うきすたかのり

地方公務員とまちづくり会社の代表との2足のわらじ。 そしてあるときは日本中を釣りして回…

うきすたかのり

地方公務員とまちづくり会社の代表との2足のわらじ。 そしてあるときは日本中を釣りして回るおじさん。

マガジン

  • 山あいのちいさなプロジェクト

    2024年夏。新潟県胎内市で行われた農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト」の開催レポートです。

  • まちづくり会社中条中学校社のあゆみ

    中学3年生がまちづくり会社を起業!? 商店街の活性化をミッションとした「まちあるきツアー」プロジェクトのあゆみをレポートしています。

最近の記事

ちいプロ第1クールを終えてみて

NPO法人ヨリシロがこの夏に力を入れて取り組んでいる農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト(以下『ちいプロ』)」。 8月7日~9日にその第1クールが終了し、率直、上手くいったとおもっており、手ごたえも感じている。第1クールが終了したこの時点で、一度しっかりと自分なりに整理しておこうと、この記事を執筆するに至っている。 ちいプロって!?という方はこちらのマガジンの「僕がちいプロを始めたわけ」を読んでもらうと全体が把握できると思う。 上手くいった点は何かまず、僕自身が「

    • ちいプロ第1クール3日目

      この夏、まちづくり会社「NPO法人ヨリシロ」が力を入れて取り組んでいる農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト(以下『ちいプロ』)」。第1クール最終日である3日目の様子をレポートします。 今日もラジオ体操からスタート 最終日も地域の子どもたちとのラジオ体操からスタートである。 僕はこの日は不在だったが、子どもたちとだいぶ打ち解けたそうである。このあとのちいプロのブレストでも子どもたちに向けたプロジェクトもいくつか上がっていた。 朝食は2日目のカレー 朝食は昨晩作り置

      • ちいプロ第1クール2日目

        NPO法人ヨリシロがこの夏、力を入れて取り組んでいる農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト(以下『ちいプロ』)」の開催レポート。今回は第1クール2日目(8月8日)の様子をお届けする。 田舎の朝はラジオ体操から 小学校の夏休みでもある、今の時期。 ちいプロ2日目のスタートは地域の子どもたちと一緒にラジオ体操でスタートした。 眠い目をこすりつつ、子どもたちとともに体を動かす。僕も一緒に踊らせていただいた。 朝食はサンドイッチ僕は一旦午後から使用するSUPの道具を取りに

        • ちいプロ第1クール1日目

          まちづくり会社「NPO法人ヨリシロ」がこの夏に力を入れて取り組んでいる農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト(以下『ちいプロ』)」の第1クールが8月7日~9日にかけて開催された。 今回の記事からはいよいよ開催レポートである。 時系列に添いつつ活動内容をお伝えしていきたい。 今回は1日目の様子である。 集合・オリエンテーション始めましてのメンバー同士が一堂に集う。 参加者全員と面談していたので、他の参加者と良い関係性を築いてくれるであろう参加者達であることは、僕らコー

        ちいプロ第1クールを終えてみて

        マガジン

        • 山あいのちいさなプロジェクト
          6本
        • まちづくり会社中条中学校社のあゆみ
          5本

        記事

          ちいプロのメンバー紹介!

          ちいプロがいよいよスタート本業が公務員である僕がライフワークとして取り組んでいるまちづくり会社「NPO法人ヨリシロ」でこの夏に力を入れて取り組んで切る農村インターン「山あいのちいさなプロジェクト(以下『ちいプロ』」の第1クールが8月7日~9日にかけて開催された。 こちらの「ちいプロ」の詳細は前回の記事を参照いただけたらと思う。 当日の様子を紹介する前に、今日はこのプロジェクトに集まってくれたメンバーを一人一人紹介しようと思う。人物評はあくまで僕個人の感想であるので、ご容赦

          ちいプロのメンバー紹介!

          僕が「ちいプロ」を始めたわけ

          今年の夏、公務員である僕がライフワークとして活動しているまちづくり会社「NPO法人ヨリシロ」で、新たな取組に挑戦している。 それがタイトルにもある「山あいのちいさなプロジェクト(以下「ちいプロ)」といういわゆる農村インターンである。 先日、その第1クールが終了し、自分達なりに手ごたえも感じることができた。 第2クールを9月中旬に迎えるにあたり、第1クールの振り返りと、第2クールに僕らが準備すべきことをまとめるために、久々にnoteを書こうと思う。 自分自身第1クールが楽しく、

          僕が「ちいプロ」を始めたわけ

          「地方公務員」と「まちづくり会社」のパラレルキャリアを3年積んでみた。

          さて、昨年のことだったが、(一社)地域活性化センターという、地域活性化業界?において権威ある団体が発行している月刊誌「地域づくり」の11月号の特集に「プラスワンで地域をつくる若手公務員」ということで、拙稿が掲載されました。 内容は、このnoteの記事タイトルのとおり、地方公務員としてパラレルキャリアを歩んでみて実際どうなのか、というもの。 まだまだ公務員で副業しているような人はレアキャラだと思う。 実際どうなん!?というところを記しておくことは、多少意義があると思い、地域づ

          「地方公務員」と「まちづくり会社」のパラレルキャリアを3年積んでみた。

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(後編その2)

