見出し画像

【不登校体験記】田舎中学生がN/S高生へ②

愛媛県内子町で活動している「学生団体うちのこ」代表の笹岡ほのかです!

私は中学2年生の頃、がっつり不登校でした!
その頃を振り返りながら心と体をどうやって治していったか・当時はどんな思いだったのかをまとめています。




当時考えていたこと

超絶、繊細さんでした!!!(いまも治ってないですが笑)

今思えばかなり視野が狭くなっていましたが、当時はずっと自分について考え悩んでいたので視野が狭いわけがないと思っていました。

そして、自分は正常でなぜか体が壊れている・精神的な病気にかかってるわけがないと思って疑いませんでした。

また、「生きる」「死ぬ」が身近にありました。

人が怖く自分を嫌い、現状や自分の悩みに悩んで結論は死にたい消えたいと思うようになりました。その考え方自体はダメだと思っていても他の考え方が分からない。

正解はないと知っているが自分を責め続けていた。自分を責めている自分にかまってほしいと思っている迷惑なやつだと自分を責めていました。(超考えすぎ)

超絶好きだった部活や体育・給食も、「その時間だけ行くなんてわがままだ」「変なふうに思われないか」と不安になって学校に行くことはありませんでした。

カウンセラーさんと病院vs私

中学2年の秋ごろから、母に心療内科病院と心理カウンセラーに複数連れて行ってもらいました。(学校にいらっしゃるカウンセラーさんにも5回くらいお世話になりました。)

たくさん連れて行ってもらったのですが、「起立性調節障害」と診断されたこと以外あまり覚えていないです。

お医者さん達に何を伝えられたか自分でも分からないからです。

私は心が疲れすぎてしまい、自分の状態を認識できないまま診察を受け続けてしまいました。

お医者さんに自分の状態を伝えて、それが何なのか解き明かしてもらうのが診察だと思います。ですが、自分自身が何が異常なのか分からず受け入れられなくて、伝えることができませんでした。

もしかしたら自分でSOSに気づいていたのかもしれませんが、人に話すと「自分が異常だ」と認めるのが怖くて隠していた可能性もありえますね。

当時の私は「心と体が異常かもしれないのに病名も出ないなんて、私の体は何が本当なの?」と毎度パニックになり泣いてました。

自分の体や心で起こっている異常をある程度書き出した上で病院に行くことをおすすめします。

回復のためにやったこと

自分の体や心を楽にするためにやったことが大きく分けて3つあります!

1つ目は『運動する』ことです。

空が綺麗な朝や夕方に自転車で出かけて、イヤホンをしながら歌っていました!外に出れたことに喜びと自己肯定感を感じて楽しかったです。スマホを置いて一人で行くのが私のこだわりでした。

2つ目は『紙に考えを書き出す』ことです。

4Aの白紙とボールペンを用意して、ふと思いついたことを紙いっぱいに書き見返すという方法です。自分の気持ちを見返せることで、考えすぎをふせぎ思考を整理することができます!

最初の頃は自分の気持ちに気づくことが怖くて、大粒の涙を落としながら書いていました。

3つ目は『認める』ことです。

自分の体や心に起こっていることを、自分自身で認めることはとても大事でした。日々の生活でも、安心できる場所が増えたり人に自分の状態を説明できるようになりました。

様々な記事で言われていることばかりですが、私は自分で編み出した気でいます(笑)

いいなと思ったら応援しよう!