見出し画像

“森の中 目が覚めたら 反田恭平が鳥のように 舞っていた”. 浮世雲の呟き

目が覚めた あさぼらけ
いつものように noteを描く
寒くて布団から出れないけど
詩を重ねて物語になっている

朝は川で 泳いでいた 
凍える水の中
重たい 巻網を手に

リハビリにしてハード過ぎて…
鮎漁師だから


近所のコンサートホール
ピアニスト反田恭平のコンサートに 招かれた。
身体はまだ冷え冷えで….

温まる為に 此処はイタリアへ
ピザとデカンタワインを….
開演15分前

“ほろ酔い気分で ウトウトしながら聴いていたい それぐらいの心持ちが 心地よい 

まるで森にいるように”

ホールの前の石板を眺め
その景色を 切り取っていた。

胸にネームプレートをつけた年配の女性が寄って話しかけてくる
胸には摘み細工の花が咲いている。
ホールの責任者なんだろう。

“撮ってもらえるんですか?
どうぞ どうぞ こちらも”

きっと 彼女の好きな景色と
私の立ち位置が 重なっていたんだなと

開かれたホール

ここは 音がいい事で有名だ
ピアノは サイドに置いてある


ほんの少し温まった身体
心地よい音色に包まれる
夢見心地 森に居るようで

ウトウトしながら
生きているのか
死んでいるのか
分からない感覚が心地よい

目を覚ますと 


オーケストラを纏める彼は
まるで 両手を広げ

鳥が舞ってるよう…

エネルギーいっぱいで
演台を “バンって” 足で
踏み鳴らす 猛虎みたい

共鳴するんだなと

休演後 ピアノがセンターへ

ピアノニスト 反田恭平
ステージに居る皆が聞き惚れて
それに 音を重ねていく
時には激しく 
時には 囁くように

まるで 
創られた 世界を
目の前で
観てるようで

何処かで 観たような 

不思議な 心地よい風が
吹いてくる

鳴り止まない拍手の中

猫のワルツ
子犬のワルツ

神さまって 居るんだな….

平安な暮らしをする縄文人
ギランバレーに恋をして

次は このパイプオルガンの音色で
細胞の埃を 払ってみたいなと

鮎漁師 浮世雲


我 自遊たれ…..

この記事が参加している募集

再現してみた

朝のルーティーン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?