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バイリンガルニュース  政治 600-649

629 09.26.2024
1-ブラインドサイト

(Neuralink社 視力回復を目指す実験的デバイスBlindsightがFDA food and drug administration米国食品医薬品局から、重篤な状態の患者向けの医療機器の開発·承認を迅速化するためのブレークスルー指定を受けたと発表→創業者のElonMuskは、将来的には、両眼·視神経を失った人々が昔のAtariのゲームレベルの視覚を取り戻せる可能性を示唆:Blindsightは、小型のBluetoothデバイスを使用し、脳の視覚野に埋め込んだ電極配列を通して、外部カメラからの映像を視覚ニューロンへの電気信号に変換し、視覚として認識させる仕組み Neuralink社はN1の臨床試験も行っており、一般の人がマウスを操作するのと同じレベルで、全身麻痺の患者が思考のみでコンピュータのカーソルを操作することに成功)
Neuralink→ep259(6)+371(1)+427(3)+457(3)+603(1)
N1→ep603(1)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)+502(2)+538(1)+559(3)+578(2)+603(1)

2-タイタン公聴会
(米 2023年タイタニック号潜水艇Titanの爆縮事故で5人が死亡した件について、米沿岸警備隊が公聴会を実施:OceanGate社の元契約社員のAntonellaWilbyは、2022年の潜水中に顧客が爆発のような音を聞いたという報告があったと前の週の公聴会で証言したが、元管理部門ディレクターのAmberBayは、CEOのStocktonRushが、その顧客への対応で問題を起こしたとしてWilbyを解雇したと証言→証言者の間では、Rushの能力·安全意識について意見が分かれており、元エンジニアのPhilBrooks·DavidLochridgeは、フルスケールテストの不足·安全性の問題を指摘し、過去の潜水中に海底に衝突してRushがパニックを起こした事例や、潜水艇のカーボンラッピングの過程で、カーボンファイバー層の欠陥処理を電動ヤスリで行ったことを証言)
タイタニック号潜水艇Titan事故→[ep566(+)+567(3)]


619 07.18.2024
1-トランプ暗殺未遂

(DonaldTrump 2024年7月13日ペンシルバニア州での共和党支持者集会で演説中に銃による暗殺未遂事件発生し、右耳を負傷→集会参加者から死亡1人·重傷2人→容疑者は約150m離れた建物の屋上から半自動ライフルを発砲し、その場で射殺→動機は不明)

4-約束の地
(IsraeliAntiquitiesAuthority 旧約聖書にPromisedLand約束の地として記載されている古代都市Zanoahで遺物を発掘→遺跡の石垣·陶器·ユダのKing Hezekiahを称える紀元前701年のLMLK印鑑を発見→Exodus出エジプト記·Leviticusレビ記·Numbers民数記·Deuteronomy申命記に登場するMoseの物語と一致→LMLKはヘブライ語で王のものを意味し、王室の流通システムで使用されていた可能性→陶器片·硬貨も見つかり、継続的に居住地として使われていたことが裏付けされ、聖書の記述と一致→段々畑の壁も発見され、聖書に記載されている農業のやり方と一致)


618 07.11.2024
4-オーバーツーリズム

(スペイン バルセロナのラ·バルセロネータでオーバーツーリズムに抗議する大規模なデモを実施:観光客の増加により生活が困難になっていると感じている参加者約3000人が観光客は帰れと叫びながら行進→一部の人々が観光客に水鉄砲を浴びせたり、ホテル·カフェをテープで封鎖するなどの行為を行い、テラスで食事中の観光客が避難したり、デモ参加者とレストランスタッフが口論する動画がネット上で拡散 UNWTO world tourism organizationはオーバーツーリズムを観光が市民の生活の質·観光客の体験の質に過度な影響を及ぼすものと定義)


617 07.04.2024
1-共鳴しゃべり

(ランカスター大学 1994-2014年の間に英で録音された会話1600件以上を分析→政治家·医師·企業の管理職·大学の講師などが相手の言葉をそのまま繰り返して使う話し方が増加し、社会的階級が高いほど顕著→一方で、肉体労働者·高等教育を受けていない人々の間では未確認)


615 06.20.2024
1-夏日発言

(マックスプランク人口研究所 過去数十年で、世界8カ国で開かれた議会のデータ700万件以上·政治家28000人以上の発言内容を分析→気温が高い日は発言内容の複雑さが低下し、寒い日には変化が見られないことが判明→特に独国内のデータでは、57歳以上の政治家が気温上昇の影響を受けやすいことが判明)


