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生徒さんと一緒に抱負を考えた

抱負と目標の違い


先日2022年初めてのレッスンを受けた生徒さんに、抱負を聞いてみた。

すると「抱負」と「目標」を勘違いしているように感じた。


抱負の意味を調べてみると、

「心の中で抱く決意」

とある。


一方目標とは、この決意の先にある到達点だと思っている。

抱負=決意

目標=決意の先にある到達点

だからこそ、まずは抱負を考えると良いのではないか、と思ったのだ。

しかし、生徒さんは目標と捉えていたので、一緒に抱負を考えた。

もちろんこ抱負を考えてもらったのには、理由がある。


生徒さん自身が変わりたい、と思っていることは昨年末も本人も言っていたし、

私も感じていた。


ただ、どう変えていいのか、どうしたら変われるのかについては、手段は伝えてきたけど、それを実行できていないご自分を責めてもいた。


自分を責めるだけ

または

根性論で自分を動かそうと思っても無理がある。

実行できない理由を見つけると、そこには長年の習慣や癖がある。

その習慣や癖を変えたり、なくすためには「行動を変える」しかない。


実際に行動を変え、うまくいった例



例えば、継続ができない、継続できる人になりたい、と思っていた生徒さんは、

やりたくないけど、やらないといけないことは継続しないことは誰にでもあることなので、行動を変えるしかない、と思って聞いてみた。


「どうしたら続くと思いますか?」と。

すると「見張られていれば続けられる」と言ったので、

私への毎日の報告をメールで送る、という行動をしてもらった。


サボると私から催促のメールがくる。

こうして常に継続することが頭にあれば、好きとか嫌いではなくて、毎日続けると言うことはできるようになる。


するとどうなったか?


自分に自信がなかった生徒さんが、自信を持てるようになり、だからこそ面接でもこの継続できなかった自分から、継続できるようになった経緯を面接で全て話して、次々に内定を勝ち取ったのだ。


変わりたいと言う意志が大事


変わりたい

そう思った時点で、実は80%は変わっている。

それも自分の望む方向に。

後の20%は、自分で自分は変わったんだと思えるために、行動を変えることだけだと思っている。


抱負は、変わる方向性。

目標は、その方向性の先にあるもの。

それを伝え、話をして、生徒さんが思った通りの抱負が見つかった。

私も、その抱負を持っていてほしいな、と思っていたので本当に良かった。


抱負はシンプルな、今年のキーワードのようなものなので、決して忘れることはない。おそらく今日もこのキーワードを思い出しながら生活をしているに違いない。


私の今年の抱負


私の今年の抱負は「無理しない、我慢しない、頑張らない」だ。


断りたい仕事が来た時も、無理して引き受けそうになるのを、無理せずうまく断り、あまり行きたくないものを、我慢せず断り、頑張ろうと自分に言うのを禁止している。

実際に何度か実行してみた。

これが実に気持ちいい(笑)

罪悪感もないのは、「私の今年の抱負だから」という自分に対して言い訳ができるからかもしれない。

気持ちいいのは、自分がやりたかったことをやれているから。

絶対にもとには戻りたくないから。


今からでも遅くない


人は何歳からでも変化できる。

変化の第一歩として、まだ1月中なので抱負を考えてみてはどうだろうか?

そうすれば2022年が終わる頃、さらに自分のことが好きになって、自分の人生や生き方に満足しているかもしれない。






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