ザクザク ザクザク 氷の世界 その中に….
凍える朝…
室温は2℃
カーテンを開ける
雪は降っていない
ヒーターのスイッチを入れ
湯を沸かし
扉を開ける
氷の世界が広がる
ザクザク ザクザク
霜柱は 楽器のように
音を奏でる
葉牡丹達は
クリスタルを纏い
花々は 氷の羽衣を纏う
野菜は やっぱり エネルギーが
違うのだろう
氷を 溶かして 葉を広げる
ザクザク ザクザク
霜柱は 楽器のよう
ゆっくり ゆったり 時は流れる
毎年毎年 太古から
繰り返していたであろう この景色
人の 一生の中で 観れることは
幸せなのかも わからない
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
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