見出し画像

「普通」を壊す


今日ふと思った。
「自分が普通だと思っていることを、変えていけば人生は変わる」と。

それは、あるオープンしたばかりのラグジュアリーホテルでお茶をした時のことだった。
そこには、多くの人たちが「日常のように」来ていたのを見た。

そのホテルは、コーヒーや紅茶がスタバの3倍ほどする。
コーヒーはおそらくおかわり自由だとは思うが、私が頼んだハーブテイーは3杯分ほど入っていた。
もちろん、居心地の良い椅子とおしゃれな空間と、美しい景色を見ながらのテイータイムではあるが、これを高いと思うか、リーズナブルと思うのかは、人それぞれの「普通」の感覚によるのだと気づいたのだ。

人は普段無意識でしていること、行っているお店、付き合っている人たちを「普通」と認定している。
それを元に、「高い」「安い」「良い」「悪い」などを決めているのだ。
つまり、その人の「普通」があらゆることの基準になっているのだ。

もちろんそれは幸せなことだと思うし、居心地はいいだろう。
ただ、自分を変えたいとか自分がその場所で居心地が悪いと思い始めた時には、「自分の普通を壊す」必要が出てくる。

今日ホテルで見た人たちは、「自然と」この場所にいたように感じたので、おそらくこれがこの人たちの「普通」なのだろう。

私は、というと、仕事柄一種の勉強だと思って、ラグジュアリーホテルでお茶や食事をしているのだが、なんとなく最近、人間関係や環境が変わるような予感があったので、ふと思いつきで訪れたホテルのテイータイムでの気づきとなったようだ。

自分の人生が変化するときは、環境、人間関係を変えていくと、自分の「普通」が変化していき、出会う人も、住む場所や訪れる場所も変化していき、人生が変わるのだろう。

でもほとんどの人はその「普通」を疑うこともしないし、変えようともしない。
なぜならそれが「普通」だと信じているから。
「変えること」「変わること」は怖いから。
もちろん、どんな「普通」を持っていても、それぞれの人生なのでそれでいいのだが、私は自分の「普通」を見直したいな、と思った。

それにしても、「普通」という感覚は案外人生の大きな鍵を握っているようなので、時には「普通」だと思っていることを見直してみることも必要なのではないか、と思った気づきだった。


サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!