上木うえき

社会人2年目

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マガジン

  • 農工大生の地域活動記録

    農工大生(地域システム学科共生持続社会学専攻)の府中市での活動をまとめました。 なぜこの活動を始めたのかのきっかけ、実際にやったこと、得られたこと・ものをまとめようと思っています。 どうすれば上手くいくとかはないのですが、これをやったら失敗するよというのは胸を張って言えるので是非ご覧ください! このマガジンの目標は、経験してなくても、読んだ人が学びを得られるようなコンテンツです。

  • 読書感想文

  • 関係人口レポート

    所有では得られない経験に価値を見出し、その地元の方との交流など一歩踏み込んだ体験のレポートです。

  • 作品感想文

    見た映画・映像作品の感想のメモを感じたままに書きます。

  • 上木新卒日記

    働く中で思考の整理のために書いた記事です。

最近の記事

大学生って勉学とサークルとバイトだけでいいの??【連載】地域系大学生Vol.1

あえてセンセーショナルなタイトルにしてみました。 これからマガジンで自分の学生時代の活動をまとめていく中で、 その原点となった思いを多角的な視点からこの記事で書きたいと思います。 地域での取り組み一覧まずは名刺がわりに自分が学生時代にやってきたことを紹介します。 【地域活動】 └府中学生空き家プロジェクト └教育系(中学校、サッカー少年団) └府中市協働推進委員 └コミュニティ農園 └ファシリテーター └ワークショップデザイン(タウンミーティング) 【環境系の活動】 └のこ

    • 働いてから感じた就活で必要な考え方

      就活終了からちょうど1年半、 入社して9ヶ月経った今になって就活の振り返りをします…! 自分の就活+実務経験を踏まえて、 実際にどうやって就活を進めて行けば良いかの持論と必要な心構えを展開して行きます。 特に、自分のやりたいことを仕事にしたいと思ってる学生に読んで欲しいです。 ちなみに筆者は、第一志望だった倍率50倍の総合職コースを勝ち進んで内定をもらった日系大企業で今営業職をしています。(エンジニア志望でした。。。) 「就活」ってなんか嫌なイメージがあると思います。

      • 【メモ】「所有は無駄?消費のネクストノーマルとは?」

        ・消費から投資へ ・若者の「かっこよさ」の定義が変わってきている ・コト消費→トキ消費(時間の制限のある消費) ・値段が高い順でシェアされている、買い物が本質(エッセンシャル)かどうか ・経験が多くなる選択肢を買う 今でしかできないこと ・作り手を想像する 安さだけで買わない。どこにお金を落とすか。国力にまで影響を与える。 ・デジタルは名指しの消費、webはトップしか見られない。 ・トレーサビリティが明らかなものしか買わない← ・消費、投資が自分のブランデ

        • 人を手段として扱う人が苦手

          営業の先輩からのアドバイスで「人脈は広い方が良い」と言うアドバイスをよく聞く。ほぼ全員言ってる気がする。 個人的な意見では、人と知り合うことって打算によって行われるんじゃなくて、自然にできるものだと思っている。人とのつながりの話になると長くなるので、割愛する。 カントも「他者をただ手段として扱ってはいけない、目的としてのみ扱うべきだ」って言ってた(気がする)。 確かに人脈は広い方が良い。それは自分も経験から分かっている。 ただ、人脈の広さは目的にするものではなくて、何

        大学生って勉学とサークルとバイトだけでいいの??【連載】地域系大学生Vol.1

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          3本

        記事

          引き出し→効率

          何から手をつけて良いか分からないのではなくて、膨大すぎる覚えなくちゃいけない量にビビってる。 確かに現状で優先順位はつけられないから手をつけられてはいない。でも、それは効率を求めて無駄なことをしたくないだけの言い訳ともとれる。 効率は大事だけど、蓄積も経験もない人は泥臭くやっていかなくちゃいけないのかもしれない。 ストイックに考えると言い訳を考える時間がもったいない。その時間暗記に充てれば良いよね

          引き出し→効率

          相手基準とコミュニケーション

          「相手基準」、ビジネスマナーで教えて貰いました。 簡単に説明すると「ビジネスでは相手が何をしたら嬉しいか常に考えて行動することが大事だから、相手基準を意識しよう」ということです。 例えば、「コピーしといて」って頼まれたら、両面印刷がいいか、ホッチキスした方が良いか、カラーが良いか、みたいなのを相手が喜びそうな目的に合わせてやるみたいな感じです。 正直、ハイコンテクストなコミュニケーションを押し付けられてるなと感じました。指示を出す方ではなくて、指示を受ける方が想像力を働

          相手基準とコミュニケーション

          キャリアプランニングってなんだろ

          学部1年生の前で偉そうに大学生活について語りました。キャリアプランニングの授業です。 「大学だと色んな挑戦出来るしやった方が良いよ」 って話したら、 「就活のために色んなことに挑戦したいと思いました。」 って感想が来ました。 なんか違うんだよなぁ。 就活って目的ではなくて手段だと思うんだよなぁ。 就職してその先にある目標のために就活を頑張るってならまだ分かるけど。 就活を有利に進めたい気も分かるけど、大学時代の貴重な時間を割いてまで行うものかね。 自分の世界が広がる

