引越し２年後の振り返り

引越しから間も無く２年が経過する。
２０２１年５月に現在の場所に「戻ってきた」

移住とは違うけど、帰省した感じ。
そしてこれが私にとっては「復活のポイント」となった。

住居

大きな駅まで徒歩でも行ける場所。
すぐ近くに有名カフェも、映画館もある。
でも目の前の景色は開けていて、目の前に家がある、と言う私が最も避けたい
環境は回避できた。
家具もできる限り減らしたため、空間もほどほどにあり、この部屋を大事に、綺麗に整えている日々だ。

食事

これは、ぐーんと内容が上がり、食費は下がった。
要は、「美味しいものが安く手に入る」環境だ。

外食はあまりしないので、ひたすら市場やスーパーで食材を手に入れるが、
最近は、「殻付きかき１３個入りで、４００円程度、と言うのにハマって、
オーブンで焼いて食べている。
海の幸が豊富なのは、本当にありがたい。
市場のおじちゃんたちから、１００円のレタスを買ったら、おまけとしてカイワレ２パックをもらうなど、（１パック３０円、合計６０円相当、これも安すぎるくらい安い）暖かさの中で生きているのを感じる。
毎日美味しいものを食べられて、暖かさを感じながら生きるって、これだけでも最高だと思う。

買い物

ネットショッピングの回数が激減した。
それは、買い物がしやすい環境だから。
服やアクセサリーなどを買うのも、お店に行って、じっくり選んで買える。
人が多くないから。
だから確認して買うことができるし、店員さんからのアドバイスもらえる。
外出しなければ、買い物もしないので、お財布にも優しい。
ネットショッピングは、本くらいになってしまった。
これもとても心地が良いと感じている。

生活

スピードがゆったり、になった。
慌てている人が少ないし、人は少ないし、野心バリバリの人も少ないけど、
それが心地よい。
自分だけ野心バリバリでもいいのだけど、それが嫌ならそれでもいい、と感じる。
生き方やスピードはそれぞれの選択だが、周りがやっているから自分もやらなきゃ、と言う、煽られる感じは全くない。
自分のペースで生きていきやすい環境だ。

収入

私の場合は、コロナによって影響を受けた職種なので、収入は下がったが、
全ての生活コスト、経費を下げたのでちゃんと暮らすことができている。
さらに「オンライン化」を早くから行っていたので、地方にいても仕事のオファーは全国からある。これは本当にありがたい。必要な際は出張に行っている。
以前やっていた仕事もさせていただき、「このくらいでちゃんと生きていけるな」と実感できたことはとても大きい経験だった。
コロナ終焉と共に（まだ終わってはいないけど、その方向に向かっている）仕事も増えているが、以前のように体を壊しそうな勢いで仕事をしたくない、と思っている自分もいるので、仕事を選びつつ、自分が本当にやりたいことに時間を多く使える仕事の仕方にシフトしている。

無理しない、我慢しない、頑張らない、と言うのは、私の２０２２年の豊富だったが、これをデフォルトで生きていこうと思っている。

人間関係

私は「戻ってきた」ので、以前からの人間関係は既にある。
ただ、全ての人間関係を継続しているわけではなく、さーっと離れることもしてきたし、これからもするだろう。
それでいいと思っている。
新たな人間関係もできたが、距離は関係なく、そのまま付き合い続けたい人とそうでない人は、きっぱり分けて、自分が心地よい人たちとだけ付き合っていくスタンスは何も変わらない。
会いたい人にはどこにでも会いにいけばいいと思っている。

最後に

引越しをし、地方都市に住むようになった私の振り返りを書いてみた。
どこに住むか、は人に与える影響はとても大きく、特に私の場合は引っ越したことによって、気力を回復できた、と言っても過言ではない。
結局、「どこが一番自分が居心地が良いか」だけなので、そのためにも色んな場所にまずは旅をして、数日滞在し、その後お試し移住期間を持つといいのかもしれない。

これは私が勝手に感じていることだが、その土地からの空気や波動
と言うものがあって、それと自分がピタッとあっているかどうか、ってとても
大事な気がする。
だからこそ、住む場所、住居は必ずしっかりと自分の感覚が拒否しない場所を
見つける癖は以前からあり、それによって今の住居は本当に居心地が良く、良い気が流れていると感じる。
（もちろん私にとっては、という意味だ）

今朝も、掃除をし、お香を炊いて、すっきりした部屋で仕事をしている。
これから買い出しに行き、少しおせちを作ることとしよう。

２０２０年以来、私の最も大事にするものは、「今の自分の気持ち」になった。
自分の気持ちに敏感になり、自分の気持ちを大事にし、それ以外は二の次になった。
これからもそれを大事に生きていけば、大抵のことはなんとかなると思っている。

自分を大事に。
自分の気持ちを大事に。
自分を褒めることも大事に。
自分を認めることも大事に。

それが全ての原点だと思っている。