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「今ここ」の身体感覚を探り、味わう。〜ゆるっと瞑想ラウンジvol.8レポート〜

こんにちは。禅療法士(生前戒名:亮法観療禅士)宇賀神 亮です。

5月28日(金)に行いましたゆるっと瞑想ラウンジのレポートです。

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「禅療法士って何?」と 禅的瞑想の説明記事

こちらに詳しく書いています🔽

ゆるっと瞑想ラウンジの成り立ち

今回で早くも8回目。2020年の10月より月に1度のペースで行っている「ゆるっと瞑想ラウンジ」in 東京都足立区北千住。

僕がサラリーマン時代、起業家を志していた時に出会った、KNOWHOW北千住のオーナー原田さん。心理セラピーのセッション会場として何度もお世話になったご縁です。

「ゆるっと瞑想ラウンジ」は、ちょうど僕自身が「禅療法士」の講座を修了し、生前戒名を賜るタイミングで、原田さんより「瞑想の機会を作りたい!」というお声をいただきました。ベストなタイミングとなり、その日のうちに日にちを決めたのでした。

KNOW HOW北千住さんのサイトはこちら🔽(瞑想ラウンジの記事もこちらから発信されます。)

禅的瞑想の構成

今回は、全員男性の回となりました。僕を含め共通するのは、日常の仕事において常に頭がフル回転で、疲れ果てることが多いこと。まさにストレスフルな状態です。

ご参加者さまの属性やその時の表情などを見て、今日の瞑想構成を決めていきます。

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今回は、呼吸瞑想・労り慈しみの声がけ・左右揺身・膝立ちの瞑想・身体感覚の変化を味わう、という構成で行いました。(文字にするとよくわかりませんね笑)

どこをコンセプトにしたかというと、「上半身の緩まり」を実感いただくような流れにしました。禅語の中に「上虚下実」という言葉があります。上半身が緩まり、下半身がどっしりしている。そんな様子を表す言葉です。上虚下実の状態が、本来の身体の安楽姿勢(無理なく動作ができるフラットな姿勢)となります。

日常バタバタする中で、上虚下実の状態を作るのは、とても難しい。目の前のタスクがある程度落ち着いた時、自宅に帰ってきたときに「はぁ、疲れた・・・」と感じることが多いのではないでしょうか?その時は、上半身が力んでいることが大半です。そんな実感を得ていくためのワークを中心に行っていきました。

ご参加者さまご感想

毎回のように、瞑想後はゆったりとする時間を設けています。(毎回のように一番くつろげる時間で、オーナーと僕が一番緩んでいます笑)

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ご参加者さまと体感の変化とご感想のシェアをしています。その中でご本人に許可をいただき紹介させていただきます。

最近SNSでイラっとする出来事があったが、その場で冷静に対処ができた。
今の身体感覚に気づき緩めていくことができるようになっている。

日々の仕事で肉体的に疲れるが、精神的な疲れは減ってきた。
それは瞑想ラウンジに通っているからできるようになった。

単発だったり間が抜けていたら、体感覚の実感を忘れてしまって、できていなかったと思う。一人ではなかなか身体感覚に気づき、探り続けることは難しくても、この機会を通して効果を感じている。

毎回継続して参加しているからこそわかったこと。

この方は、8回皆勤賞です。元々頭で考えることと身体感覚のギャップが大きく、「頭では頑張るけど、身体が悲鳴を上げて症状が出る」という状態が続いていました。瞑想ラウンジの回を重ねるごとに、表情がゆるみ、肩の力みが抜けて、身体が楽になってきている変化がよくわかります。

そんな様子を、瞑想誘導しながら拝見していると、僕自身も緩みますし、続けてきて良かったと思える瞬間でもあります。

他のご参加者さまも「よかった〜」「すごく緩んだ」とご感想をいただいており、瞑想後の全身の緩み具合を見て、よりその言葉の真実味が伝わってきます。

ゆるっと瞑想ラウンジの今後

こうしたリアルで関われる空間、非日常空間は、これからも月1回のペースで設けていきます。次回は6月25日(金)20:00開場となります。ぜひお気軽に遊びにきてください✨

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今ここの身体感覚に気づき、味わい、心地よさを探り続けていく。自分自身を問い続けていく。洞察し見据えていく。「禅」の考え方を応用した瞑想。『待つ・信じる・寄り添う・見守る』を主軸とした禅的瞑想誘導を行っていく機会です。

オンラインでも瞑想自体はできますが、心身ともに緩めるだけではなく、ご自身の体感覚を持って心地よさを育む、実感できる練習をする場所として、リアル開催に拘っています。

これからもゆるっと瞑想し、ゆるむ空間にしていきますので、ピンときたかた、お会いできますこと楽しみにしております☺️

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

また書きます。

宇賀神

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