          キャリアプランニングってなんだろ

          コロナで見えた高齢化人口減少社会の課題

          コロナで見えて来た地域の課題は二つあるかなと思っています。 ①医療崩壊の怖さ ②経済が止まることの怖さ この2つが考えられると思いますが、コロナが起きたからこの二つの課題が起きたのではくて、元々潜在的にあった課題が表出したと見ています。 ①医療崩壊の怖さもし爆発的にコロナが感染したときに、医療のキャパシティを超えることが考えられます。そうしたら助かるはずのかけがえのない命が救えなくなってしまいます。 日本では元々医者が少ないと言われていました。そして、長い目で見た時

          コロナで見えた高齢化人口減少社会の課題

          2020コロナから学ぶこと

          コロナから学ばなくてはいけないこと 1.正しく理解して適度に恐れる 2.人が移動すると、お金が動く 3.お金が止まってしまうサービスとお金が周り続けるサービスの違い 4.これまでのやり方に疑問を持つ契機 多くの人が言っていますが、ここでは私がコロナから学んだことについて復習としてまとめたいと思います。 1.正しく理解して適度に恐れるこれはウイルスの感染についてだったり、もし発症したら、感染が爆発して起こる医療崩壊のリスクだったり、何が物流止まって何が物流が動き続けるのか

          2020コロナから学ぶこと

          令和時代の大学生

          センター入試のゴタゴタやアクティブラーニングを公教育にどんどん取り入れようなど教育のあり方が問われている現代。 「人生の中で大学の位置づけってなんだろう」 って思うことが増えました。 よく「大学は人生の夏休み」って言う人がいますが、本当に今でもそうなんでしょうか。いっぱいバイトしていっぱい酒飲んでいっぱい遊ぶ前時代的な大学生象は今でも求められてるんでしょうか。 よく聞くのは、「企業の即戦力になる」ことが求められてます。今は大学1年生からインターンに行く人もいるみたいで

          令和時代の大学生

          誰にとっての物語性か

          大量の情報が溢れて模倣がしやすくなった今、差別化を図るために最近は”物語性”が重要視されています。 あるものがどうやって生み出されたかの物語を伝えることがなされている。 そこで必要なのは”思い”の可視化だと思っています。作り手の思いをクリアに、シンプルにストレートに伝えるためにデザインが必要です。 そしてその”思い”はユーザーにとって共感できる点があると良いです。言い換えると、自分の言葉で物語を語れる方が満足感が高まるんじゃないでしょうか。

          誰にとっての物語性か

          挑戦を続ける理由

          自分は意識的に新しいことに挑戦しています。空き家に住んだり、ライター始めたり、ラジオを始めたり、クラファンをしたり、カメラを始めたり、映像制作を始めたり、学生団体立ち上げたり。いろんなことに挑戦してきました。 自分にとって挑戦することを言い換えると「自分の知っている世界を広くする」です。挑戦することで満足するというよりも、こういう世界があるんだと知りたいと常に思っています。 じゃあなんで自分の世界を広げたいか、それは 「常に自分が本当にしたいことは何か」知りたいから

          挑戦を続ける理由

          クラフト

          最近流行ってるクラフトビールのクラフトです。「手工芸品」、つまり、手作りで機能性と芸術性があるものみたいな認識です。 クラフト好きなんですよね。手作りで世界に一つしかない感が。日頃人と被りたくないって思ってるので。 金額が高いじゃないですかああいうの。でもその値段って作ってるの費やした人の時間が込められてるからだと思うんです。その人の費やした時間が金額になって目に見えるんじゃないかと思うんです。だからなんか暖かい感じがします。 作り手が時間を費やして作ったものってもらっ

          多様性と議論の仕方

          2000年代になって日本人の多様性意識が高くなっている。 教育などで今まで画一的な社会を追い求め築いてきた日本社会が、その揺り戻しとしてダイバーシティや個性を求めるのは納得できる。(個人的には昭和:画一性を求める時代、平成:昭和を疑問視する時代、令和:多様性や新しい個性を生み出す時代、だと思っています。) これまでの画一的な考え方や常識と言われる言説に対して疑問視する営みが増えてきている。言い換えると、「これはこういう物だからと蓋をされてきた物を明るみに出す営み」である。

          多様性と議論の仕方

          生活をすることと自分の時間軸で生きること

          Twitterで 「精一杯生きてはいると思うけど、自分の生活をきちんとしてる?」 みたいな文章を見てはっとさせられました。 自分のやりたいことをいっぱいやってるけど、自分の活動のベースになってる食事とか睡眠とかは確かにおろそかになってるなと。 自分の体を作るのは自分が食べたものだし、 ベストなパフォーマンスのために健康であることは何よりの前提だと思う。 「やるべきじゃなくてやりたいで行動しよう」 と思ってるけど、 「自分のやりたいことだけをやるんじゃなくて、やりたいこと

          生活をすることと自分の時間軸で生きること

          昔の農民

          「農民は生かさず、殺さず」。常に、その時代の犠牲者的な存在で、歴史的にもその流れが延々と続いて来ていると思う。その慣習的といえる権力者に対する諦めが自然に受けつがれ、また目に見えない糸で巧みに操られて利用されてきた。 渋沢武三(1988)「21世紀に生きる産直運動ー埼玉産直センターの15年を綴るー」 今は農民に限らず市民に言えるんじゃないでしょうか。