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大学4年間の後悔と思い出と感謝。

どうも、うえしんです。
卒業が確定し、あとは就職先、勤務先の準備と卒業式を控えて、何となく忙しかったり暇だったり、穏やかな日中の光に照らされて健やかに過ごしています。

後輩と久しぶりに会うことも増え、卒業を前に「大学4年間どうでしたか?」なんて聞かれることも増えました。

そんなありがちな質問に僕なりの大学生活を「後悔」「思い出」「感謝」に分けて振り返りながら答えたいと思います。

まずは「後悔」

ミスコンにも出て大学生活後悔することあるの?と思うかもしれませんが、僕に関しては少しあります。他のミスコンに出た人はまた違うかもしれません。

僕の大学時代の後悔は「友達を多く作れなかったこと」です。「自分友達いないんで笑」みたいに自虐してる訳では、まあ少しあるかもしれませんが、実質僕が経済学部で友達と言える人は2、3人でした。新学期始まって直ぐに英語の授業で一緒になったクラスメイトとLINEを交換したのがその3人くらいで、その授業や必修の授業では会うけど、ご飯を食べたり、遊びに行くのはあまりなく、だから遊びに行こうよ、ご飯に行こうよと誘ったはいいものの、それ以降あまり関わらなくなりました。コロナウイルスの影響でそもそも大学に通えなくなり、更に接点は無くなっていきました。でもそのうちの2人は何とかたまに話したり、1人は留学に行ってしまって、1人は留年確定しました。でも最後の1年、大学四年では僕も単位が残って大学に通う必要があり、なんだかんだ1週間に1回はその友達と会ってました。
その友達は1年生の頃から自分の字頭の良さにあぐらを書いて単位を落とすような人で、コロナ中も初任給くらいバイトしたり、その金でパチンコに行ったりしてたみたいです。まあ、別に僕はそんな怠惰な彼でも友達になってくれたのは嬉しいですよ。パチンコやってる奴とは関わるな、なんてよく聞かれますが、僕には彼しかいませんでした。まあ別に彼がパチンコで負けようが競馬で負けようが僕には一切関係ないので。

そして、僕がミスコン活動を終えた時に久しぶりに大学で学食を食べることになったのですが、「コロナ中何してた?」みたいな会話になりまして、彼は相変わらず、パチンコをずっとやっていたみたいです。
そして、僕が逆に聞かれて、
「俺の名前フルネームでググってみてよ。」
って言ってやりました。

そしたら、「えっっ!!!!」
みたいな、あからさまな反応してて面白かったです。

それから大学卒業間際まで仲良くしてくれたのですが、その友達しか仲の良い学部の友達はいなくて、大学4年では授業を受ける友達がいないので、後輩に敬語で話しかけて「ノート見せてください...」とか言ってましたよ。

僕はもっと、大学生らしい、授業に行く友達が欲しかった。でも、いつも一緒にいたらテスト期間とかだけに仲良くしてくる友達も増えそうで、それはそれで嫌だなぁ、なんて思ったり。
というか実際最後まで仲良くしてくれた彼もそんな感じでしたけどね。

サークルには所属していて、そこで友達とかもできたんですけど、学部が違うのであまり会う機会はなく、学食もたまに食べるくらいでした。後輩とも仲良くなりましたけど、微妙な距離感の人が多く、大学でほとんど一緒に過ごす、親友で相棒な人は現れませんでした。
いつも一緒ではなかったけど、僕を理解してくれた人はたくさんいて、それだけでもありがたいとは思いますけどね。

あとは大学デビューじゃないですけど、今まで自分とは真逆の性質のサークルとかにも入らなかったことも少し後悔しています。僕の大学で言うと、本当か分からないですけど、顔選別サークルだとか、オールラウンドサークルとかですかね。
まあ、今となっては、たぶんこういう陽キャサークルに入ってたら馴染んでなかったし、ミスコン出場者を多く排出しているからというメリットしかないし、実際陽キャサークルに入らなくてもミスコンには出れた事だし、陽キャサークルに入る世界線じゃなくて逆に良かったのかな、なんて思います。

あとはゼミに入らなかったこと。
これも人間関係が広くならなかった原因でもあるし、僕も1回ゼミに入ることを考えた時期がありまして、その時のゼミ紹介で、ゼミ生とディズニーに行ったり、BBQをしたりしています!って書かれていて、単純に羨ましかったんです。自分がそういう経験をしてこなかったから。本当に素直な憧れです。楽しそうなんですよ。

でもこれもゼミに入らなくても自分と価値観が会うサークルの人とディズニーに行けて、楽しかったので、本当に理想だけだったのかなとも思います。

人間関係での後悔もありますが、もう1つは、やりたいことがなかなか見つからなくて、大学後半でやっと見えてきたことです。

結果的にはこの先どんなことをして生きていきたいかある程度明確になって良かったのですが、もっと早くから自分の適正だったり、自分のやりたいことを知っていたら、見つけていたら、それを伸ばせてたのにな、と思ってしまいます。コロナを原因にするのは良くないですが、環境上外に出るのが難しい時期もありましたし、そもそも僕自身も積極的に色んなことを試そうとしなかったことも原因です。
大学に通い、友達と授業を受けて、学食を食べ、サークルや部活の先輩とご飯を食べに行き、帰ったら復習もせずベッドでスマホを見続ける。
今の生活とほとんど変わらないところもありますが、もっと時間がある時に、暇な時間がある時に、興味のあること、ないこと、なんでもやってみるべきだったなと感じます。

