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「たった一人、たかが100円」売れただけ、それでも何にも代えがたい経験

今回は食でも健康に関することでもなく、自分の経験談についてお話ししていきます。

これを書こうと思ったのは、2つ理由があります。
1つ目が、自分が当時の感覚を忘れないようにするため
2つ目が、もしかしたら自分と同じような経験をしている人がいたら、役に立つかもしれないため

の2つですね。

内容は、ビジネスアイデア、に関する話です。

・考えて満足していた

私は、大学2年生の頃からこれ面白いんじゃないかみたいなアイデアをメモしていました。基本的には、これはビジネスになるかも、と思った内容でした。

ただ、それに関する吟味はほとんどしませんでした。
「将来の自分がやってくれるだろう」と考え、そのアイデアが実現性があるのか、ないのかの検討をしなかったんですね。

今振り返ると、怖かったんだと思います。もし思いついたアイデアが全然くだらないものだったら、誰かに否定されたら、という想像に耐えられなかったんです。

・とりあえず、1つやってみよう

アイデアをメモにし始めて1年くらいたったころ、自分が考えていたようなサービスが2年前くらいにリリースされていることを知りました。
「もしかしたら他のアイデアもテストマーケティングされているのかも」と考えたら、焦りました。自分が価値があると思っていたメモが無駄になると知ってしまうから。

そこで、とりあえず何でもいいから誰も試していなさそうなものに取り組むことにしました。それが以下の記事で書いた「ドギーバッグを用いた飲食店の売上増加」でした。

結論、全然自分が何も出来ないんだなって感じましたね。
HPの例を参考に事業計画書をミヨウミマネで書いて、飲食店にアプローチをとって、お客さんからアンケートとって、マーケティングテストみたいなのをして・・・。
それから、実際にこういうサービスどうですか?みたいなことを提案して、またデータ集計して、また提案して・・・。
っていうことを実際にやりましたが、自分の理想通りにできたことはほぼなかったです。

正直、途中でこれは「まったく需要がない」「サービスにはできない」と分かっていました。それでも継続が出来たのは、①自分の好きな飲食店が繁盛してくれるといいなと思ってたからと、②ちゃんと最後までやりきって経験値にしたいという考えがつよかったからですね。

・一人の利用者

飲食店に提案した「ドギーバックを用いたサービス」は、ほとんどのお店で断られました。ただ、1店舗だけ、いつも通っていたお店だけは、3日間だけ限定でサービスを実行してくれたんです。
そして、一人のお客さんがサービスを利用してくれました。

とても嬉しかったですね。
そのあと、お店の人からサービス手数料として、100円をいただけたときはずっと笑ってました笑
たった100円かもしれないですが、自分で売り上げた100円への嬉しさはひとしおでした。

・1人でも利用してくれるお客さんを見つけることの大切さ
・実際にサービスを作って、売上をあげる難しさと楽しさ
・結果という、データを得るまでやりきる意思の重要性

を、やっていて感じました。
そして、何よりアイデアは食材でしかなく、お客さんが食べられる料理に作り上げなければ意味がないことを体験しました。
それ以来、私はアイデアを考えるだけで満足はしないよう心がけています。

・最後に

この経験談がどなたかのお役に立つことがあれば嬉しいです。
是非、自分が思いついたアイデアを恐れずアウトプットしてほしいです。
怖くても自分の理想とする姿に必要なのであれば、必ずどこかでやらなければいけないはずです。

私はたかが1大学生にすぎませんが、少しずつ頑張ります。一緒に頑張りましょう。

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