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働いてから感じた就活で必要な考え方

就活終了からちょうど1年半、
入社して9ヶ月経った今になって就活の振り返りをします…!
自分の就活+実務経験を踏まえて、
実際にどうやって就活を進めて行けば良いかの持論と必要な心構えを展開して行きます。

特に、自分のやりたいことを仕事にしたいと思ってる学生に読んで欲しいです。

ちなみに筆者は、第一志望だった倍率50倍の総合職コースを勝ち進んで内定をもらった日系大企業で今営業職をしています。(エンジニア志望でした。。。)


「就活」ってなんか嫌なイメージがあると思います。
嫌なものはとっつきにくいです。
でも、就活は自分の人生の重要な決断の一つであると思っています。
この記事を読んだ後に、就活に対して嫌なイメージを持ってる人にもっと具体的にイメージを出来るようになってもらいたいです。

①選択肢ありすぎ問題


この章で1番重要なのは、
能動的に(頭で考えて)情報を取得すること」です。

そもそも新卒採用を行なっている企業の数が多過ぎます。(そこを絞るために、やりたいことは何か、軸は何かみたいなことを考える必要があります)
実体験として企業に関する情報が多過ぎて、
・就職四季報
・知り合いにおすすめしてもらった就活サイト
・スカウト制の就活サイト
しか見ていませんでした。

まずここで疑った方が良いのが、
情報を獲得するソースとして適切なのか
ということです。

最後に納得感を感じるためには、ここのリサーチの部分が大事です。

例えば、就職四季報には5,000社の情報が載っていますが、日本には390万の企業があります。なので約0.13%の企業の情報しかない載っていません。

ある程度絞られているので探すのは楽ではあるのですが、楽という基準だけで決めるのはミスマッチが起きやすく危険です。

そのため、インターネットで自分の気になるキーワードを調べて、後の絞り込みは極力自分で考えて行った方がいいです。


自分はここのリサーチが甘かったことを後悔しています。
自分の場合は忙しいことを言い訳にしていましたが、
これからの人生の重要な決断をする必要があるのに手を抜かない方が良いです。(ミスマッチすると色々大変です。。。)

就職四季報に載ってないけど、面白いことをやっている企業はごまんとあります。


②企業が見せている事業が出来るとは限らない

ここでポイントなのは、募集をするときに企業側はキラキラした部分を上手に見せてくるということです。

特に大企業だと、面白そうな事業をやってはいるんだけど、それ以外の事業もたくさんあり、希望の部署に配属されるかが問題です。

就活広報の際に、就活生が食いつきそうな全面に押し出す事業は会社が注力(お金も人材も)している可能性が高いです。

企業側の立場になって考えて注力事業に人員配置するとき、ベテランと新卒どちらを配属するでしょうか?
ここが就活の落とし穴の一つです。自分のやりたいことはその企業できるが、それが出来るとは限らないということです。


自分の行きたい部署に行けるかどうか、やりたいことができるか確認するには面接の際に聞くのがベストです。

面接で聞くのはハードルが高い場合は、
参考になるのが企業の売上の内訳です。

例えば、入社してから知ったのですが自分の場合は自分の興味のない事業Aが売上の7割を占めていました。。。
一方、自分のやりたいことは売上がほぼ立っておらず、ここから事業開発していこうというような状況でした。

となった場合に、超単純に考えれば新卒の7割は事業A関係の部署に配属されるのです。

上場企業だったら決算資料等で売上を確認できるので、見てみてください。
株主総会のパワポ資料とかもあると思うので、そちらは分かりやすくまとめてあるのでオススメです。


③先を見据えて探す

就職もしてないのに転職のことを考えるのは気が早いと思うかもしれません。
ここでは、職種の選び方についての心構えについて書きたいと思います。
ここでいう職種とは、営業とかエンジニアとかです。


企業の人事ローテーションの方法にも依ると思いますが、
最初の部署配属は重要だと思っています。

なぜなら、その職種のレールに乗ってしまうからです。

転職する際には募集要件というものがあります。
例えば、「法人営業で3年の実務経験有り」という様な条件が必要だったりします。(試しに適当な転職サイト見てみてください)

そうなった場合、自分の職種で転職するには実務経験をしないといけないし、自分の職種以外で転職する場合はかなりハードルが高いということが分かります。(未経験可の企業を探すか、社内で希望の職種に異動してから転職をすることが考えられます)

世間的に転職はやりやすくなったけど、職種を跨いだ転職はまだまだハードルが高いんですね。


なので、最初に乗った職種のレール以外の職種に行くのは大変という認識のもと職種は選んだ方が良いです。

転職するつもりないという人もいると思いますが、
ライフシフトという考え方が出てきて、転職を上手にできるようになる能力も必要かなと思っています。

まとめ

①企業を探す際はある情報を見るのではなく、自分で見つけに行って自分で考えて絞って行くことが重要

②志望している企業で本当に自分のやりたいことが出来るのか聞く・調べる

③転職のしやすさも考慮に入れて考える


以上が自分の考えたことです。
就活中は気付かなかったけど、社会人になってから気づいたことです。


新卒の時から自分のやりたいことを仕事にするのは大変だけど、
適切なアプローチでやっていけば実現できると思います。

自分の様なミスマッチを起こして欲しくないので、
是非参考にしてもらえればと思います。
ミスマッチが起きると、自分にとってもめんどくさいし大変だし、
企業側にとっても数百万というコストをかけたのに人材を失う可能性があります。

自分の頭でいっぱい考えて、納得感を持って就活を終えられることを願っています!

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