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疲れていることに気づかない私たち

世界はいつになったら落ち着くのか?

私は生まれてからそれほど多くの歳を重ねているわけでは無いが、
世の中は確実に便利になってきている。

携帯一つあれば財布さえ持たなくても買い物ができ、なんなら買いにでかける必要すらない。
映画もアプリ一つで新しいものが見れて、色んなゲームができて、簡単に友達や知人と繋がれる。

10年前の自分では想像もできないくらいに世の中は便利になった。
しかもその発展は止まることなく未だ成長の途中にある。

5Gの導入で車の自動運転がより実用的になったり、Amazon goのようにゲートに通るだけで勝手に決済されるような店が増えていくかもしれない。

そう、世の中はどんどん便利になっていっている。
なのに生活に余裕が生まれてないということに私たちは気づいていない。

一見便利なものを使いこなしているようで便利な機能に振り回されているだけだ。

簡単に友人とつながれる?
繋いでいないと置いて行かれるから必死に繋ぎとめてるだけ。

キャッシュレス?無人化?
その影響で辞めさせられた人はどうやって生きていく?
結局は人件費を削って儲けを大きくしたいだけでは?

より良い社会の実現?
アマゾンを焼け野原にして生態系をぶっ壊すことが?
そもそもよりよい社会とはなんだ?

平和の実現?
今各国が戦争したら第2次世界大戦の比にならないくらいの人間が犠牲になるかもしれない程に軍事兵器は進化しているのに?

そんなことはそっちのけで今後も技術の進歩で世の中はもっと便利と呼ばれる社会になっていくのだろう。

それによる恩恵は確かにある。
しかし、ずっと先のことかもしれないが、私には人間性を失った人間の姿が浮かんでくる。

アニメ「PSYCHO PASS サイコパス」のように
機械が人の生き方を決め、機械が人を裁き、機械によって人の幸せが決定される。
努力をしない、何も考えない、決められた通りの道だけを進んでいく。
そんな未来が待っているのかもしれない。

それはもはや生身の機械そのものだ。

それが良いか悪いかは分からない。
ただ、世の中そんなに便利にしなきゃいけないものだろうか?

もちろんあれば助かるということもたくさんあるだろう。
でもその成長スピードに地球とヒトはついていけてない。

便利だと思っているのはその機能を使いこなせている人だけだ。

少し立ち止まって一休みしても良いんじゃないだろうか。
私たちは便利さに疲れているということに気づくべきだろう。

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はい。
今日はいつもと違ってちょっとお堅く暗い感じを出してみました。

結局何が言いたいのかというと
地球が体で人間が骨とか細胞だとしたら地球が成長痛で悲鳴上げてんじゃないの?
少し待って地球に合わせた成長していこうぜ!

ってことでした。

そんじゃあ
また次回までごきげんよう!

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