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<フクシマからの報告 2021年秋>    やはり放射性物質を運んでいた     福島第一原発から1キロを走るJR常磐線 茨城県ひたちなか市にある        洗車場と隣接公園の土壌線量データ入手 仙台・品川間を走る列車の汚染を確認

今回、JR常磐線の車両に付着した放射性物質の実測データを入手したので、記事を無料で公開する。懸念したとおり、同線の車両は福島第一原発から出た放射性物質を運んでいた。

2020年3月にJR常磐線(東京・上野〜宮城・仙台)が東日本大震災以来9年ぶりに全線開通した時、私が懸念したのは、福島第一原発事故で噴き出した放射性物質を、車両が付着したまま沿線に運んでばら撒いてしまうのではないかという点だった。悪い予感が的中したことになる。

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