          中条中学校社の成果と課題はさて、生徒たちの頑張りは、前回までで、完結した。 最終回である今回は取組全体を通じての成果と課題を振り返りたい。 文章中心になるがお付き合いいただけると幸いである。 課題について現場にはやはり早期に出た方が良い 今回は生徒たちの頑張りに大いに救われた。結果的に現場を終盤に持ってきたおかげで、主体性が芽吹いた面はあるが、総合的に考えれば、やはり現場には早期に出した方が良かったと思う。 ただ、現場に出す際に、最初から一から十まで町のことをレクチャー

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(後編その2)

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(後編その1)

          胎内市立中条中学校3年生がまちづくり会社中条中学校「社」として地元商店街の活性化に取り組んできた本プロジェクト。 全ての課がアウトプットにこぎつけ、参加者募集がはじまり、いよいよ本番へ! というのが前回まで。今回は、 どんなアウトプットになったのか? お客さんはたくさん集まったのか? 当日の様子は? というところを書き残していきたいと思う。 アウトプットまずはアウトプットをご覧いただこう。 生徒たちが半年間かけて取り組んできた成果物である。 ガイド課、フードコー

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(後編その1)

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(中編その2)

          胎内市立中条中学校3年生がまちづくり会社中条中学校「社」として地元商店街の活性化に取り組んできた本プロジェクト。 いよいよ中学生達が各課に分かれ、動き出したところで暗雲が漂ってきたのが前回まで。 今回は、アウトプットに至るまでを書き留められたらと思っている。 さらなる暗雲が前回、学校から「現場NG」が出たことにより、どの課も一回も商店街を見ることなくアウトプットの制作がスタートしてしまったことを記した。 実はこのとき、さらにまずい状況になっていたのだ。 それは、新型コロナウ

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(中編その2)

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(中編その1)

          胎内市立中条中学校3年生がまちづくり会社中条中学校「社」として地元商店街の活性化に取り組んできた本プロジェクト。 プロジェクトの狙いや経緯をまとめた前編に続き、中編となる今回はアウトプットに至るまでの中学生たちの取組経過などを記していきたい。 全体の行程 まずは、ざっと会社全体の流れをば。 郷土愛・地域活性化についての学習(5月下旬) ↓ オリエンテーション・課題付与(6月上旬) ↓ 本町通り商店街の学習(6月上旬) ↓ 各クラスでまちあるきコースを造成(6月下旬) ↓

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ(中編その1)

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ。(前編)

          この春から、地元中学生らとともに「まちづくり会社」をつくり、地元商店街の活性化に取り組んできた。 実在する会社ではなく、学校の授業の総合学習の一環として、自分たちを会社組織に見立てて取り組んでいるのである。 この会社による商品「本町通り商店街『まちあるき』」の本番が大盛況と言っていいなか無事11月21日(日)に終了し、あとは生徒たちの振り返りを残すのみとなったというこの段階で、ここまでの取組経過やその狙いなどについて私自身振り返ってみた。 興味がおありの方はお付き合いいただき

          まちづくり会社中条中学校社のあゆみ。(前編)

          地域おこし協力隊!残念自治体を避ける4つのポイント

          いま、業界?では、2020年春採用の地域おこし協力隊のリクルート活動が活発に行われている。 地域おこし協力隊について簡単に説明するとこんな感じ↓ 地域おこし協力隊員は、おおむね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事する者をいう。(総務省HPから) ざっくりいうと、「3年程度田舎に移住し、移住先の地域活性化を担う」人のこと。お給料は移住先の自治体等から支払われる。 この

          地域おこし協力隊!残念自治体を避ける4つのポイント

          里山遊園地をやってみて

          里山遊園地って?この10連休、5月1日、2日にあるイベントをやってみました。 それがこのタイトルにある里山遊園地なるイベントです。 どんなイベントかと言いますと 胎内市山間部全域をひとつの巨大な遊園地にみたて、ロイヤル胎内パークホテルを拠点に、パラグライダー、ツリーイングなどのアクティビティ、雑貨づくりのワークショップのほか、自然の恵みを活かしたお料理教室など、 胎内の里山で楽しめる様々なアトラクションを一斉展開するもの。 里山遊園地の目指したものこのイベント、目的があり

          里山遊園地をやってみて

          旅人を"ムラビト"ヘ

          我がまちの観光基本コンセプトを打ち出します! それが「旅人を"ムラビト"へ」というもの。第2次胎内市観光振興ビジョンとい名のいわゆる行政計画なのですが、ものすごく大部なので、具体的にどんなの?というのをかいつまんでご紹介します。 観光を私達ひとりひとりの活躍の場に 私達の日々の暮らしや営みには、旅人が時間とお金をかけてでも体感したい魅力が溶け込んでいます。 こうした魅力を、観光施設やご商売を営んでいる方だけでなく、 私達ひとりひとりが主役になり、旅人に提供していくこと

          旅人を"ムラビト"ヘ

          アツい想いに触れた4日間

          少し日が経ってしまったのですが、2月7日(木)~10日(日)の4日間は色んな人のアツい想いに触れる機会に恵まれました。ちょっと振り返ってみたいと思います。 この4日間、何をしていたのかと言いますと、、、 地域づくり支援者サミット(2月7日) 県の地域政策課が主催の研修会。こちらは事例発表者として登壇いたしました。 OMO Niigata Vol2(2月8日~10日) 新潟県内の公務員有志による研修プログラム。こちらはコーチを仰せつかりました。 そして、自分で主催した観

          アツい想いに触れた4日間