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お掃除ひとつ 〜トラブル前提の思考〜


キッチンシンクのゴミ取りネットを友人がつけてくれていた。
それをひっぺがして掃除していた私に友人が
「そっちの方がめんどくさくない?」と一言。



なんかこれが自分の中でぐるぐるしていて
なんで私はネットをつけずに溜まったゴミを
ポイポイ捨ててゴシゴシ洗ってしまうのだろうと考えていた。

お風呂場の排水掃除もそうなのである。
髪の毛キャッチ系のものってあるんだけど、
逆にネットだとか色々つける方が私は面倒で、
「ええー掃除って、掃除って哲学〜〜〜」ってなった。←

んでね、推察でしかないけどそもそもの考え方が
私は”汚れる前提”で
友人は”汚さない前提”なのかなと思った。

これって何にでも同じこと言えて、言い換えると
”間違う前提” ”間違わない前提”
”怒らせる前提” ”怒らせない前提”
”トラブる前提” ”トラブらない前提”
で、動いてるって感じ。

そう、だからね、多分ネットつけたり、
例えばトイレの水流れるところに置くやつ(わかる?)とか
テーブルクロスをつけるとか
キッチンマットひくとか
一緒に仕事した時に注意書きアナウンスめっちゃつけるとか

なんかこう、”起こさない前提”で友人が動いてるように感じてきた。

うきはもう絶対汚すからいっぱい掃除しよ〜って感じなの。
トラブルもそう。多分起こしてしまうからその時は誠意持って対応しよ〜みたいな。

これは彼女が優秀だからなんだろうなぁとは思った。
起こさない動きをして起こさずに済ませられるからそうするのだろうなぁと。

うきはどんなに気をつけても汚す、こぼす、転ぶ、失敗する。
どうしてもできないことがいっぱいある。
色んな人に迷惑かけて困らせて、怒らせて、でも助けてもらって生きてきたなぁって。(感謝だねぇ)

そう思うと起こさない前提で生きてる彼女含める大半の人って、
ほんとーにほんと〜にえらくてすごいなぁって思った。

あ、でもね、うきの前では失敗していいよって思う。
うきが沢山失敗しちゃうから、ごめんねって気持ちだけど
でもでもいっぱい助けるから一緒にいてねって。

そんな気持ち。
お掃除ひとつ、その人が見えますね。

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