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アキバ写真部のイベントを初開催しました

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今回は昨日開催したばかりの、アキバ写真部の活動レポートを速報でお届けします。


仕事に役立つ撮影会がコンセプト

私が開催する他のイベントの多くは、撮影を楽しみつつ、写真を共有し、多様性を実感するコミュニティ作りが目的となっています。

アキバ写真部の場合は、コミュニティ作りは他の部活動やランチ会が機能していることから、どちらかといえば会員の皆さんの役に立つ、撮影スキル向上につながるイベントとして活動したいと考えています。

私自身、ホームページや資料を自作し続けている身として、写真撮影についてはかなり苦労を重ねてきました。写真は「資料の顔」として、とても重要なアイテムになるだけに、限られた時間の中で、身の回りにあるものだけで、どれだけ綺麗な写真を撮るか・・・いつも頭を悩ませています。

私自身もプロでは無いので、参加者の皆さんと一緒に工夫しながら、部活動をさらに盛り上げていければとも考えています。

自社製品を撮ってみよう

今回は、会員の方が持参した自社製品の撮影をテーマに撮影会を実施しました。前半はカメラの位置取りを考え、どのアングルから撮影すると良いのかを考えました。

正面から撮影していると思っていても、どの角度から撮影するかによっては、四角い製品が台形になってしまったり、左右非対称になってしまったり・・・理想的なフォルムとは程遠い写真になってしまうことがあります。

そこで、まずはスマホで色々な角度から製品を写してみました。いろいろと試した結果、四角く左右対称な製品が撮れるアングルを発見。そのアングルで次はデジタルカメラを使って撮影。おそらくは15分ほどで、撮影の際にアングルを決めることがいかに大切かを皆で学べました。

補正は標準ソフトでも

次に、撮った写真の補正を行いました。まずはPCで補正しましたが、今回は標準で搭載されている「フォト」の編集機能だけで、どこまで理想に近づけるのかを試しました。

実はアキバは照明の光度が抑えられているため、普通に撮影するとかなり暗い写真になってしまいます。今回は暗い写真を明るく見せ、元の色味に近づけるための補正に挑戦してみました。

標準的な編集ツールだけでも、補正前後では驚くべき変化が起こるのを目の当たりにしてもらい、撮影した後のひと手間がいかに大切かを知っていただきました。

撮影ボックスを使ってみる

実は私も知らなかったのですが、アキバでは会員向けに簡易型の撮影ボックスが用意してあり、無料で借りられます。後半はこの撮影ボックスを使って撮影してみました。

上の写真は、撮影ボックスのLED照明を最大にした上で、スマホで撮った写真です。照明があっても、かなり暗い印象です。

スマホの「フォト」の編集機能を使い、色味を補正したのがこちら。補正するかしないかで、これだけ表情が変わります。しっかりと元の色味まで近づけるようとすると、もう少し時間をかけ微調整が必要ですが、標準的なアプリの機能だけでもここまで補正が可能です。

製品をプロモーションする上で、写真はとても重要なアイコンになります。ただ、限られた時間で資料の作成が求められるシチュエーションが多い中、写真を手短に用意することは至難の業だと思われがちです。

今回のように、たとえスマホ撮影であったとしても、アングルを考え、わずかな時間で補正するだけでも、見栄えが全く変わると分かっていれば、より効果的な写真が準備出来るかもしれません。

次回も同じような感じで

今回は初開催だったため、私自身も工夫しながらゆるゆるとイベントをやってみました。次回も同じように、イベント前後で基本が学べるような感じにします。年末までには2回目を開催したいと思っていますが、熱烈なリクエストがあれば開催が早まるかも。是非ともお声がけ下さい。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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