ポカポカ陽気　森のテラスで　あいうえお　

朝目覚めれて　ポカポカ陽気な冬の日
回復期リハビリテーション病棟へ向かう

最近　その場その瞬間で
完結してしまい
全くnoteも　描けていない....

体力気力が　無いのである...

回復期リハビリテーション病棟へ

担当だった　筋肉フェチのSから
凛々しいR嬢に　変わったのである

“ジャングルに掘り込まれた　怯えた
子鹿みたいだったのにねー”
それは　内緒ですと....

“お供の学生まで　引き連れて
凛々しくなったものだ”

相変わらずドキドキしていますと...
コロナで十分な実習が受けれず
現場に　放たれた苦労は並大抵では
無いだろうなと

“学生さんの手前　阿保話は出来ないな”と
学生さんに　このnoteを紹介する
“良かったら　読んで見てよ”

目の前のニコニコ話す　おっさんが
五ヶ月も寝たきりだったとは
誰も　思わないから....

暖かなリハビリテーション室
厚着を脱いで　身体のラインがわかるように....,
凛々しいR嬢は　とても的確である。

“二週間まえより　筋肉落ちていますよ
筋緊張の無い　そんな状態から動いてるのが　不思議で　不思議で...”

主治医も　言っている…

”重力に逆らう動きでは　筋肉頑張って
プルプル　痙攣しながら　動いてますね“

天性のパーソナルスペースを持つ凛々しい
R嬢は　震える手に　手を添える
”手のひら　熱いねー“
良く言われますと....

いつもの　阿保話は　ウイットに包み込み　的確なアドバイスを　頂き次に　繋げる
”やっぱり　プールで泳ぐかな“

”ほどほどに　鍛えてください“と
釘を刺す....

暖かな冬の日

”テラスに行きましょう“

森のテラスで　言語のセラピー
そう　相変わらず　あいうえおの練習

極寒でも　半袖で大丈夫だと呟く
熱い熱い　セラピストHは　頼もしい

”先週より　ましですね“

先週は　北風ビュービュー
極寒の中　強張っていたから...

ずっと　ずっと　同じ事を繰り返している

調子良くなったり
全く動かなくなったり...

森のテラスが　あって　良かったなと
いつも　思う。

“阿保話　大きな声で　笑いながら
手を　叩きながら　
盛り上がっていても
誰にも　何にも　言われ無いから”

森のテラスで　あいうえお....

また
三歳児くらいに戻ってしまったけど

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
ポカポカ陽気に　花が咲く