかりませんでした。

ただ、パナソニックやシャープなど、スマート家電を力を入れている企業はたくさんあります。Hestan Cueのようなスマート調理家電が、日本人に合った形で市場に生まれてくるのもそう遠くないのかもしれまぜん。

これは余談ですが、CES(Consumer Electronics Show)では、各国の最先端の技術を導入した電子機器が発表されています。2021年度の開催はオンラインで終了しており、食に関係した製品にはどんなものがあるのか調べてみたいと思いました。

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