613 06.06.2024
4-ヘイト検出AI
(Waterloo大学·LiamHerbert 第38回AAAI association for the advancement of artificial intelligence Conference On Artificial Intelligenceで、ヘイトスピーチを精度88%で検出する機械学習法を開発したと発表:文章と画像の関係性をより大きな文脈から解釈できるmDT multi-modal discussion transformerを使い、Redditのコミュニティ850個からスレッド8266個のコメント計18359件を用いてモデルを訓練→social mediaのプラットフォームを安全な空間にするためにレビュー·ヘイトスピーチの検出を自動化する必要があり、この技術がヘイトスピーチの選別の精神的コストを軽減し、安全な空間の構築に役立つ可能性→現在、国際法上のヘイトスピーチの定義なし)


610 05.16.2024
2-デッドボット
(ケンブリッジ大学 亡くなった人の音声·動画データを利用し、話し方·話す内容·性格·見た目などのデータをAIでシミュレートする危険性を指摘:亡くなった人のデータを利用するチャットボットはdeadbots·griefbotsと呼ばれ、既に存在しているが、規制·議論が不十分→digital afterlife industryデジタル死後産業はAI分野の中でもハイリスクで倫理的地雷原が多いとし、企業が亡くなった人を通じて商品の宣伝を行うことなどへの対策·亡くなる人と残された人の権利の保護が必要)

3-二都市ポータル
(BenediktasGylys NYのFlatiron Building近くと、ダブリンのNorth Earl·O’Connell Streetの交差点に設置された大きな円形スクリーンのアート作品ThePortalは、両都市の人々が24時間ライブ配信で互いの映像を見ることで、異なる社会·文化を持つ人々を繋げ、グローバルな繋がりの美しさを伝えることができる作品→開始から1週間以内にNYのInstagram·OnlyFansインフルエンサーがカメラに胸を露出したり、ダブリン市民が9.11のテロ画像を見せたりする問題が発生し、一時的に閉鎖→ダブリン市議会は技術的な対策を講じて再開を予定)


606 04.18.2024
1-月面日本人

(NASA BillNelson長官·盛山正仁文部科学大臣 2024年4月9日の共同記者会見で、米人以外で初めて月面を歩く宇宙飛行士が日本人になることを発表→NASA·JAXAはArtemis計画の有人部分で提携し、JAXA·Toyota社が共同開発した加圧ローバーLunarCruiserを使用することも発表:金属製タイヤ6本。与圧室搭載。長さ6m·幅5.2m高さ3.8m。動力源は水素燃料電池で、太陽光発電と月のレゴリスに含まれる氷を電気分解することで水素を生成し、燃料電池を充電→宇宙飛行士2人が約30日間月の南極地域を探索予定→打ち上げは2029年を予定)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)+538(3)+551(4)+557(4)+600(1)
月の水→ep22(5)+205(1)+275(4)+487(3)+554(3)

2-タバコ永久禁止
(英 2009年以降に生まれた国民がタバコを購入することを禁止するタバコ·vape法案を検討中:RishiSunak首相によって、喫煙による死亡者数の減少·国民の健康向上を目的に推進され、タバコ·vapeの法定購入年齢を毎年1歳ずつ引き上げ、最終的には2009年以降に生まれた人々が成人しても購入できなくなる予定→BorisJohnson元首相などから、年齢がほんのわずかに異なる成人間で購入できる者とできない者が生じる喫煙アパルトハイトを引き起こすと批判)


601 03.07.2024
1-OpenAI訴訟

(ElonMusk OpenAI社は創業理念に反し、人類よりも自社の利益を優先しているとしてCEOのSamAltman·社長のGregBrockmanに対して訴訟→AGI artificial general intelligence開発においてQ*という技術の開発·Altmanの透明性不足による解雇劇についても、創業理念に違反していると主張→OpenAI社は反論で、創業目的の1つであるGoogle社のAIに対抗するためには非営利モデルでは不可能であると当時のMuskが認めていたことを指摘し、OpenAI社のTesla社への併合·資金調達·自身の管理下への配置に関する提案に同意していた証拠を公開)
OpenAI解雇劇→ep586(3)
ElonMusk·OpenAI共同時代→ep239(5)

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