同時に、これはやりたくないなとか、こういう人と一緒にいたくないな、という状況でちゃんと離れるようにしなかったことも時間の無駄遣いでした。

もちろん、大学入学から僕と出会った人には感謝しています。その人間関係が今どんな形になっていても、出会えたことに感謝しています。

これは綺麗事ではなく、神が意図して僕に会わせてくれた人だからです。

大学生らしいことをしてみたかったと思いつつ、なんだかんだ「大学生」してたところもあり、反対に自分の将来を考える時間が少なかったためにもっと早くから色々行動していたら良かった、という2つのジレンマの後悔がありました。


次に思い出。
これは上記の後悔にも書かれていたことも含まれますが、大学生らしいことができたのが僕の思い出です。大学生らしい友達作り、恋人作り、サークル活動、遊び、ドライブ、花火、学祭、テスト勉強、カラオケオール、記憶がなくなるまで飲んだ日、バイト、サークル友達と制服ディズニー、学食を食べるなど。

そして、逆に大学生らしくない、大学生には経験できないという意味では、ファッションショーのモデル活動、被写体活動、ミスコン活動もまた思い出です。友達に「モデルとして活動続けていくの?芸能界とか事務所入らないの?」とよく言われるのですが、ずっとそれに対する答えは変わらず、「趣味として、生活に支障のない範囲で続ける」でした。ミスコン出場なんてすごいと思われますが、これは「運営」という主観で選ばれたもので、更にSNSで顔を晒して投票を集めなければならない、むしろ下手に出て営業しなければいけないようなイメージで、そもそもこんなコンテストに出てなくても大手事務所にスカウトされる人はされるし、売れる人はもうすでにどこかのスカウトマンに見つかっているはずです。

ミスコンから芸能界を目指す人もいますし、僕は否定しませんが、僕はいいかな、やらなくても大丈夫かなと思うだけです。半分ボランティア、半分趣味でも僕を必要としてくれる人がいるならモデルとして僕も協力しますし、全然使って構わないといった感じです。

ファッションショーのモデルは自分が女装を始めるきっかけをくれましたし、素敵な衣装を着ることが出来たのも良かったです。

ミスコンは結局、他の同期の出場者とウマが合わなくて、すれ違いや価値観の違い、喧嘩もありましたが、最後まで僕のわがままに付き合ってくれたり、許してくれたり?してくれたのは本当に感謝しています。自己中で変なやつ、謎なやつ、気持ち悪いやつでごめんなさい。僕も本当は仲良くなりたかったんですけど、頑張っても無理なものは無理みたいです。僕はこれ以上迷惑をかける前に離れた方が良さそうです。
もし、お互い心から許しあえて、愛し合えて、会いたいなと思ってたらまたご飯誘ってください。本当に迷惑ばかりかけてごめんなさい。そして、出会ってくれて、構ってくれてありがとう。


そして、ミスコンでは自分のやりたいことをたくさん出来ました。今の文章を書くこともそうですが、女装、SNS投稿、撮影、ダンス練習、運営も含めて食事をした事、なれないライブ配信など。一人でいることが多い僕なので、人に合わせることや集団で行動することは難しい時もありました。それでも面倒を見てくれて、大学生じゃとても経験できないようなことが出来て僕はとても嬉しいんです。ありがとう。

そして、最後、「感謝」

ここまで要所要所にも言っていましたが、重ねて言いたいのはやっぱり、「ありがとう」ということです。

大学入学式僕と最初に話した人、サークルの同期、先輩、後輩、僕を好きになった人、僕が好きになった人、僕を嫌った人、僕が嫌いになった人、名前を知らないけど話したことある人、学食のおばちゃん、大学以外の活動、被写体、撮影、モデルさん、芸能関係の方、ミスコンで関わった方、一瞬でも僕と関わった全ての人へ

僕と出会ってくれてありがとうございました。

ミスコン出場者だから偉い、自分の顔がいいから偉い、僕が会ってやってるんだ、なんて1ミリも思ったことはありません。

むしろあなたの貴重な人生の時間を僕に割いてくれてありがとう。

おかげでとても濃い大学4年間を過ごせました。間違いなく僕以外の全ての人のおかげです。

                      ありがとう。


僕はこの4年間をまた糧にして、生きていきます。
「会えなくなるの寂しい」なんて言わなくても、僕はネット芸人なのでずっとデジタルタトゥーを生成しながらネットの世界で生きていますのでいつでも会えます。リアルでは会えなくても、心では繋がっています。

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