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熱量が戻った「つながる交流会」

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今回は先日アキバで開催された、「つながる交流会」について書き綴りたいと思います。

熱量が戻った「つながる交流会」

画像はアキバ公式Twitterから引用しています

木曜日にアキバで開催された「第44回 つながる交流会」に参加してきました。前回あたりから参加人数が増え始めていましたが、今回は見事に満席となり、開始前から相当な熱量を帯びていました。毎回、初参加者の方に手を挙げてもらうのですが、とても多かったのが印象的でした。ピッチ登壇者に注がれる熱視線も相当なものだったことが、交流タイム時の盛り上がりに反映されていました。

ということで、当日を振り返ってみたいと思います。

まず、アキバの最新情報が発表され、アキバスタッフとして新たに2名が加わったと発表がありました。コミュニティグループのマネージャーに杉野さんが、そしてPR広報責任者として木下さんが新たに加入。コミュニティのサポートを強化するための増員。個人的に、特に杉野さんの加入は大きな変化だと感じていて、会員へのサービス向上に大きな役割を果たすんじゃないかとワクワクしています。

涙あり笑いありの会員ピッチが熱かった

ベテラン会員からアキバジョインしたての方まで、実にバラエティーに富んだピッチは、とても興味深い内容のものが多かった印象です。

何人か印象に残った方がいるのですが、Akaki Kuumeriさんの片手で操作出来るゲームコントローラーが、障害を持つ方にとってどれだけ希望の光を与えるのか・・・Akakiさんのコントローラーは前から見て知っていはいたんですが、実は社会課題にとても真摯に向き合った結果生まれたものだと知り、とても思わず嬉しくなりました。

また、ここ最近毎回出展されているMOTTAINAIBATONのフードロス対策のために誕生したレトルトカレーも、これまでのアキバの流れからは異質ながらも、何かアキバらしさを感じさせる素晴らしい取り組みだと再認識しました。

ベテラン会員のファーストステップの伊東さんのピッチ、数々の経験をしてきた方だからこそ、多くの人を魅了していました。

会場がどよめきだった画像生成AIの凄さ

最後に登壇したのは、世界中で話題の画像生成AIのMid Journeyの日本語版「にじジャーニー」を開発したSpellbrushのAixileさん。ChatGPTがあらゆる意味で世間を賑わせていますが、こちらは文字を入力すれば画像が生成出来てしまいます。

例えば、「ラーメンを食べる初音ミク」と文字を入力すると、かなり高精細の画像が4枚、約1分間で完成。実際に生成されている状況を見させていただきましたが、画像の完成度にとにかく驚きました。絵が描きたくても上手くない。だから描くことを諦めていた・・・そんな人たちが文章を工夫することによってクリエイターになれる訳ですから、驚くべきシフトチェンジが起きそうです。

この日はにじジャーニーを使って生成されたかなり完成度が高い同人誌(画像集)が無料で配布され、多くの人が嬉しそうに持ち帰っているのが印象的でした。

交流タイムもあと飲みも

ピッチ終了後の交流タイムは各展示ブースがいつも以上に盛り上がり、気が付けばピッチを聞いていたか参加者の方々が、展示やデモンストレーションを始める姿も(笑)こういう、ちょっとしたカオスを生み出す時間・・・何か昔のアキバの熱量が戻って来たなぁと思いながら、私自身もその場に集った皆さんと交流を続けました。

あっという間に終了時間になってしまった「つながる交流会」ですが、冒頭で書いた通り本来の熱気が戻ってきたように感じました。ここ数年、様々な出来事があり、アキバのスタッフも大きく入れ替わった環境下、手探りで様々な取り組みをトライし続けたコミュニティマネージャーの方々の献身こそが、今回の熱気につながっていることは間違いありません。今回も各自が自らの役割に徹していて、交流タイムの時間も来場者の方々に対して積極的なコミュニケーションを取っている姿を見て、長年アキバに関わり続けている私としては、とても嬉しくなりました。

だからこそ、終了時間後はすぐさまにアキバが入居しているビルの1階にある、ビアバーに移動。今回は驚くほど多くの人が集まり、かなり遅い時間まで延長戦が続きました。今回の盛り上がりを見て、かなり個人的な見解ですが、なにか「アキバの新たな章」が始まった・・・そんなことを感じました。参加された皆さんはいかがだったでしょうか?

アキバの良さは、施設が充実しているだけでなく、会員間の交流がとても良い雰囲気の中で加速することにあります。最近はランチ会なども頻繁に開催されているため、新たに加わった方々が輪の中に入りやすい環境もあります。特にハードウェアを開発しながら企業を考えている方は、アキバにジョインするのは今がとても良いタイミングだと感じています。いかがでしょうか?

書くことをかなり抑えたのですが、気が付けば、ひさびさに2,000字を超えてました(笑)

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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