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相手基準とコミュニケーション

「相手基準」、ビジネスマナーで教えて貰いました。

簡単に説明すると「ビジネスでは相手が何をしたら嬉しいか常に考えて行動することが大事だから、相手基準を意識しよう」ということです。

例えば、「コピーしといて」って頼まれたら、両面印刷がいいか、ホッチキスした方が良いか、カラーが良いか、みたいなのを相手が喜びそうな目的に合わせてやるみたいな感じです。


正直、ハイコンテクストなコミュニケーションを押し付けられてるなと感じました。指示を出す方ではなくて、指示を受ける方が想像力を働かせろ、みたいな。

ただ、コミュニケーションって発する側と受ける側で成り立ちます。相手基準のハイコンテクストなコミュニケーションは発する側が楽をして、受ける側にだけ配慮することを求めてる感じがします。

長年の関係があって共有言語や共通認識ができてるとかになると話は変わってきますが。


もちろん指示出すたびに1から10まで説明していたら、限りある時間を無駄にしてしまうのは分かります。大抵の場合、指示を出す側の方が忙しいと思いますし。指示を出す側にも「これだけ言えばこの人は理解できるな」という相手基準を意識する必要があると思います。

適切に情報を伝達するために、①匙加減が上手にできた上での「相手基準」と②双方向の相手基準、が必要だと思います。


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