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僧帽筋下部エクササイズ!

皆様こんにちは、和歌山で作業療法士をしています。
宇治です。

今回のアウトプットさせていただく内容なんですが、【僧帽筋下部エクササイズ】についてです。

はじめに

上肢を挙上する時に、肩甲帯は中間位から一度下制を行い、上方回旋するといわれています。理由に関しては、一度肩甲帯を安定させるためであるといわれています。

肩関節の屈曲160°までは肩甲骨は上方回旋とわずかな挙上と外転の動きが生じます。屈曲160°以降は肩甲骨はわずかに下制と内転、後傾します。この下制、内転、後傾には、僧帽筋下部線維の働きが重要になります。その動きが妨げる僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、小胸筋などはストレッチしておく必要があります。

高齢者でよくみられるのが、円背になっている方が多いですよね。円背の方は、肩甲帯は脊柱起立筋の弱化や大胸筋、小胸筋の短縮位になり、肩甲帯は外転位になります。僧帽筋下部線維は弱化し、伸張された状態になるので、アライメントが崩れます。僧帽筋下部線維の重要性を知って頂いた所で、今からエクササイズを説明していきます。

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